韓国経済、【12月3日韓国市場の結果】ウォン安注意報が発令!

韓国経済、【12月3日韓国市場の結果】ウォン安注意報が発令!

記事要約:2019年も残り1ヶ月を切りました。本格的な冬の到来ということで、皆様、忙しい時期だと思いますが、昨日の韓国市場を動向をお知らせします。まずは紹介したニュースを振り返りましょう。

12月3日、朝において、遠い英国からの冷たい風が舞い込んできました。ファイナンシャルタイムズが、韓国経済の実情を50年で最悪な状況と発表しました。韓国経済は大きく分けて、アジア通貨危機、リーマン・ショックと2つの危機に直面していましたが、それらを凌ぐ最悪なストームが韓国へ吹き荒れるようです。ですが、風とは厄介なもので、なにも「一方向」から吹くわけではありません。まだまだ強風が吹き荒れる怖れがあるのでご注意を。

次に、バランサー外交と誉れ高い、文在寅政権に中国から大きな嵐がやってこようとしています。中国の 王毅外交担当国務委員兼外相が12月4日に訪韓するようです。 しかも、「警告状」を持参の上ということです。3不+1限を宣言した韓国ですが、先日、中国が懸念しているGSOMIA終了停止を発表しました。この事に何かしら言及する可能性があります。さらに、韓国のTHAAD配備、ファーウェイ製の使用継続などが話しあわれるということです。

そんな、中国から訪れた猛威が韓国に降りかかろうとしている中、米国のワシントンでは第四回目の在韓米軍駐在費交渉が始まっています。米国は50億ドルを防衛費として要請していますが、韓国内から反発が強く、これも大きな暴風となるかもしれません。

最後に韓国市場で吹き荒れている外国人の投げ売りについて。どうやら合計で18日連続で4兆3363億ウォン相当を売りを続けているとのこと。それでは、ウォンとKOSPIの最新動向を見ていきましょう。

ウォンの動向ですが、開幕は1184でスタートしました。ですが、10時前から、売りの圧力が強まり、一時期は1187ウォンまで下げてしまいます。しかし、そこから逆風が吹いたようで、1184ウォン付近まで押し戻しますが、お昼過ぎ頃から、再び突風が吹き荒れ1186ウォンまで下げて終わりました。注意したいのは風というのは、一度、防いだだけでは駄目ということですね。為替介入などという一時的な手段で食い止めても、隙間があれば風は吹き抜けています。

次にKOSPIですが、昨日の2091から下げて始まりました。それから、午前は1%ほど下げていたのですが、少しずつ勢いを取り戻して上昇を続けます。ですが、最初に下降した分は取り戻せず、最後は2084となりました。

それでは、ウォンの時間外取引を見ていきます。4日、午前6時前ですが、1190ウォンとなっています。どうやら、日付が変わる前に1193ウォンまで下がったようですが、少し、買いが入ったようですね。ですが、今日の市場を開ければ1190ウォンの攻防戦が待っていることになります。

以上、ウォン安注意報をお送りしました。時刻は6時前。皆様、今日も楽しくウォンウォッチしましょう。

韓国経済、【12月3日韓国市場の結果】ウォン安注意報が発令!」への11件のフィードバック

  1. 【底抜け脱鮮ゲーム】

    11月の株式市場(KOSPI,KOSDAQ,コーネックス)
    ・外国人の売り越し額…3兆5483億ウォン
     (KOSPI…3兆1720億、
      KOSDAQ…3760億、
    コーネックス…2億)
    ・機関の買い越し額…1兆6467億ウォン
    ・個人の買い越し額…1兆4374億ウォン

    月別の外国人の売り越し
    7月…1兆9162億ウォン
    8月…2兆5930億ウォン
    9月…1兆0329億ウォン
    10月…2205億ウォン
    11月…3兆5483億ウォン

    11/28現在
    ・KOSPIにおける外国人株式保有額
     543兆2200億ウォン
    (KOSPI市場全体の時価総額の38.18%)

    ・KOSDAQにおける外国人株式保有額
     23兆5283億ウォン
    (KOSDAQ市場全体の時価総額228兆9087億ウォンの
    10.28%で、年中最低を記録)

    以上、データです。

    1. GSOMIA破棄撤回の可能性を以前に書いた事があったが、実際になるとは(笑)。
      但し、撤回したのはいいが米国の不信感は消える事はなく逆に増加してる模様!!

      以前と同様に米国政府御用達の格付け会社が動き出し始めたみたいだし、外資が逃げるのは仕方ない。
      あの時は2ヶ月ほどで5、6回格下げがあったように記憶してるんだが・・・。

      そう言えば、LGが横浜だかに自社ビルを作ってるようだが韓国脱出用!?

        1. 外資系が韓国から離脱を進める理由の1つは、米国の韓国に対しての不信感増加だと思う。
          ワシントンでは「破棄を撤回しようが一度、中国の顔色を見て破棄を宣言した以上、韓国は裏切り者だ」との見方が広がってる。

          ただもう1つは韓国の自爆の可能性が高いかも知れない!
          在韓米軍は最小人数より4600人だっけか多く駐留しているのだが、50億ドルの駐留費交渉から韓国側が4~5000人ほど減らせば交渉も楽になると発言があった。
          それが元で米国に金が無いなら地上軍を全て無くし空海軍だけにすれば良いと報道もあった。
          そしてGSOMIA維持を決めた後も、韓国政府高官が相次ぎ「いつでも破棄できる」と公言した。

          韓国が自らを不安定な地域にしていく事で外資が逃げ出したと理解するのが解りやすいのかも知れない。
          最近は、中露も韓国の空域を偵察機や爆撃機をかなりの頻度で飛ばしているようだからな。

          まあ個人的には年内が逃げ出すラストチャンスになるような気はしてるんだがね。

  2. 昨日同様、おそらく全面安での寄り付きとなります。
    ダウ平均、S&P 500 、ナスダック総合がすべて下落している米国の影響で、KOSPI、KOSDAQともに大幅下落からのスタートとなるかもしれません。
    USD/KRWもドル買いの圧力が強く、韓国もどうやらKOSPIを優先し、為替にまで介入する余力はあまり無いようで、思ったように値を戻せていませんし、こちらも大幅下落があり得ます。
    それから本日は各国で特に重要な経済指標の発表があり、米国でもADP雇用統計やISM非製造業景況指数などの重要な経済指標が発表されます。そしてその結果次第では韓国市場にも大きな影響を齎しそうです。

    1. それだけではありません。
      地価がエライ事になっているみたいです。

      「文政権2年間に地価2000兆ウォン上昇…歴代政権で最高」
      https://s.japanese.joins.com/JArticle/260179?servcode=300&sectcode=300

      5chでは『これが経済成長率がマイナスにならないカラクリか』とちょっとした騒ぎになってますね。仮にその通りだとしたら、この土地バブルが弾けた時があの国の終焉ということになりますね。

      記事中では『地価バブルを除去するための強力な投機根絶策を提示すべき』なんて意見が載ってますが、あの大統領がやったら一瞬で…

      1. 不動産価格高騰は、もうかなり前から問題になっており、文政権も不動産関連の税金を上げることや、不動産投資の官民ファンド設立など対策を考えているようですが、どれも不動産バブルが弾け飛んでしまう要因になりかねないため、手が出せない状況のようです。

        1. 流石に心臓にメス入れるほどバカじゃないか。

          それでも爆弾を抱えている事に変わりはありませんから、人為的に爆発するか、自然に爆発するかのどちらかしかないわけですね。

          1. 仰る通りです。韓国経済崩壊のトリガーになる可能性は低いかもしれませんが、この問題が韓国経済にトドメを刺す役割を果たすのではないかと個人的には思っています。

      2. コメントありがとうございます。

        管理人も気になっているのですが、韓国の不動産バブルもここまで行くと、なにが起きるのか。むしろ、怖くて触れられない領域な気がしますね。投機的な目的での投資がほとんどということは本来の価値ではないわけですから、何か規制して爆発とかになれば、目にも当たらない惨状でしょうし。

  3. 米国市場が下がっており、かつ円高で、日本市場も心配ですが、9月中間決算企業の配当が終わり、ボーナス支給後には円安も期待しています。
    さて、12月15日にトランプ大統領の出方や米中貿易協議の行方、王外相の訪韓と韓国相場は楽しみ、いや不安が満載です。景気後退ですから、ウオンもKOSPIも確実に下がるし、外国人投資家は売り越すでしょう。
    取り合えずウオンは1,231ウオン(モンゴルの高麗侵攻)、KOSPIは2020を目指して欲しいですね。15日ぐらいに!

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