韓国経済、【中央日報コラム】これからは「できないものはできない」と言おう=韓国
記事要約:セウォル号沈没事故で数々の斜め上が白日の下へ晒されたわけだが、韓国の新聞がいつも通り、殊勝なコラムを書いている。そのコラムはいつも面白いのだが、彼らはまた同じ失敗を繰り返す。すでに取り上げたとおり、地下鉄が衝突事故を起こした。そんな危険な国に心配だけど行くという愚かな日本人は本来あり得ないのだが、なぜか、それでも修学旅行を決行しようという日本の学校もある。何を考えているのか知らないが、まずは校長の税務調査から始めると良いと思われる。
少し話がずれた。韓国メディアは大きな事故を起こす度に国民に反省を促す。今回は「できないものはできない」という精神だ。船の過積載が当たり前になっていて現状を嘆いたものであるが、管理人は違った感想を持ってる。韓国人が最も間違っているのがこの時点でおわかりだろう。「できないものできない」と言おうではないだろう。それは明らかに「法律に反しているから駄目」だという心構えだろうに。この時点でこのコラムがおかしいことに気づくわけだ。つまり、読む価値もない駄文である。韓国メディアがおかしいのか。韓国人が狂っているのか。おそらく両者である。
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韓国経済、【中央日報コラム】これからは「できないものはできない」と言おう=韓国
「できません。」
バス運転手の返事は断固たるものだった。お金をより多く出すと言った。それでも返事は同じだった。「できません。」
3月にスイス・ジュネーブで体験したことだ。最終作業中であるジュネーブ・モーターショー会場と前夜祭の行事を見て回った。 遅い夕食を食べて宿舎に到着した時間は午後9時を越えていた。モーターショー開幕日である翌日の取材が心配だった。 プレスセンターに早く行かなければ席を取るのが難しいと聞いた。午前6時頃に出発しても7時過ぎにやっと到着する距離であった。 ラッシュアワーも避けなければならなかった。ところが貸切りバスの運転手はまったく聞く耳を持たなかった。ガイドが何度も話をしたが 効果がなかった。「バスの運転手が夜間に最低9時間の休息を取るのはスイスでは義務だ。そうしなければ私が処罰を受ける。 バスに運行記録測定装置がついている。」
なす術がなかった。運転手の休憩時間を計算し、翌日午前7時頃に出発した。頭では理解した。「やはり先進国だな」と。 内心は皮肉を言った。「このように融通性がないから…」と。やればいいことだと思った。1時間余り運転したら、運転手は夕方まで ずっと休めば良いのだった。「できない」の前で「やればできる」は自分でも知らないうちに身についていた行動規範だった。 その闘志と情熱が我々の暮らしが今の水準までになった根源だと感じた。しかし、もう優先順位を変えることにした。セウォル号が そのように言っているように思えるからである。
仕事と暮らしの中で「やればできる」の威力はすごい。事故があった直前、カン・ドクスSTX会長が拘束された。内部の要人によれば 禍根となった中国の大連造船所の引き受けをカン会長が推進した時、相当数が否定的だった。しかし結局誰も止められなかった。 分かっているではないか。日常的な業務でも「やればできる」を前にして「できない」がどれほど困難なのか。「できない」とは無能の別名でもあった。 我々はそう習い成長し、また教えている。
セウォル号の事故にも常識的に推察できる図がある。さらに積めと言われれば積み、無理をしてでも行けと言われれば行ったのであろう。 一度やって何の問題もなかったのに2回目はなぜできないのかと言っただろう。「やればできる」と言いながら。偉い人の指示ばかりがそうなのではない。 「やればできる」はこまごまとした暮らしの中に入り込んでいる。我を張って粘ると、できないことができた。声の大きい人が勝つと、皆が声を大きくした。 安全は不便さの代価なのに不便でなくてもできる大声を張り上げた。
「やればできる」によって今のレベルの暮らしを得たことを否定することはできない。だが、その中は本当にできたのでなく、できたように見えたことだらけであった。 遅すぎる嘆きということが分かる。それでも国家改造まですると出たとすれば、仕事と暮らしの根本まで変えなければならない。大統領は父のキャッチフレーズだった 「やればできる」を越えるべきだ。今は「やればできる」という言葉を私の暮らしと仕事の優先順位の下の方にして代わりに次の言葉を入れる。「できないことはできない」
キム・ヨンフン経済部門次長
中央日報/中央日報日本語版 2014年05月02日11時38分
(http://japanese.joins.com/article/897/184897.html)
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