【海自】潜水艦「そうりゅう」、高知県足摺岬沖で民間商船と衝突事故…艦橋がゆがみ、右舷潜舵が折れ曲がる損傷
記事要約:昨日、海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が高知県足摺岬沖で民間商船と衝突事故が起きて乗組員3人負傷したことは知らせたが、あれからもう少し詳しい情報が出てきた。
そもそも衝突した潜水艦が「そうりゅう」だったのかと管理人は驚いてるわけだが、艦橋がゆがみ、右舷潜舵が折れ曲がる損傷という。また、ぶつかった船は香港船籍の貨物船「オーシャン・アルテミス」らしく、中国人船員が約20人とのこと。
幸い、民間商船の方は何事もなく無事だったようだが、どうしてこのような事故が起きたかはまだわかっていない。とりあえず、損傷箇所の写真があるのでどうぞ
どうやらぶつかったのは潜水艦の頭の部分みたいだ。確かに折れてるように見えるな。しかも、通信まで一時不能となったようだ。
>海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が高知県足摺岬沖で民間商船と衝突した事故で、そうりゅうは艦橋のゆがみや、船体中央から横に延びる「潜舵」のうち右舷側が折れ曲がるなどの損傷があったことが9日、海自への取材で分かった。潜舵は航行時の深さを調整する役割がある。そうりゅうはアンテナも損傷して外部との通信が一時不能になり、事故発生を連絡できるまで3時間以上かかる結果になった。
そりゃ、潜水艦が浮上して海上の何かにぶつかるようなことは想定してないかもしれないが、もろすぎませんかね。アンテナ損傷して通信が一時不能になるとか、わりと致命的ではないのか。そもそも事故が起きたのは海上のチェックを怠ったものだとおもうんだが、その辺りはどうなんだろうな。まさか、浮上するエリアで民間船が見えませんでしたではないよな。突然、ワープしてきたわけではあるまい。
>第5管区海上保安本部(神戸)は、9日午前7時から高知港でそうりゅうの調査を始め、原因究明に乗りだした。海自も8日に事故調査委員会を設置しており、当時の詳しい状況の解明を進める。
原因究明はしないといけないが、前方不注意?頭上不注意?なのかはよくわからないが、詳しいことがわかればまた紹介する。
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【海自】潜水艦「そうりゅう」、高知県足摺岬沖で民間商船と衝突事故…艦橋がゆがみ、右舷潜舵が折れ曲がる損傷
艦橋にゆがみ、かじ折れる 潜水艦「そうりゅう」衝突
海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が高知県足摺岬沖で民間商船と衝突した事故で、そうりゅうは艦橋のゆがみや、船体中央から横に延びる「潜舵」のうち右舷側が折れ曲がるなどの損傷があったことが9日、海自への取材で分かった。潜舵は航行時の深さを調整する役割がある。そうりゅうはアンテナも損傷して外部との通信が一時不能になり、事故発生を連絡できるまで3時間以上かかる結果になった。
第5管区海上保安本部(神戸)は、9日午前7時から高知港でそうりゅうの調査を始め、原因究明に乗りだした。海自も8日に事故調査委員会を設置しており、当時の詳しい状況の解明を進める。
5管によると、高知海上保安部の巡視船「とさ」をそうりゅうに派遣し、外観の撮影や艦内に乗り込んで調べを進めるとしている。海保関係者によると、衝突した相手の商船は香港船籍の貨物船「オーシャン・アルテミス」とみられ、乗組員は中国人約20人という。
https://www.sankei.com/affairs/news/210209/afr2102090002-n1.html
修理できるのかな。それが気になる。
ここに衝突事故の海外の記事の紹介がありますね。
それから、兵頭氏によると大型貨物船の下をあえて航行するのは当たり前らしいですが。
インド海軍が米軍艦仕様の127ミリ砲(5インチ砲)を受領。それまでの76ミリとロシア製100ミリを換装する。 – 兵頭二十八ファンサイト 半公式 (st2019.site)
「なだしお」の時だったか、「えひめ丸」の時だったか、潜水艦は浮上する前、パッシブソナー(水中聴音)、アクティブソナー(ピンガー)で周りに船舶が居ないことを確認した後、潜望鏡で周囲確認し浮上すると聞いた。貨物船は停泊してたのかな?そうでないとパッシブソナーで見つからない筈はない。いずれにせよ浮上手順がまともじゃない。
海自はルール規則は徹底して守る。悪いのは民間船ではないか?規定航路を、外れた。又はそもそも申請を出していない。そして中華工作員の陰謀の可能性。むしろこっちを疑ってしまう。
もし そうであったとしても潜水艦が浮上するとき水上の船に衝突するなど 絶対にあってはならない事故ですね。
もしそうだとしたら、中国の工作船はそうりゅうに気付かれないで追跡し、浮上の瞬間を狙って船底をぶつけるという神業をやってのけた事になるが。