【神戸製鋼改ざん】神戸鋼株がストップ安売り気配 売買が成立していない
記事要約:例の神戸製鋼所がアルミのデータを改竄していた件で市場が開いたわけだが、予想通りのストップ安の気配という。そりゃそうだな。売買が成立していないという。なんていうか。ボーイングはまずい。航空会社は本当にこういうのは厳しいからな。飛行機は空飛ぶの鉄の箱だ。その改竄されたアルミがボーイング機に使われているのはかなりまずい。どれだけの損害賠償になるかわかったもんじゃない。
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【神戸製鋼改ざん】神戸鋼株がストップ安売り気配 売買が成立していない
神戸製鋼所株はストップ安売り気配となり売買が成立していない。アルミや銅の製品の一部でデータを改ざんしていたことが明らかとなり、同社のコンプライアンスに対する姿勢や業績への影響を懸念した売りが膨らんでいる。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の黒坂慶樹シニアアナリストは9日付の投資家向けリポートで「神戸鋼の失った信頼の代償は大きい」として、「中長期的な影響は深刻となる可能性がある」との見方を示した。株価への影響については「コンプライアンスに問題を抱える企業は投資対象として劣後する傾向がある」として、「ネガティブ」としている。
神戸鋼は8日、顧客の製品仕様に適合させるため、強度などの検査証明書のデータを書き換えて出荷していた事実が判明したと発表した。現時点で分かっているのは、出荷期間の対象が2016年9月1日から17年8月31日まで。内訳はアルミの板や押出品が約1万9300トン、銅板条や銅管が約2200トン、アルミ鋳鍛造品が約1万9400個。
神戸鋼では具体的な出荷先については明らかにしていないが、納入先は約200社に及ぶ。出荷先企業に対し、品質への影響についての技術的検証を顧客と共に実施しており、これまでの検証・調査では安全性に疑いを生じさせる具体的な問題は確認されていないとしている。 業績への影響については判明した時点で公表する予定。