これは少し古いニュースで、2013年3月29日のロイターである。どうしてこれを取り上げるかというと、管理人が伸べている韓国経済の峠が今年の9月以降だと考えているからだ。短期外債の償還時期とも重なるのは言うまでもない。今の韓国経済危機は中国経済の崩壊の兆しから起きたものであり、予定していたものとは違うし、そもそも韓国だけの問題じゃない。だが、この韓国版「財政の崖」問題は韓国のみである。
今の朴槿恵大統領が経済的無能だといったのは、ばらまきしかしてないからだ。だから、今年の後半に起こる財政の崖問題をどのように対処していく方針なのかがそろそろ出てくるはずなのだ。もうすぐ7月。財政の崖を克服するには、アメリカにドルを供給してもらう必要があるわけだが、アメリカは韓国との通貨スワップ協定には応じていない。
これは今後における韓国経済危機のイベントとして一つ覚えておいて欲しい。今後、韓国経済の2013年の後半を眺めていく上でキーとなる。日本批判、徳政令などのばらまき政策で大統領支持率は70%まで上げたそうだが、財政がいつまで持つのか。管理人にはこちらの方が興味ある。
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