韓国企業 製造業、7-9月期の景気見通しも「悲観的」…8期連続ーユン氏「韓国は先端技術の“超格差”を維持できなければ、追いつかれる」

韓国企業 韓国経済を見る上で重要なのは製造業の景気なわけだが、どうやら、7-9月期の景気見通しも悲観的であることがわかった。韓国政府のいう上半期はダメだが、下半期は急激に回復するとか。「上低下高」の予測はあり得ないてことだ。

それでは結局、韓国の景気はいつ回復するんだよという突っ込みどころ満載であるのだが、やはり、半導体需要と中国が鍵を握るのはいうまでもない。中国経済については朝の金融ニュースや、本編で取りあげているが、あまりにも若者の雇用が絶望的でどうしようもない。そう簡単に輸出や内需が回復して景気が良くなることもないだろう。

一方、半導体については米国の景気を見ていれば、9月以降に回復していく可能性は高い。それからある程度の需要は増えていき、来年から本格化するんじゃないか。その頃には韓国の半導体在庫も縮小しているとはおもうが、それよりも対中規制で半導体を中国に売ることができるのかという問題もある。半導体関連はもう、外交的な動きとセットみたいになってきているので、日本の動きもそうだが、これからは半導体だけではなく、国の経済安全保障という観点からも見ていく必要がある。

半導体素材「フォトレジスト」の世界的なシェアを誇る半導体大手JSRが国の機関に1兆円買収されるのも、中国や韓国などに半導体素材の最先端技術を渡さないためだ。この先、日本政府が半導体素材で最先端技術を持つ民間企業を買収していく可能性も出てきたわけだ。しかも、これが投資家による半導体銘柄の物色にも繋がる。

このように半導体取り巻く環境は日々、激化しており、今年に入ってからわりとこちらが注目する事になっている。では、記事の冒頭を読んでおこうか。

韓国の製造企業が7-9月期の景気も否定的に眺めていることが分かった。2021年10-12月期から8期連続で景気見通しが基準値を下回る状況だ。大韓商工会議所が全国の製造業者2307社を対象に「企業の景況判断指数(BSI)」を調査した結果、今年7-9月期は91と、前期(94)より3ポイント下落したと27日、明らかにした。部門別BSIは内需(94→90)と輸出(97→94)ともに前期より下落した。BSIが100以上なら今期より次期の景気が良くなると眺める企業が多いという意味であり、100未満ならその逆だ。

https://japanese.joins.com/JArticle/305929?servcode=300&sectcode=320

企業の景況判断指数、BSIについてはよく出てくるものだ。基準値が100で、それより上なら景気が良い。100以下なら、景気が良ないてことだ。今回の場合は7-9月期ということで3ヶ月後の話だ。結局、ダメだというのがわかる。

ここからは記事の要点を整理して詳しく見ていく。

記事の前半は韓国企業のBSIである。後半はユン氏が「韓国は先端技術の“超格差”を維持できなければ、追いつかれる」とか寝言ほざいてる。

■記事の要点

1.業種別には製薬(115)、医療精密(105)などバイオ産業と飲食品(108)、造船(106)が基準値を上回った。IT・家電(83)、電気(86)、鉄鋼(85)、繊維・衣類(75)など主力業種は基準値より低い。自動車(98)、化粧品(93)、機械(92)業種も悲観的な見方が多かった。鉄鋼(85)および非金属鉱物(78)業種は建設景気不況とレミコン需給問題の影響で景気の悪化が予想された。木材・紙(73)、繊維・衣類(75)、家具(78)など内需業種企業も悲観的な見方が多かった。

2.地域別には忠南(100)と全北(100)を除いた全地域が基準値以下だった。造船業の比率が相対的に高い蔚山(97)、全南(97)、釜山(95)地域が相対的に高い方だった。繊維業種の不振で大邱(79)が最も低い数値となった。電気・電子と機械の比率が高い大田(86)、京畿(87)、光州(88)も基準値を大きく下回った。

3.また、企業の6割以上は上半期の業績が当初の目標を下回ると予想した。上半期の営業利益が目標値を達成するかという質問に対し、応答企業の43.5%が「小幅下回る」と答えた。「大きく下回る」も18.9%だった。

4.今年下半期のリスク要素には「高い物価および原材料」(60.4%)を選ぶ企業が最も多かった。このほか「内需消費の鈍化」(44.3%)、「輸出不振」(23.2%)、「高金利」(20.0%)、「原材料・副資材受給問題」(12.6%)、「ウォン安ドル高」(12.4%)などが後に続いた。

以上の4つだ。順番に見ていこうか。

まず1からだが、製薬、医療精密、バイオ産業と飲食品、造船が100越えと。製薬がやけに高いが何かあるのか。しかし、造船はおかしいだろう。受注してどうせ赤字なのにな。その後、IT・家電、電気、鉄鋼、衣類など。それで自動車98だよな。韓国の自動車輸出は好調のはずなのに、100を超えてない。そして、最近、内需が騒がされてるが、内需向けの業種は悲観的と。半導体はIT・家電のほうなのか。よくわかってないが。

次に2は地域別だが、ほとんどの地域はダメと。この辺りは細かいのでいいか。気になるのは釜山だよな。ここが韓国で重要な港湾都市なので。ここの数値が高い場合は全体的に良い影響を与える。95ってのが微妙だが。

それで3となるが、企業の6割以上は上半期の業績が当初の目標を下回ると予想した。上半期の業績が当初の目標を下回る。中国経済回復が遅れてることへの影響か。今まで、中国に稼がせてもらっていた韓国企業は軒並み、業績を下方修正することになるだろうしな。

最後は下半期のリスクだ。「高い物価および原材料」(60.4%)と。次に内需消費の鈍化。この辺は金利を下げないのでほぼ確実に当たる。韓国政府は電気・ガス料金の値上げをまた据え置いたが、これもいつまで続くかわからない。では、専門家の意見を見ておこうか。

大韓商工会議所のキム・ヒョンス経済政策チーム長は「今年に入って対中貿易赤字が深刻化する中、世界景気が回復しても構造的な問題で輸出不振が続くという主張が提起されている」とし「先制的な通貨政策で消費と投資心理を活性化し、構造的な輸出鈍化問題を解消するための中長期対策の準備に官民が取り組まなければいけない」と説明した。

言っていることがその通りなんだが、それを言うのは遅すぎるんじゃないか。今更、中長期対策の準備とか。韓国政府は目の前のことで頭がいっぱいなのにな。今は日本との通貨スワップを必死に懇願していることだろうしな。29日や30日に財務相対話が行われるので、明日か、明後日には何かわかるだろう。

それでいくつか追加情報を引用しておく。東亜日報からだ。

政策当局の悩みは深まっている。年末にも韓国銀行の物価安定目標(2%)を上回るものとみられ、金利引き下げが容易でないうえ、財政投入の余力も足りないからだ。

特に今夏、7年ぶりにエルニーニョ(東太平洋の海面温度が0.5度以上上がる現象)が訪れると予想され、物価が再び動きかねないと懸念する声が高まっている。ウクライナ戦争の影響に加え、異常気象で食糧や原材料の供給に影響が出る場合、ようやく落ち着きを見せている消費者物価が再び上昇に転じる可能性があるという分析が出ている。すでに砂糖価格が跳ね上がるなど食料品価格が値上げの動きをを見せている。

景気刺激策を打つだけの財政余力も十分ではない。今年1~4月の国税収入は134兆ウォンで、前年同期比33兆9000億ウォン減少した。国家債務は史上初めて1000兆ウォンを超え、財政健全性にも赤信号が灯った。これに伴い、政府は今年下半期の輸出や投資を中心に民間の活力向上に焦点を合わせて経済政策を運用するだろうという見方が出ている。

https://www.donga.com/jp/List/article/all/20230628/4252921/1

この中で気になるのはエルニーニョ現象だよな。このような異常気象が夏に発生するからなのか。まだ日本は沖縄ぐらいしか梅雨明けしてないのだ。関西でも雨が降ったり、雷がゴロゴロ鳴っていたりする。異常気象が食糧や原材料にどう影響するかを判断するのは難しい。実際、その時にならないと、豊作か、不作なのかはわからない。

では、記事の後半を見ていこう。

■記事の要点(後半)

5.韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は27日「わが技術は現時点では優勢だが、ここで超格差を広げたり維持できなければ、競争国たちに追いつかれる恐れがある」と語った。尹大統領はこの日の午前、ソウルの大統領室で国務会議を主宰し、締めくくりの発言で先のように語ったと、韓国大統領室の報道官が会見を通じて伝えた。尹大統領は「海外を歴訪しながら各国の首脳やグローバル企業家たちと対話してみると、『わが大韓民国はとてつもない国だ』という思いを自然と持つようになる」とし「全世界で半導体や自動車・造船・石油化学など、核心的な製造業を全て備えている国はほとんどない」と語った。

6.つづけて「わが国はそれに加え、二次電池・デジタル・バイオのような先端産業だけでなく、ソフトウェア分野においても産業基盤を持っているではないか」と語った。尹大統領は「もちろん、半導体でも設計や素材・部品・装備などわが国をリードしている国々も多いが、製造業やソフトウェアを網羅して強固な産業基盤を持っている国はわが国以外にほとんどいないだろう」と強調した。

7.また「世界各国を回ってみると、わが国の国民のように優秀な国民も多いにもかかわらず、1人あたりのGDPの差がかなりあるのは、わが国の先輩たちが他国に比べ国家政策の方向性をしっかり定めたからだ」とし「国が豊かになるのは難しいことではない。常識的に判断し正しい方向へと政策を推進すればよい」と力説した。尹大統領は国務委員たちに「わが国民はいかなる国の国民に劣らず優秀で賢明であるため、国民だけを見つめ国民の望む政治をしていこう」と求めた。

以上の3つだ。この要点だけ読んで、自画自賛しかしてないただの無能極まりない韓国大統領であることがわかるだろう。追いつかれる恐れがある?アホなのか?既に中国に追いつかれただけではなく、追い抜かれているだろう。

いい加減、間抜けなことを述べてないで韓国の現状をまともに分析しろよ。韓国に誇れるものなんてなにもないだろう?赤字垂れ流しで造船シェアだけ取って何が楽しいんだ?半導体、絶賛、大赤字じゃないか。ここまで国のリーダーが無能だとあきれるしかないよな。本当、ここ一年で輸出が激減している現状も顧みないで自画自賛して優秀な国民だとか。

優秀な国民なら科学的に判断して、福島産の原発処理水に対してもう少しまともな反応するんじゃないか。少なくとも塩やわかめなどを買い集めて、塩価格を高騰させているのは韓国人だけだ。ああ、そういう意味では優秀な民族ということですか。

といったところで後はネットの突っ込みでも見ておくか。

1.なんでもいいから人類のために有益な発明してくれ

2.全部日本からパクりました。

3.パクリが常態化してる限り常に追いかける事になり、最先端には辿り着けないんだがね。

4.こんな鼓舞しなきゃならない状態ってのは伝わった。

5.そこへ イラン政府関係者「ユンちゃんよ、そんなことより石油代70億ドルと相応の延滞料金を払え。」

6.もうほぼ中国に追いつかれてどんどん輸出が危機になってるやん。エンコリの頃にやっとかなきゃ行けなかった事だなそれは。結局汎用量産品の大量生産薄利多売!だけで来てしまった。今から何かやろうとしても、丸々それを中国に真似されるからもう逃げられない。この先生きのこる道はない。

以上の6つだ。無能な大統領が韓国の国民を自我資産している間に何もかもが手遅れなり、ここから韓国は沈んでいくだけの国なのにな。まあ、ユン氏が状況をわかっていて、現実を語ったら国民が発狂するから無理とおもったかもしれないが。

韓国の製造企業が7-9月期の景気も否定的に眺めていることが分かった。2021年10-12月期から8期連続で景気見通しが基準値を下回る状況だ。大韓商工会議所が全国の製造業者2307社を対象に「企業の景況判断指数(BSI)」を調査した結果、今年7-9月期は91と、前期(94)より3ポイント下落したと27日、明らかにした。部門別BSIは内需(94→90)と輸出(97→94)ともに前期より下落した。BSIが100以上なら今期より次期の景気が良くなると眺める企業が多いという意味であり、100未満ならその逆だ。

業種別には製薬(115)、医療精密(105)などバイオ産業と飲食品(108)、造船(106)が基準値を上回った。IT・家電(83)、電気(86)、鉄鋼(85)、繊維・衣類(75)など主力業種は基準値より低い。自動車(98)、化粧品(93)、機械(92)業種も悲観的な見方が多かった。

鉄鋼(85)および非金属鉱物(78)業種は建設景気不況とレミコン需給問題のの影響で景気の悪化が予想された。木材・紙(73)、繊維・衣類(75)、家具(78)など内需業種企業も悲観的な見方が多かった。

地域別には忠南(100)と全北(100)を除いた全地域が基準値以下だった。造船業の比率が相対的に高い蔚山(97)、全南(97)、釜山(95)地域が相対的に高い方だった。繊維業種の不振で大邱(79)が最も低い数値となった。電気・電子と機械の比率が高い大田(86)、京畿(87)、光州(88)も基準値を大きく下回った。

また、企業の6割以上は上半期の業績が当初の目標を下回ると予想した。上半期の営業利益が目標値を達成するかという質問に対し、応答企業の43.5%が「小幅下回る」と答えた。「大きく下回る」も18.9%だった。

今年下半期のリスク要素には「高い物価および原材料」(60.4%)を選ぶ企業が最も多かった。このほか「内需消費の鈍化」(44.3%)、「輸出不振」(23.2%)、「高金利」(20.0%)、「原材料・副資材受給問題」(12.6%)、「ウォン安ドル高」(12.4%)などが後に続いた。

大韓商工会議所のキム・ヒョンス経済政策チーム長は「今年に入って対中貿易赤字が深刻化する中、世界景気が回復しても構造的な問題で輸出不振が続くという主張が提起されている」とし「先制的な通貨政策で消費と投資心理を活性化し、構造的な輸出鈍化問題を解消するための中長期対策の準備に官民が取り組まなければいけない」と説明した。

韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は27日「わが技術は現時点では優勢だが、ここで超格差を広げたり維持できなければ、競争国たちに追いつかれる恐れがある」と語った。尹大統領はこの日の午前、ソウルの大統領室で国務会議を主宰し、締めくくりの発言で先のように語ったと、韓国大統領室の報道官が会見を通じて伝えた。尹大統領は「海外を歴訪しながら各国の首脳やグローバル企業家たちと対話してみると、『わが大韓民国はとてつもない国だ』という思いを自然と持つようになる」とし「全世界で半導体や自動車・造船・石油化学など、核心的な製造業を全て備えている国はほとんどない」と語った。

つづけて「わが国はそれに加え、二次電池・デジタル・バイオのような先端産業だけでなく、ソフトウェア分野においても産業基盤を持っているではないか」と語った。尹大統領は「もちろん、半導体でも設計や素材・部品・装備などわが国をリードしている国々も多いが、製造業やソフトウェアを網羅して強固な産業基盤を持っている国はわが国以外にほとんどいないだろう」と強調した。

また「世界各国を回ってみると、わが国の国民のように優秀な国民も多いにもかかわらず、1人あたりのGDPの差がかなりあるのは、わが国の先輩たちが他国に比べ国家政策の方向性をしっかり定めたからだ」とし「国が豊かになるのは難しいことではない。常識的に判断し正しい方向へと政策を推進すればよい」と力説した。

尹大統領は国務委員たちに「わが国民はいかなる国の国民に劣らず優秀で賢明であるため、国民だけを見つめ国民の望む政治をしていこう」と求めた。

韓国企業 製造業、7-9月期の景気見通しも「悲観的」…8期連続ーユン氏「韓国は先端技術の“超格差”を維持できなければ、追いつかれる」」への3件のフィードバック

  1. 本日、日韓スワップ協定の再開で合意しました。(やっぱりやった)ひたすら日本に嫌がらせをし辱めに熱心な韓国を安全保障の観点から助けるのか?韓国の際限ない難癖に対し大人の対応として静観する外務省も無能ですがズルズルと譲歩を重ねる岸田首相は何を考えているのでしょうか?この人は何事にも行き当たりばったりの感じがしてしょうがない。「海上自衛隊哨戒機にレーダーを照射した問題」はどこに行ったんでしょうか!もしかしたら忘れた?協定は相互主義で「Win-Winの関係」であるべきです、日韓スワップ協定の日本側の利点を説明して下さい。この合意で岸田自民党は何を得て何を失うのか今後の支持率が見ものです。

    「自衛隊射撃場で自衛官候補生が銃乱射事件、原因は教官の叱責か?」と言われていますが、まだ原因は分かりません。今回の事件で思い出すのは1987年に製作されたスタンリー・キューブリック監督の映画『フルメタル・ジャケット』です。海兵隊訓練所で新兵が受ける過酷な訓練で精神に変調をきたして鬼教官を射殺した後自ら命を絶ってしまうのですが今回の事件と関連は無いと思いますが、新兵訓練は閉鎖的な空間で「殺人の抵抗感」と「殺人のトラウマ」を無くするような教育を受けさせられるので異常な精神状態になり易いと言われています。自衛隊は実戦を経験していないのでそのような教育はしていないと思いますが、有事の際の自衛官には「殺人の抵抗感」と「殺人のトラウマ」に対しての十分な配慮が必要ではないでしょうか。

    1. 防衛費増額については岸田を支持してたがスワップではガッカリである。やはり安倍さんが居なくては自民党もダメである。あいつのお陰で日本の国益が、、。早く処分しろ!と言いたい。

      1. そもそも、「自分の将来が~」とか言ってたが、公務員試験の専門学校出て消防士の試験に落っこちるとか、大した地頭でも将来でもない。それで日本の至宝であった安倍さんの殺害。本当に頭良いのなら大学いけなくても司法試験等を受ければよいでないか。それに実家の資産が、とか言ってたが、殆どの家にはそんな資産はない。皆それで遣っていっているのだ。安倍さん一人で日本人百人分の殺人と同じだ。

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