韓国経済、ウォン高止まらず 韓国当局が共同対応の可能性
記事要約:今週、韓国のウォンがウォン高になることはある程度予想できた。それは、次期のFRBの議長がイエメン氏がハト派だということで、ドル安になるだろうという見通しがあったためだ。今のところ、それほどバーナキン氏と政策の違いはあまり見られないと思うのだが、アメリカがドル安で輸出回復を狙っているのだろうか。それに関連して、韓国ではウォン高に見舞われている。
午後辺りから急に下がっているのは政府の為替介入だろう。今週の予想レートは1055~1070なのだが、実際、介入がなければウォン高なので、週末には1060まで戻そうとするのではないかと睨んでいる。1055がターニングポイントなので、ここを超えてしまうと韓国の輸出は相当危機的な状況となる。