日別アーカイブ: 2024年5月3日

円安 韓国車は泣いて、日本車は笑って…米国市場で食い違った成績表

円安 おかしいな。先日、読んだ記事だと日本の円安は韓国企業にとってはたいした脅威にならないとか専門家が指摘していた記憶があるんだが、なら、どうして米国市場で韓国車は売れないんですか?現代自動車のEVは好調なんですよね?トヨタを数年後に抜くんですよね。

ちょっと振り返って爆笑しようか。

石油化学と自動車なども打撃が懸念される。韓国貿易協会の報告書によると韓国と日本の輸出競合度(1に近いほど輸出構造が似ており競争深化)は2022年基準で0.458だ。産業別で見れば石油製品が0.827、自動車・部品が0.658、船舶が0.653、機械類が0.57など、競合度が高かった。

しかし韓国の貿易構造多角化などで以前より為替相場の影響力が減っただけに韓国の輸出品の競争力低下が大きくはないという反論もある。韓国の主要輸出品が海外市場で価格競争力にだけ依存せず、差別化された品質と技術競争力を前面に出していることも過去とは変わった点に挙げられる。一例として昨年から長期化した円安にも電気自動車輸出は好調を見せており、造船会社は世界市場で液化天然ガス(LNG)運搬船など高付加価値船舶の受注を独占している。

今回の記事で韓国の輸出品の競争力低下が大きくはないという反論が全く嘘だということがわかるのだが、そりゃそうだろう。視聴者さんが日本製と韓国製なら、少し高くても日本製を選ぶだろうと突っ込んでいたがその通りだ。実際、世界中の企業は日本製を選択しているので日本の輸出は絶好調である。韓国の輸出は回復してきたと述べているが、それは半導体だけなんだよな。造船のシェアがどうとか書いてあるが、利益度外視して引き受けているだけからな。

そもそも韓国は日本の技術をパクっているから競争分野が多いのは当たり前なんだよな。最近、日本の企業もガードは少しは固くなったと思うが、まだまだ一般人にまで韓国人のパクりは知られてない。特に農作物は酷いよな。日本の品種が気がつくとパクられて韓国で大人気になっていたりするからな。いちごとか。シャインマスカットとか。色々あるがどれもこれもガードが甘いといわざるを得ない。

ああ、そういえば日本でオレンジが足りなくてオレンジジュースが飲めなくなるという話がある。カカオが高騰してチョコレートが値上げしていることは伝えたが、オレンジジュースについてもみておこうか。これも実は円安が影響している。

では、記事を引用しよう。

幅広い世代に親しまれ、身近な存在のオレンジジュースが、今スーパーから姿を消す「品薄状態」になっている。

アサヒ飲料のバヤリースオレンジや、森永乳業のサンキストオレンジなど大手飲料メーカーでは、相次ぎ商品の販売を休止。さらに、オレンジジュースの代替え商品まで登場する事態に。

いったい何が起きているのか?

取材班はオレンジジュースを製造するトモヱ乳業に向かった。製造部の国府田正徳部長に聞くと、現在の製造量は1日約2万本だが、以前は約3万本製造していたという。

オレンジの2024年の仕入れ値は、2022年と比べ、4倍となる1リットルあたり最大1000円以上まで高騰しているという。

トモヱ乳業購買部の落合正行部長に、このままではオレンジジュースが飲めなくなるのか聞くと「可能性はゼロではない。売れ行きも落ちていて、今オレンジジュースがすごく高い物になっている」と答えた。

オレンジ高騰の背景にあるのは、輸入不足。日本果汁協会の川村和彦さんによると、国内のオレンジの大半がブラジルからの輸入に依存しているが、その供給量が3分の1まで減少しているという。天候不順でブラジルの不作が続き、アメリカでもオレンジが不足しているため、「ブラジルから買う競争で日本が円安で買い負けしている」というのだ。

オレンジの世界的産地であるアメリカ・フロリダ州を2022年、2023年にかけ、ハリケーンが襲来し、アメリカでオレンジが不足した結果、ブラジル産オレンジの奪い合いが起きているという。しかし、歴史的な円安に見舞われている日本は、競争力が弱いため、他国に買い負けてしまっているというのだ。

こうした状況の中、セブン – イレブンでは、オレンジに代わり、“国産ミカン”を使用した新商品を発売している。“オレンジジュースショック”は、しばらく続くとみられる。

オレンジジュースが高級品に…世界的不作で奪い合いも円安の影響で日本が「買い負け」異例の品薄に (msn.com)

オレンジなどの柑橘系は気分をすっきりさせてくれるので、たまに飲むのだが、今はこのようにオレンジ奪い合いが起きているらしい。でも、日本にはミカンはけっこう作られているだろうから、そこまで深刻なことにならないとおもうんだが。ブラジル産のオレンジを買うのは昨年が130円程度だとすれば、今は150円だもんな。そりゃ値段が違うよな。

でも、オレンジがなくても、レモンやグレープフルーツなどのジュースは普通に売られているので、オレンジにこだわる理由はあまりないな。なければないで困ることはないか。

ああ、そうだ。FOMCが終わった朝に円が157円から153円になったわけだが、どうやらこれも数兆円の為替介入があったようだ。ブルームバーグだと3.5兆円らしい。160円の日銀砲が5兆円。157円の日銀砲が3.5兆円。遇わせて8.5兆円となる。凄まじい桁だな。むしろ、1兆円使わないと1円上がらないという驚愕の事実でもあるが。

(ブルームバーグ): 円相場が一時1ドル=153円台へ急伸した日本時間2日早朝の外国為替市場で日本の通貨当局は円買い介入を行っていた可能性が高い。日本銀行が2日公表した7日の当座預金増減要因の予想値と市場の推計値に大きな開きがあり、介入が要因とみられる。

為替取引の決済の結果は、介入が行われた場合、7日の日銀当座預金残高の見通しに表れる。為替介入などが反映される財政等要因の減少額は4兆3600億円。東京短資では7000億円程度、上田八木短資では1.1兆円の減少を予想しており、平均との差額である約3.5兆円が介入の規模と推定される。

東短リサーチの高井雄一郎研究員は、「財政等要因の数字の下振れが大きく、3兆円程度の円買い介入を実施した可能性が高そうだ」と指摘。為替市場が薄いところで実施したとの見方も出ていた中で、「前回4月29日よりやや少ないというのはイメージに合う」と述べた。

円相場は2日午前5時から6時までに157円台から153円ちょうど付近まで急伸した。先月29日に続いて日本の介入観測が高まる中、神田真人財務官は「為替介入の有無については今、お話できることはない」とブルームバーグの取材に答えていた。日銀の当座預金残高の予想値が市場の推計値との差が大きければ、介入が実施されたとみられるため同データに再び注目が集まっていた。

三井住友銀行の鈴木浩史チーフ・為替ストラテジストは、3兆円程度の介入の可能性を指摘し、「市場取引がかなり薄い時間帯に入ったということもあって、かなり小さい金額で値幅が相応に出たという印象がある」とした。米連邦公開市場委員会(FOMC)の直後でも、日本時間でなくても24時間体制で介入するとの警戒感を与えることにより、日本の連休や米雇用統計の発表を控える中で一定のけん制をしたかったのではないかとの見方を示した。

  米CMEグループが電子メールで質問に回答したところによると、ドル・円は同社のプラットフォーム(EBSスポット取引)上で米国市場の取引が終了する日本時間2日午前6時までに420億ドル(約6兆5200億円)余りが取引された。このうち約8割を占める332億ドル余りが午前5時から6時の間に行われた。

日本は約3.5兆円の為替介入実施した可能性、日銀当座預金見通し示唆 (msn.com)

このようにFOMC後でアメリカの市場が閉まる時間に為替介入すれば少ないドルで円を動かすことができたと。それでも1兆円いるんですけどね。実際,この介入は24時間,日銀砲をスタンバイしているということで、ヘッジファンドに恐怖を与えるには悪くなかったと思う。

では、本題にはいろうか。

韓国車が米国市場で売上を減少させるなか、日本車は好調のようだ。

では、記事を引用しよう。

韓日の自動車メーカーが米国市場で食い違った成績表を受けている。今年に入って、韓国自動車ブランドの販売台数は減少した一方、日本ブランドは増えたことが分かった。

2日(現地時間)、現代(ヒョンデ)自動車の米国法人は今年4月、米市場で7万4111台(「ジェネシス」を含む)を販売したと発表した。これは昨年4月の販売台数(7万6669台)より3.3%減少した数値だ。今年1~4月の累積販売台数も27万3692台で、前年同期比0.4%減少した。起亜(キア)の米販売法人は今年4月、6万5754台を販売し、昨年4月(6万8205台)より販売台数が3.6%減少した。今年4カ月間、起亜の累積販売台数は24万5375台で、昨年同期の販売台数(25万2341台)に比べて2.8%減少した。現代自動車グループは「主要レジャー用車両(RV)のモデル交換を控え、老朽化したモデルの販売が一時減少した影響」と説明した。現代自動車は最近、米市場で「サンタフェ」のフルチェンジモデルの販売を開始した。販売台数1位の「ツーソン」も、商品性を改善したモデルをまもなく発売する。

内燃車の販売台数は減少したが、エコカーの販売は増えた。現代自動車は今年4月、米国でハイブリッド車1万96台を販売したが、月間基準で1万台を突破したのは初めてだ。起亜自動車は4月だけで純電気自動車5045台を販売し、月間電気自動車販売台数5000台を初めて超えた。特に、大型電気自動車EV9は1572台を販売し、昨年末の発売以来、月間最大の販売台数を記録した。

韓国車の米国市場での販売が低迷している中、日本車の販売台数は前年より大幅に増えた。トヨタは今年4月、米市場で18万3339台を販売し、昨年4月(15万9138)比販売台数が15.2%増加した。ホンダも今年4月に10万6042台を販売し、前年同期比3.2%増加した。日本車の米市場での善戦は、今年1~4月の販売台数を合算すると、さらに明確になる。トヨタは昨年1~4月に56万443台を販売したが、今年の同じ期間には66万9967台を販売し、前年比販売台数が19.5%増加した。ホンダとマツダも今年1~4月の累積販売台数が前年比それぞれ15.7%、8.7%増加した。

2022年から半導体の不足で苦戦していた日本車は最近、米市場で勢いを増している。トヨタは最近、第9世代「カムリ」を発売したが、前の世代より販売価格を下げ、米市場ではハイブリッドモデルだけを販売している。現代自動車がジョージア州に建設している電気自動車専用工場でハイブリッド車を生産すると最近発表したのも、日本車の攻勢に対抗する戦略とみられる。

韓国車は泣いて、日本車は笑って…米国市場で食い違った成績表 | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com)

あれ?現代自動車はEV一本で行くんじゃなかったのか?いつのまにハイブリット車を生産するとか発表しているんだ。今からハイブリッドカーを生産してトヨタに追いつくわけないだろうに。しかも、過去最高の4兆円の利益を上げたトヨタがさらに米市場で販売台数伸ばしているとか。すげえな。

トヨタは今年4月、米市場で18万3339台を販売し、昨年4月(15万9138)比販売台数が15.2%増加した。ホンダも今年4月に10万6042台を販売し、前年同期比3.2%増加した。日本車の米市場での善戦は、今年1~4月の販売台数を合算すると、さらに明確になる。トヨタは昨年1~4月に56万443台を販売したが、今年の同じ期間には66万9967台を販売し、前年比販売台数が19.5%増加した。ホンダとマツダも今年1~4月の累積販売台数が前年比それぞれ15.7%、8.7%増加した。

どう見ても円安効果ですよね!140円台から150円になって、日本車がさらにお買い得となりました。韓国ウォンはそんなに大きく変わってないからな。日本の庶民は輸入物価が上がる円安を心配しないといけないが、輸出に関しては円安効果は絶大なので韓国製品が売れなくなるのは当然だ。ほら、だから韓国も1500ウォンぐらいにして日本に対抗すればいいじゃないか。

でも、韓国製品がいくら売れないからといって日本の円安のせいにされても困るよな。日本は100円とかで売ってきたわけだからな。まあ、円安はいつまで続くかはわからないが、韓国製品は淘汰されるぐらいは続くかもしれないな。ポスコ倒産ぐらいまで追い詰めてくれると面白いんだが。