韓国経済、〔ムンジェノミクス〕大卒失業者が54万人突破 通貨危機直後の2倍
記事要約:支持率が60%台に回復して絶好調の文在寅大統領。韓国メディアがひたすら経済の話題で足を引っ張るような報道しても、まだまだ追い込むのは難しいようだ。だが、管理人は文在寅大統領を応援するが、経済的な話題ではリアリストである。どうやら。大卒の失業者が54万人突破して、通貨危機直後の2倍となったようだ。
>(世宗=ニュース1)イフンチョル記者=大学を卒業しても就職がされず、失業者に転落した大卒者が大きく増えた。 最悪の雇用ショックにより、今年の第2四半期の大卒失業者は、IMF外国為替危機直後よりも多く増えるほど深刻になった。 一方、高卒就業者数は、今年に入って7ヶ月連続で減少して金融危機以降最長減少を記録した。 大卒は失業に高卒は就職難にあえぐ雇用不振な状況が続いているわけだ。
韓国の学生は高校で卒業して働くよりはほとんど大学に進学するんじゃなかったのか。確か大学進学率は高いとホルホルしていた気がするが、とりあえず、記事を読んでも飛び飛びになっていてわかりにくい。整理しよう。
■韓国の学生卒別失業者(全体の%)
大卒:54万人(49.1%)
高卒:44万7千人(41.4%)
中卒:11万6千人(9.5%)
全体:110万5千人
このようになっている。確かに失業者は大卒が多いが、高卒だってそこまで差があるわけではないと。逆に中卒の失業者が少ないのは数が少ないからなのか。そもそも、韓国で中卒とかきいたことないな。
>26日、統計庁によると、今年第2四半期の大卒以上の失業者は54万3000人で、前年同四半期より2000人(0,3%)増加した。
なんか増加したとか書いてあるが、2000人しか増えてないじゃないか。1年前と大して変わらないなら、それムンジェノミクスが原因で悪化したといえるのか?そもそも、朴槿恵前政権の頃から若者の失業者数は高かった。それなのにこの悪意のある記事である。
>これは、四半期ごとの統計集計が行われた1999年第3四半期以来最大の失業者規模であり、IMF外国為替危機翌年の1999年第3四半期の大卒失業者27万6000人より2倍多くのレベルである。
通貨危機直後の2倍というが、元々2倍近くあったんじゃないか?いや、そもそも2倍に届いてないか。27万6000人の2倍は55万2000人だ。そして、大卒失業者は54万人。2倍になってない。
この記事がかなり読みにくいのはあたかも文在寅政権で大卒の失業者大幅にが増えたように見せかける誘導記事だからである。しかも、1年前から2000人増加しただけ。これを文在寅大統領1人のせいにするのは無理筋だろう。さらに悪意ある記事が続く。
>大卒失業者は20代後半の失業者が最も大きな比重を占めることを考えると、大卒者が卒業後の就職活動に乗り出し、大きく増加したと分析される。 また、大学卒業後の就職に失敗した30代前半の失業者の増加も雇用市場の悪化に一役した。
54万1000人が元々、大卒の失業者。それが2000人が増えたのが大きく増加したと分析?何かおかしな表現に思えないだろうか。しかも、金融危機後と言葉を連発している。この記事、本当、わかりにくい。翻訳がどうとかではない。ここから若者の年齢別失業者に記事は切り替わるのだが、そこになぜか高卒失業者が唐突に入る。極めて理解しにくいとしかいいようがない。これも整理するか。
■韓国の年齢別失業者
25~29歳:18万1000人
30~34歳:8万5000人
合計:26万6千人
全体の大卒失業者の49%を占める。
韓国は兵役制度があるので就職できない=失業者というわけではないが、つまり、20代後半~30代前半で大卒失業者は49%いると。本当、若者の就職は大変そうだな。
>高卒就職難も深刻である。 今年第2四半期高卒就業者数は1022万2000人で、前年同四半期比28万3000人(-2.7%)減少した。 去る2月以来、7カ月連続で減少となった。
おかしいな。韓国の大学への進学率は凄く高いはずなのだ。確か8割近いはずだった。だが、これでは明らかに矛盾する。ということで調べて直した。どうやら、管理人の知識が誤っていた。2016年69.8%と低下傾向にあるようだ。ピークが2009年の77.8%と。
ああ。そういうことかリーマンショック後に就職したくても、韓国経済危機の最中で仕事が見つかりそうにない学生が大学に進学したから当時の進学率は高かったのか。それで経済危機から脱出して進学率が低下していったと。
ただ、進学率70%なら、残り30%は高卒か、中卒なんだろう?それで高卒が1000万人いると。なんか、認識そのものが間違っていたかもしれないな。意外と韓国は高卒就業者数が多いではないか。これ人口比でも高いと思う。
確か韓国の7月の就業者数は2708万人だった。その中で高卒就業者数1000万なら、4割には満たない。中卒の就業者数はわからないので、正確ではないが3割は軽く超えてることになる。中々、勉強にはなったな。以下に韓国メディアに欺された印象を受けていたのかがよくわかる。
>大卒以上の就業者が38万7000人増加したにもかかわらず、高卒就業者が大きく減り、全体の就業者が減少したものである。 大卒就業者はずっと増加傾向であるのに対し、高卒就業者が継続減少を考慮すると、高卒求職者の対策作りも必要だという指摘だ。
これが結論。この結論にたどりつけなくて困っていた。管理人の勘違いから来ていたわけだが、高卒就業者数3割以上もいるなら、当然、高卒求職者の対策も必要だろう。
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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ
韓国経済、〔ムンジェノミクス〕大卒失業者が54万人突破 通貨危機直後の2倍
「大卒失業者54万人」突破… IMF通貨危機直後の2倍多く
ニュース1 2018-09-26 06:11
【2018雇用レポート]①大卒は失業、高卒は就職難にあえぐ
高卒就業者の7カ月連続の減少… 金融危機以降、最長
(世宗=ニュース1)イフンチョル記者=大学を卒業しても就職がされず、失業者に転落した大卒者が大きく増えた。
最悪の雇用ショックにより、今年の第2四半期の大卒失業者は、IMF外国為替危機直後よりも多く増えるほど深刻になった。
一方、高卒就業者数は、今年に入って7ヶ月連続で減少して金融危機以降最長減少を記録した。 大卒は失業に高卒は就職難にあえぐ雇用不振な状況が続いているわけだ。
26日、統計庁によると、今年第2四半期の大卒以上の失業者は54万3000人で、前年同四半期より2000人(0,3%)増加した。
これは、四半期ごとの統計集計が行われた1999年第3四半期以来最大の失業者規模であり、IMF外国為替危機翌年の1999年第3四半期の大卒失業者27万6000人より2倍多くのレベルである。
大卒失業者は高卒(44万7000人)、中卒失業者(11万6000人)を大きく上回っアトウミョ全体の失業者110万5000人の49.1%を占めた。
大卒失業者は20代後半の失業者が最も大きな比重を占めることを考えると、大卒者が卒業後の就職活動に乗り出し、大きく増加したと分析される。 また、大学卒業後の就職に失敗した30代前半の失業者の増加も雇用市場の悪化に一役した。
第2四半期の25?29歳の失業者は18万1000人で、前年同四半期比4000人(2.3%)増加し、30?34歳の失業者は8万5000人を記録した。 20代後半と30代前半の失業者は26万6000人で、全体の大卒失業者の49%を占めた。
高卒就職難も深刻である。 今年第2四半期高卒就業者数は1022万2000人で、前年同四半期比28万3000人(-2.7%)減少した。 去る2月以来、7カ月連続で減少となった。
これ金融危機前後2007年10月から2009年12月まで27カ月連続で減少が続いた後、最長就業者の減少である。 高卒就業者の減少は、全体の就業者の減少にも影響を及ぼし、8月全体の就業者は前年同月比3000人増にとどまった。
大卒以上の就業者が38万7000人増加したにもかかわらず、高卒就業者が大きく減り、全体の就業者が減少したものである。 大卒就業者はずっと増加傾向であるのに対し、高卒就業者が継続減少を考慮すると、高卒求職者の対策作りも必要だという指摘だ。
ソースは5chより記事掲載
(http://news.nate.com/error.html)