先週から、韓国のウォンとKOSPIの投げ売りが続いてるわけだが、来週に市場が落ち着くかどうかはかなり不透明な状況といえる。何しろ、韓国が3割強中国貿易で外貨を稼いでいるので、中国経済のバブルが崩壊すれば、もっとも影響を受けるは韓国である。
たまに、管理人が韓国経済のニュースについてTwitterやら、何やらで書いていると「韓国に住め」とか意味のわからない主張が来る。管理人は韓国経済を調べながら、グローバルな経済視点というものを眺めている。韓国経済は、世界経済の流れでもっとも影響を受ける経済構造をしているので、中国、アメリカ、EUの景気そのものが大きな関心事となる。そこにもちろん、日本の円も入ってくる。
韓国そのものは日本の神奈川県程度のGDPしかないわけだが、中国、アメリカ、EUとの貿易依存国で経済が成り立つ以上、韓国市場を見ておけば、3つのどれかが関わっていることが多い。つまり、韓国経済低迷そのものの原因追求はすでにほとんど終わっており、他国の現状分析において韓国市場は役に立つ。その辺りを勘違いされている人がいる。韓国だけで解決するような話では決してない。
さて、そのような話を念頭に置くと、これから紹介する記事を管理人が取り上げていく理由も自ずとわかるだろう。
中国バブルが崩壊するといわれて数年経過しているわけだが、今回でついにバブル崩壊するのか。銀行がデフォルトすれば、システミックリスクを誘発する恐れもある。中国は情報が遮断、捏造される分、どこの銀行が危ないといった情報は噂でしか出てこない。その情報も統制されるので、お金を預けている預金者にとって銀行破綻はとんでもない大混乱を引き起こしかねない。
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