拉致被害者・横田めぐみさんの父 滋さん(87)が死去
記事要約:北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの帰りをずっと待ち続けていた父親の横田滋さん。残念であるが5日に亡くなられたようだ。まずは、心からお悔やみ申し上げる。
管理人も拉致問題については政府の限界を感じていた。正式な軍隊を持たない日本は北朝鮮にとって脅威でも何でもない。だから、こうして拉致された人々を救うことさえできない。日本が弱い国のままでは駄目だと感じたのも拉致問題がきっかけでもあった。あれから、我々は強くなったんだろうか。否、憲法改正もできないのが現状。日本人の平和ぼけも治っていない。
国や領土を失わないとこの国は覚醒しない。もっとも、既に竹島を韓国に奪われているし、尖閣諸島だって中国が支配しようとしている。国防の重要性を理解しない。それが今の現状であり、何も変わってないところだ。横田めぐみさんや拉致被害の救出どころか、北朝鮮のスパイを国に置いている始末。教育がどうとかよりスパイはさっさと追い出せよ。彼らが教育というなら、浚われた横田めぐみさんはその教育を受ける権利さえ奪われた。米国から牙を抜かれた日本が再び、牙を取り戻すにはあと何十年かかるんだろうな。
拉致被害者・横田めぐみさんの父 滋さん(87)が死去
中学1年生の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親で、40年以上もの間、娘の救出活動を続けてきた横田滋さんが5日午後亡くなりました。87歳でした。
横田滋さんは昭和52年、中学1年生の時に新潟市の学校から帰る途中、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親で、40年以上にわたって娘の救出を訴えてきました。
平成9年に拉致被害者の家族会が結成されてからは、会の代表として、妻の早紀江さんとともにすべての都道府県を回り、救出を求める署名活動や1400回を超える講演を重ねてきました。
早紀江さんとともに“拉致被害者の救出運動のシンボル”として活動の先頭に立ってきた滋さんは13年前に家族会の代表を退きましたが、その後も各地で被害者の帰国を訴え続けてきました。
しかし、解決にあまりにも長い時間がかかるなか、足腰の衰えに加え、会話にも詰まるようになり、全国を回っての講演活動などは平成28年3月を最後にできなくなっていました。
めぐみさんが拉致される前日の自分の誕生日に娘からプレゼントされたくしを大切にしてきた滋さん。高齢となり解決が時間との闘いとなる中、被害者の一刻も早い帰国に向けた北朝鮮の決断と日本政府の取り組みを求めていました。
滋さんは、体調を崩しおととし4月から川崎市内の病院に入院していましたが、5日午後、亡くなりました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200605/k10012460061000.html