中国 秋と言えばノーベル賞のシーズンであるが、先日、ノーベル平和賞がロシアやフィリピンのジャーナリストに贈られた。この報道については多くの読者様が既に知ってることだろう。整理しておくと、ロシアの独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ」のドミトリー・ムラトフ編集長、フィリピンのジャーナリスト、マリア・レッサ氏である。
今回のノーベル平和賞は、表現の自由、報道の自由を主張して、ロシアやフィリピンという国家を相手に長年、戦ってきた真のジャーナリストに送られたものである。経歴を読む限りでは、ノーベル平和賞として相応しい人物だと管理人は祝福したい。おめでとうございます。
管理人もサイトで表現の自由、言論の自由について尊重しており、それを規制するような動きには警戒している。だから、このノーベル平和賞の発表が「中国」で報道されるかに注目していた。どうやら、ノーベル平和賞の速報は流れたようだが、 強権下で「表現の自由を守るため努力をした」 と評価されたことが不適切としてすぐに削除されたようだ。
しかも、国内の主要メディアも平和賞に関しては報道していない。これは以前に取り上げた民間企業の報道事業禁止案の効果だろう。つまり、ジャーナリストへの受賞が中国に対する批判だと気づいたわけだ。だから、もう、中国ではノーベル平和賞はなかったことにされた。ロシアやフィリピンでさえ、遅れても受賞者を祝福したのにだ。
中国のインターネットなどで8日夜、同日発表されたノーベル平和賞の受賞者に関する速報記事が流れたが、その後に削除されて閲覧できなくなった。中国当局が、強権下で「表現の自由を守るため努力をした」とノーベル賞委員会に評価されたジャーナリスト2人の受賞報道について、不適切だと判断した可能性がある。
速報を流したのは、中国の通信社である中国新聞社や中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報。中国新聞社はノーベル賞委員会が発表した直後、受賞が決まった2人を似顔絵入りで紹介した。しかし速報はすぐに削除され、一部の転載された記事以外は閲覧できなくなった。その後も、国内の主要メディアは平和賞に関して報じていない。
ロシアやフィリピンで公然と体制批判を続けてきたジャーナリストへのノーベル平和賞授与に、中国当局が強く反応したとみられる。ノーベル賞全般については中国国内でも関心が高く、平和賞以外の各賞は連日報道されていた。
中国でメディアは中国共産党の「喉と舌」と位置づけられる。2010年に中国の民主活動家、劉暁波氏のノーベル平和賞受賞が決まった際は、当局が国内での報道を封殺し、各メディアは受賞決定を非難する当局の談話を伝えただけだった。劉氏は17年に事実上、獄中死した。【北京・岡崎英遠】
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbab2015314109b304c2d04f09f076f59e5a0938
■5chの反応
6<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん2021/10/10(日) 08:30:11.18ID:M4RCu9to
平和は許せないか…やべー国だな
→違う。受賞した理由が許せないのだ。表現の自由を守るために努力した。中国に表現の自由などない。もう、報道の自由もない。
14<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん2021/10/10(日) 08:53:03.41ID:gbd8Ckat>>15
ノーベル平和賞って事実上は政治的意見の主張の場だからなぁ
→管理人もそう思うが、かくも、表現の自由は国家によって規制されやすいのも事実。
27<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん2021/10/10(日) 09:46:48.92ID:J749DjzD
これなら朝日新聞もノーベル平和賞がもらえる! と本気で思ってそう…
→中国擁護しかしない左翼新聞がどこに平和に貢献したんですかね。
34<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん2021/10/10(日) 09:58:03.31ID:T8ES+ae1
>>47>>30
そういや、以前に中国で人権運動家がノーベル平和賞受賞した時
日本のマスゴミはダンマリorお通夜状態だったけど
今回はどうなのか?
→今のところ、報道されてますよね。
50<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん2021/10/11(月) 02:28:05.91ID:n/ClgdZn
>>49
そりゃ中国と同様の強権体制下で政府批判してノーベル平和賞が獲れたってことだからねえ
中国のやり方は平和の敵って言われてるようなもんだ、という受け取り方も出来るわけで
→平和の敵でないですか。情報を遮断して国民に考える材料すら与えない。単に都合の良い人形を作るためにどんどん規制を強化していく。そんな国が平和の敵でないと?少なくとも民主主義とは相反するものでしょう。
■管理人の感想
このように中国では報道する自由もない。少しでも体制にそぐわない記事なら取り上げもしない。これが左翼が目指す理想国家の正体である。
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