韓国経済、韓国の輸入物価、歴代最大幅の下落…国際原油価格下落の影響
記事要約:韓国の輸入物価が歴代最大幅に下落をしている。韓国銀行が発表した資料「2015年12月輸出入物価指数」によると、昨年の輸入物価指数は80.36で、2014年94.92に比べて15.3%も低くなったそうだ。つまり、輸入商品の価格が下がっているということになる。
ただ、どう見ても輸入商品の価格が下がったよりは、国産原油価格の下落による原油輸入の価格が減少しているためだ。つまり、輸入商品、とりわけ輸入食料の値段はあまり下がっていないと思われる。もっとも、輸入商品は1200ウォンと為替レートが付いたので、これから「高く」なる。通貨安になると、韓国が輸入するときの価格はつり上がる。
これは日本が円安になったとき、様々な食料品の値段が上がったのと同じである。つまり、輸入物価が下がっていると喜んでばかりもいられないわけだ。原油も確かに大事な資源だが、庶民にとっては食料の値上げの方が痛い。
米国、EU、中国のFTAで関税が撤廃されれば、庶民は輸入商品を安くで買えるという利点がある。もっとも、これ以上のウォン安が進めば本当に安くなるかのさえ怪しくなるわけだが。
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韓国経済、韓国の輸入物価、歴代最大幅の下落…国際原油価格下落の影響
昨年、原油をはじめとする国際原材料価格が下落した影響で、韓国の輸入物価が歴代最大幅で落ちるなど輸出入物価が4年連続で落ちた。
12日、韓国銀行が発表した資料「2015年12月輸出入物価指数」によると、昨年の輸入物価指数は80.36で、2014年94.92に比べて15.3%も低くなった。これは韓国銀行が1971年に統計を取り始めて以来、年間基準としては最大の落ち幅となる。
輸入物価の下落傾向は国際原油価格が下落した影響が大きいものと見られる。ドバイ原油基準で2014年末1バレル=60.23ドルだった原油価格は2015年末34.92ドルと、40%以上も落ちた。
昨年の輸出物価指数も83.52で前年と比較すると5.2%落ち、輸出物価と輸入物価ともに2012年から4年連続の下落となった。
(http://japanese.joins.com/article/728/210728.html?servcode=300§code=300)
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