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韓国 超円安、改善する韓国の輸出に水を差すか…「鉄鋼・化学が負担になりそう」

韓国 なんだろうな。今、FOMCが開催されており、円が下がっているだけでなく、ウォンも急降下しているわけだが、どうも韓国メディアはのウォン安についてはふれようともしない。それとも、1380ウォン突破してソロウォン陥落しているのに未だに余裕があるとでもいうのか。

外貨準備高もなくなって、最後は国民年金スワップを使った国民年金砲でドルを溶かしている最中で、早く円高になってほしいというのが韓国メディアや韓国アリの悲痛な願いだろう。でも、その願いは悉く裏切られて円テク投資していた韓国人投資家は証拠金不足、追証の嵐である。140円台で買って、今は156円なんだから、凄まじい損失となっていると思うが、問題はまだまだ円が下がる可能性の方が高いのだ。

今、それだけ円動向を見ていると厳しさを感じている。円の動向というのは日本経済だけではなく、アメリカの景気や金利に左右されるのは見てきたとおりだ。そしてFOMC開催中にダウが急落している。日本は大型連休に入っているが、証券市場が開いたら地獄とかやめてほしいんだが。今,アメリカもちょうど企業の決算が色々と発表されてる頃なのだが、どうもその決算を見ていると個人消費は強いが、あまり儲かってないようだ。

では、ダウを見ておこう。

米国株式市場は反落。ダウ平均は570.17ドル安の37,815.92ドル、ナスダックは325.26ポイント安の15,657.82で取引を終了した。

1-3月期雇用コスト指数が予想上回る伸びとなったため、利下げ期待の後退で売られ寄り付き後、下落。賃金インフレが根強く高インフレが想定以上に長期化するとの懸念に長期金利の上昇が嫌気され相場は続落した。

その後に発表された4月シカゴ購買部協会景気指数や消費者信頼感指数が予想を大幅に下回ったためスタグフレーション懸念も再燃しさらなる売り圧力となった。終盤にかけ、タカ派連邦公開市場委員会(FOMC)を警戒した売りも強まり、下げ幅を拡大し、終了。セクター別では、家庭・パーソナルが小幅高となった一方、自動車・自動車部品が下落した。

製薬会社のイーライリリー(LLY)は第1四半期決算で売上高が予想に達しなかったが、肥満症治療薬「ゼップバウンド」の売り上げが予想を大きく上回ったほか、24年の売り上げ高と利益の見通しを上方修正し買われた。半導体メーカーのエヌエックスピー・セミコンダクターズ(NXPI)は第1四半期決算で調整後の1株利益や第2四半期の見通しが予想を上回り、上昇。オンライン決済のペイパル・ホールディングス(PYPL)は第1四半期の総支払い額が強く、上昇。

ファーストフード・チェーン運営のマクドナルド(MCD)は中東での戦争を巡るボイコットや低所得者層の売り上げ減が影響し、第1四半期の既存店売上高が予想を下回り、下落した。大麻・麻製品メーカーのティルレイ・ブランズ(TLRY)はバイデン政権が大麻を巡る連邦規制を緩める再分類検討が報じられ、上昇した。飲料メーカーのコカ・コーラ(KO)は強弱まちまちな四半期決算が嫌気され、下落。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はさらなる雇用削減計画が警戒され、下落した。

オンライン小売のアマゾン(AMZN)は取引終了後に四半期決算を発表。1株利益や売上高が予想を上回り、時間外取引で買われている。

NY株式:NYダウは570ドル安、高インフレの長期化を警戒 | 市況 – 株探ニュース (kabutan.jp)

最近、こちらが注目している米決算はEVのテスラなのだが、これは韓国経済にとってもテスラの売れ行きが二次電池、EVバッテリー供給する韓国企業の売上につながるのでしっかりチェックしておきたい。ただ、たまに取り上げるが、今のテスラは嘗ての勢いは全くない。

では、レイオフのニュースを見ていこう。

[30日 ロイター] – 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は上級幹部を削減し、従業員数百人を追加でレイオフ(一時解雇)する。マスク氏が送った電子メールの内容をニュースサイト「ザ・インフォメーション」が30日伝えた。

マスク氏は販売の落ち込みとレイオフのペースに不満を抱いているという。

報道によると、スーパーチャージャー部門のシニアディレクター、レベッカ・ティナッシ氏と新製品担当責任者ダニエル・ホー氏が30日に退職する。

マスク氏はスーパーチャージャー部門に所属する約500人を含め、両氏の部下は全員解雇されると伝えた。

「これらの措置によって人員削減とコスト削減について、絶対的な強硬姿勢で臨む必要があることが明らかになることを望む」とし、「一部の幹部はこれについて真剣に考えているが、大半はそうではない」と指摘した。

退職したローハン・パテル氏が率いていた公共政策チームも解散する。

米テスラのマスクCEO、数百人の追加人員削減を計画-報道 (msn.com)

以前に6000人解雇して、さらに500人以上、解雇すると。これを見る限りではテスラのEVがオワコンてことなんだろう。EVで夢を見ていた時代は終焉を迎えたのか。テスラについてきた韓国のバッテリー企業も軒並み全滅ということだ。

なんだろうな。生成AIよりも先にEVが取り沙汰されていたのだが、今はすっかり生成AIのほうが圧倒的な需要となってしまった。ただ、EVは全固体電池をトヨタが実装してからが本番だとおもうので、数年後にどうなっているか難しいところだ。テスラがどうするのか。このままEV一本で行くのか。他の自動車メーカーはハイブリッドを慌てて製造し始めているが。

それともう一つ気になるニュースが出てきた。トランプ前大統領が、再当選したら在韓米軍撤退させるという話を紹介したが、あれに最新のソースが出てきた。なんと2024年4月30日にトランプ氏が述べたのだ。これだけでもトランプ氏に是非とも、もう一度、大統領になってもらいたいよな!

「米韓両国が、在韓米軍の駐屯費用のうち韓国が負担する費用を定めるための新たな交渉に入った中、ドナルド・トランプ前大統領は韓国がもっと多くの費用を負担しない場合、在韓米軍を撤退する可能性があることを示唆した」と、米時事週刊誌”タイム(TIME)”が30日(現地時間)報道した。

トランプ前大統領は、この日に公開されたタイム誌とのインタビューで「われわれにおいては危険な場所に4万人(実際には2万8500人)もの軍人がいるが、これは話にならない。なぜわれわれが他の人を守るのか。われわれは今、とても豊かな国(韓国)に対して言っているのだ」と語った。

タイム誌はこの発言に関して「トランプ前大統領は在韓米軍を撤退する可能性があることを示唆した」と解釈した。

米韓両国は定期的に防衛費分担特別協定(SMA)を締結し、在韓米軍の駐屯費用に関し韓国が負担すべき費用を定めている。

このことに関し、いわゆる「無賃乗車」に反対し同盟を「取引」という観点でみているトランプ前大統領は、在任期間であった2019年に防衛費の分担金を前年度の6倍ちかい額で要求し圧力をかけていた。

トランプ氏が「在韓米軍の撤退」を示唆…「なぜわれわれが守らなければならないのか」=米メディア | wowKorea(ワウコリア)

そりゃ、ムン君はなんだかんだでトランプ氏の要求を無視して在韓米軍増額比を払わなかったものな。トランプ氏がそれを忘れてるわけないものな。しかし、素晴らしいニュースだな。そもそも韓国は北朝鮮関連でも既にいらないものな。在韓米軍を朝鮮半島に置いとく理由もなくなる。

では、ネットの意見を見ておこうか。

1.米軍が韓国から撤収したらロシアと北朝鮮が一気に南下だろう
トランプとか欧州からロシアが手を引く代わりに取引で半島売り渡すかもな
元々戦前はその方向だったし中国よりかはいいんじゃないの
ロシアは太平洋にまでは出てこないし

2.米軍が撤退したら韓国との友好は必要無くなるからGSOMIAも不要になるなw
韓国は名実共にレッドチーム行き確定w
アメリカのトラさん最高w

3.G8とかこんな事で文句言ってるドケチなんだから笑える
そりゃ呼ばれるわけもない
NATO会合出るらしいけど韓国はウクライナ支援もっとやれって言われるよ

4.米国はこのまま韓国というお荷物抱えて第三次世界大戦へ行くのか

5.せめて韓国がかかった費用を出すのならば話は変わって来るんだろうけどねぇ

6.アメリカはもうソウルは捨てる。中部の米軍基地から南があればいいという方針。

7.米軍は撤退するしサプライチェーンからはハブられるし
ハシゴ外されてるのにまるで気付いてない茹で蛙韓国

8.米国「韓国は最低の同盟国」

9.韓国は簡単に破綻するなよ。阿鼻叫喚状態を晒してもっと世界を楽しませろよ

10.トランプ「気にするな、どうせ大したことは言っていない」

以上の10コだ。

秋の大統領選挙でバイデン氏が勝とうが、トランプ氏が勝とうが、韓国は切り捨てられたのだから,程度の差でしかない。でも、バイデン氏はあまり面白くないのでトランプ氏でお願いします。トランプ氏が当選するころには、ユン氏も弾劾されているかもしれないしな。

では、本題にはいろうか。

日本の円安がさらに加速して韓国企業がどんどん追いやられてる。そりゃそうだよな。日本の輸出に価格競争力が増加するからな。韓国がいくらウォン安でも半導体以外は売れないのは日本が円安だからである。つまり、韓国は日本が円安である限り、危機的な状況が続くてことだ。

では、記事を引用しよう。

対ドル円相場が34年ぶりに160円まで円安が進む超円安は韓国の産業と貿易にも負担だ。世界市場で日本企業と競争する韓国企業の輸出競争力が低くなりかねないためだ。

韓国貿易協会によると、先月29日基準で対ドルのウォン相場は今年に入って5.9%、対ドルの円相場は12.4%それぞれ下がった。ウォンも下がったが円の下落幅が大きかったという意味だ。

過去よりは少ないが伝統的に円安深化は韓国の輸出にマイナス要因とされる。韓国経済研究院によると、2020年基準で韓国と日本の輸出競合度は69.2だ。米国の68.5、ドイツの60.3、中国の56.0などと比較すると主要国で最も高い。これは韓日両国の産業と輸出構造が他の国よりも似ているためと分析される。

対ドル円相場が1ポイント下がれば韓国の輸出価格は0.41ポイント、輸出量は0.20ポイント下落する。日本商品のドル建て価格が下がり海外市場で競合する韓国商品が価格競争で押されることになるという意味だ。

最近の超円安により懸念が高まった分野は鉄鋼業界だ。中国製鉄鋼の低価格攻勢でそうでなくても厳しい状況で日本製鉄鋼製品の韓国への流入が増えるからだ。円安が続いた昨年の日本製鉄鋼材輸入量は560万6724トンで前年比3.1%増加した。

鉄鋼業界関係者は「低価格攻勢を行う中国と違い、日本は高品質の熱延鋼板を韓国市場に輸出している。今年円安が深化し昨年より多くの量が韓国に入ってくるだろう」と話した。続けて「韓日民間協議体を通じダンピングで入ってくる部分に対してはアピールし続けている」と伝えた。ポスコホールディングス鉄鋼部門の営業利益が昨年4-6月期の1兆ウォンから今年1-3月期には3000億ウォン台まで下落するなど韓国の主要鉄鋼メーカーの収益性も悪化している。

石油化学と自動車なども打撃が懸念される。韓国貿易協会の報告書によると韓国と日本の輸出競合度(1に近いほど輸出構造が似ており競争深化)は2022年基準で0.458だ。産業別で見れば石油製品が0.827、自動車・部品が0.658、船舶が0.653、機械類が0.57など、競合度が高かった。

しかし韓国の貿易構造多角化などで以前より為替相場の影響力が減っただけに韓国の輸出品の競争力低下が大きくはないという反論もある。韓国の主要輸出品が海外市場で価格競争力にだけ依存せず、差別化された品質と技術競争力を前面に出していることも過去とは変わった点に挙げられる。一例として昨年から長期化した円安にも電気自動車輸出は好調を見せており、造船会社は世界市場で液化天然ガス(LNG)運搬船など高付加価値船舶の受注を独占している。

貿易協会のチャン・サンシク動向分析室長は「円安深化が韓国の貿易全般に影響を与えるよりはすでに供給過剰が問題になっている鉄鋼、化学などの分野の企業に負担要因になるものとみられる」と話した。

超円安、改善する韓国の輸出に水を差すか…「鉄鋼・化学が負担になりそう」(中央日報日本語版) – Yahoo!ニュース

まあ、韓国メディアは円安のせいにしているが、韓国企業が売れないのはもっと別の問題があるんじゃないか。しかも、昨年はEVが好調とか。ただのコロナ禍から脱却と、車載用の半導体が不足していて、自動車需要が急増したからにすぎないのに。現代自動車は今年、輸出が好調なら円安の影響を受けないとかいえるんだが、どのみちトヨタの4兆円とか、営業利益に全く勝てなかったのだから韓国の輸出競争力が低下している。それで現代自動車はいつトヨタを抜くんですか?昨年はさらに差が拡大しましたが。