韓国経済、サムスン、減収減益に歯止めかからず窮地…スマホ事業、世界でも中韓市場でも減速
記事要約:米アップルの凄いところはiPhoneというスマホを作っただけではなく、それを毎年、モデルチェンジさせるという習慣を世界中に浸透させたことではないかと、管理人は感じている。そして、それには強力なブランドの力が必要となる。
今、日本のスマホは米アップル一人勝ち状態なわけだが、なぜ、日本人はiPhoneをこれほど広く使用するようになったのか。それはブランドの力だ。日本人は高品質、高性能な機能にわりと敏感で、新しいものが出たら、次々と機種変更する人が多い。実際、これは今までの「家電」の常識を覆したといっても過言ではない。
例えば、テレビや冷蔵庫で新しいのがどんどん出ていても、普通は壊れるまで使い続ける人が多いだろう。だが、携帯やスマホに関してはどうだろうか。テレビや冷蔵庫だって、毎日、使うものなのに、なぜ、携帯やスマホだけ、新しいのが出たら欲しくなるのか。それがブランドの力なのだ。アップルが毎年、新しいiPhoneを出すのは既に知れ渡っている。その時期もだいたい、夏から秋ぐらいなので、多くの人々はそれを待っているわけだ。今回の機種はなかなかだ。買い換えよう。いや、もう一年待つ方がいいんじゃないかといった程度差はあれ、壊れて無くても「スマホを買い換える」というのが定着している。だから、一人勝ちが出来るのだ。
アップルはブランド力を維持し、常にシンプルな操作でわかりやすいスマホを作ってきた。一方、それを真似して作ったサムスンのスマホの評価は、所詮は劣化コピーに過ぎないという認識があり、数々のスマホ爆発事件、操作性の問題、サポートの対応などでアップルに大きく差がつけられてしまった。アップルの信者はいても、サムスンの信者はいないのだ。
これがスマホ市場が成熟してときにシェアを変える大きな要因となった。しかも、これから先、アップルがブランド力を維持するなら、勝負は見えている。もっとも、アンドロイドはサムスンだけではないので、Googleがどう動くかはあるのだが。サムスン製なんて怖くて使えないという負のブランドを払拭するには品質を向上させるしかない。
2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)
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