韓国物価 5月6日、ゴールデンウィークも振替休日を足すと今日で終わり、アメリカの景気後退鈍化でドル円は一時151円まで上がったのだが、今日のお昼にドル円が154円まで落ちた。もう、何が何だかわからない。だから、1日で数円とか上下に動かれても困るという。最近、為替の変動が酷くて毎日、追っていくのも大変だ。しかし、ドル円の状況が私たちの生活に大きく影響しているのが現状だ。
では、ゴールデンウィークの為替の動きを見ておこうか。
6日の外国為替市場の円相場は先週末から下落して一時154円台を付けた。予想を下回った米雇用統計を受けて買われた米国債の長期金利は4.5%程度で下げ止まり、日米金利差を意識した円売りが再び優勢となっている。
円は6日午後1時5分現在、前週末比0.6%低い153円99銭で推移。3日の円相場は153円79銭を安値に、一時151円86銭と4月10日以来の水準まで上昇 |
3日の円相場は日本が祝日にあたり当局による為替介入への警戒がくすぶり円を支える中、米国の雇用統計が市場予想を下回ったことから米国債利回りが低下してドルが下落。円は約1カ月ぶりに151円台を付ける場面があったが、その後は米供給管理者協会(ISM)非製造業景況指数でインフレ圧力が示されて上げ幅を縮小。国内の長期金利が1%未満で推移する一方で、米長期金利は4.5%台を維持し、6日には日米金利差を意識した円売りが優勢となっている。
4月29日の急騰から約6円上昇した後、先週末の高値からすでに3円近く値を戻した。RBCキャピタル・マーケッツのアジア外為戦略責任者アルビン・タン氏(シンガポール在勤)は、「米国金利がこれ以上さがらないようであれば、介入と思われる円急騰前の水準に戻るだろう」と予想。150円台前半で安定した後には再び160円を試す展開になるだろうとブルームバーグテレビで語った。
前週、日本が祝日だった4月29日や、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表後の日本時間の2日早朝に政府・日銀が為替介入を実施したとみられることから、東京市場が休場のゴールデンウィーク後半でも為替介入が行われる可能性が意識されている。とりわけ6日はロンドン市場もメーデーで休場のため、流動性が一層低下する環境となり警戒がより高まっている。
円は一時154円台に下落、日米金利差を意識した売り優勢 – Bloomberg
米韓金利差を意識した円売りが優勢。そんなの意識されたら、ドル円は150円から抜け出せないんじゃないか。でも、日銀砲は怖いと。それで、今は6日の18時前なのだが日銀砲は飛んできてない。153円程度で推移している。まあ、ニュースで日銀砲が警戒されているという話題を出すのは悪くないだろう。これによってヘッジファンドが仕掛けるのを躊躇う可能性はあるからな。おそらく154円、155円付近は日銀砲の射程圏内だろうな。
では、今後の米金利動向も見ておくか。
[3日 ロイター] – 3日の米金利先物市場では、連邦準備理事会(FRB)が9月に今年初の利下げに踏み切るとの観測が強まった。
4月の米雇用者数と平均賃金の伸びが予想以上に鈍化したことを受けた動き。
金利先物市場では、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが行われる確率が約78%と、雇用統計発表前の約63%から上昇した。
また金利先物市場が織り込む25ベーシスポイント(bp)の年内の利下げ(訂正)回数も、雇用統計発表前の1回から2回となっている。
米金利先物、少なくとも年内1回利下げとの見方強まる FOMC受け | ロイター (reuters.com)
どうやら米経済指標の悪化で9月の利下げ確率が78%と大きくなった。少なくとも年内に1回利下げと。ただ、9月はアメリカ大統領選挙前なのでパウエル議長が決断するかは難しいという指摘もある。そもそも、アメリカの大統領選挙でトランプ氏が再当選したら、パウエル議長は12月に利下げ出来るんだろうか。この辺の変数は直近にならないと判断できないが、トランプ氏が勝つのか。バイデン氏が勝つかで利下げタイミングずれそうな気がしないでもない。
さて、ここからは韓国経済の話題だ。
韓国ではハイパーインフレが深刻化している。無能なユン氏が物価対策もまともに出来ないのが原因なのか。とにかく凄まじい勢いで食料費の値上げが起きている。キャベツやオレンジ野菜や果物はアメリカより高いのだ。そうなってくると飲食店は毎回、値上げして材料代を確保しないといけない。それで5月からさらに値上げとなるようだ。
では、記事を引用しよう。
ハンバーガー市場で韓国国内トップの韓国マクドナルドが、来月から16製品(全体の22%)の価格を一斉に引き上げると、26日明らかにした。値上げ幅は平均2.8%だ。昨年10月に13のメニューの価格を平均3.7%引き上げてから、7ヵ月ぶりのことだ。ピザハットも、来月2日からガーリックバターシュリンプとチーズキング製品の値上げに踏み切る。
グッネチキンやパパイス、キムガネキンパプなどが最近相次いで値上げに踏み切ったのに続き、外食フランチャイズ価格の値上げが全部門に広がっている。特に第22代総選挙が終わるやいなや、「値上げのリレー」に乗り出したことに対する冷たい視線もある。
外食需要が増える5月の「家庭の月」を控えており、庶民の負担はさらに大きくなるものと見られる。韓国消費者院の「外食費の価格動向」によると、3月のソウルの1人前の冷麺の価格は1万1462ウォンで、前年同月比7.2%上昇した。キムパプ(のり巻き)とビビンバもそれぞれ6.4%と5.7%値上がりし、外食物価の上昇を牽引した。金利高の状況が続いているうえ、国際原油価格まで不安になり、今後このような傾向はさらに深刻化する恐れがあるという懸念が出ている。
外食業者らは、原材料価格や人件費、テナント料などの引き上げで製品の価格を上げざるを得ないという立場だ。外食業界の関係者は、「全体消費者物価の引上げ率が3%台である中、人件費や原材料などが大きく値上がりしており、製品価格を上げなければ逆マージンが発生する状況となっている」とし、「このような状況が続けば、今後製品価格はさらに上がる可能性がある」と話した。
政府は同日、非常経済次官会議兼物価関係次官会議を開き、輸入価格を下げるため、白菜やキャベツ、ニンジン、ブドウ、乾海苔、味付け海苔やココア豆の7つの農産物に対して、0%の割り当て関税を適用することにした。また、これに先立って行われた全国116の農水産物流通現場の点検結果を基に、近い将来、「農水産物流通構造の改善案」も出すことにした。
外食が怖い「家庭の月」、ピザとハンバーガーも次々と値上げ | 東亜日報 (donga.com)
このように韓国の飲食費は毎月、値上げされている。ファーストフードのピザやハンバーガーも容易に食べられなくなってくると。でも、値上げはこれで終わりではない。なぜなら、韓国政府はまた電気やガスなどの光熱費の値上げを見送ったからだ。これでは韓電や韓国ガス公社の赤字はさらに膨れ上がるばかり。本当、見送ってばかりだよな。累積赤字が増えれば増えるほど産業全体に悪影響を及ぼすことになるのにな。
グッネチキンやパパイス、キムガネキンパプなどが最近相次いで値上げに踏み切ったのに続き、外食フランチャイズ価格の値上げが全部門に広がっている。特に第22代総選挙が終わるやいなや、「値上げのリレー」に乗り出したことに対する冷たい視線もある。
冷たい視線?嫌なら利用しなければいいじゃないか。メニューの値段を決めるのは店側。その値段で商品を買うかどうかは消費者の判断だ。二つの合意がなされて初めて契約となるのだ。買う。買わない。自由がある。反対に売る。売らない自由があるのだ。実際、小麦粉の価格やキャベツが高騰したらハンバーガーショップやピザ屋は大変だよな。
このように外食チェーンは値上げしてもブランド力でなんとか経営できるが、そうでもない個人の飲食店は続々と倒産している。どうやら廃業した外食関連企業の数がコロナ禍の時よりも多いようだ。さすがユン氏ですね。自営業を没落させて韓国庶民をどんどん死滅においやっていく。内需が死にまくっているのに利下げすらしない無能な韓銀総裁もいるものな。
では、記事を引用しよう。
韓国で高金利基調が長期化し、個人と企業の資金繰りがますます悪化していることが分かった。同時に、昨年に廃業した外食関連企業の数がコロナ禍の時よりも多いことが判明した。
韓国の金融業界が4月28日に明らかにしたところによると、今年に入ってKB国民銀行・新韓銀行・ハナ銀行・ウリィ銀行・NH農協銀行の5大銀行で貸付金の延滞率が一斉に上昇した。特に中小企業の延滞率が大きく上昇しているようだ。5大銀行の第1四半期(1-3月期)末基準の平均延滞率は0.32%だった。これは前年同期の0.27%や直前の四半期の0.29%と比べても大幅に上昇している。特に、直前の四半期と比べると個人の延滞率は0.26%から0.28%に、企業は0.31%から0.35%へと上昇しており、企業の上昇幅の方が大きかった。企業の中では中小企業が0.37%から0.41%、大企業は0.05%から0.07%で、中小企業の延滞率の方が上昇幅が大きかった。
これと共に、昨年廃業した外食関連企業の数が新型コロナのパンデミック(世界的大流行)期間よりも多いことも分かった。フィンテック企業のフィンダによるビッグデータ商圏分析プラットフォーム「OPENUB」によると、昨年は外食関連企業81万8867社のうち閉業したのは17万6258社で、廃業率は21.52%に達した。5社に1社が店を閉めたというわけだ。これは新型コロナウイルスが猛威を振るっていた2020年に閉業した企業数(9万6530社)より82.6%増えた数字だ。2020年当時の閉業率は16.95%だった。市・道別に見ると、仁川と大邱の昨年の廃業率が21.71%で最も高く、最も低いのはソウル(18.99%)だった。ただしOPENUBの調査は、当局に廃業届を出さなかった場合でも、昨年売り上げがあって今年1年間売り上げがないという場合は閉業として分類した。
韓国5大銀行で延滞率増加…外食関連企業の閉業数はコロナ禍を上回る-Chosun online 朝鮮日報
今年に入って5大銀行で貸付金の延滞率が一斉に上昇した。特に中小企業の延滞率が大きく上昇している。企業の中では中小企業が0.37%から0.41%と。
実際、韓国で一番苦しいのは個人の自営業や中小零細企業である。大企業は財閥系列なのでそこまで大きな動揺はないだろう。しかし、韓国の大企業の財閥系列だけでわずか30ぐらいしかないだろう。それ以外はほとんど中小企業なのだから,これらが潰れていけば内需がますます沈んでいく。
昨年は外食関連企業81万8867社のうち閉業したのは17万6258社で、廃業率は21.52%に達した。5社に1社が店を閉めたというわけだ。これは新型コロナウイルスが猛威を振るっていた2020年に閉業した企業数(9万6530社)より82.6%増えた数字だ。
昨年の外食関連の閉業は21.52%。17万6258社か。凄いな。値上げしたら客脚が減るので単価が増えても生き残れるとも限らないからな。しかし、酷い有様だな。外食関連で21%も廃業とか。これだけ減ればパイは増えたんじゃないか。
では、ネットの意見を見ておこうか。
1.チキン屋だけで年間8,000件倒産とかなんだっけ?
2.ソウルの飲食店と東京の飲食店の数はほぼ同じなんだって
3.外食業が潰れた個人事業主が次にどのような生活を送るのか興味があるな
全てを失ったあとだろうしどうやって生きているのか
4.一日にインスタントラーメンを一食だけ食ってるんだから飲食店の存在する意味がない。
5.日本のマネして無利子融資やめるからだろ。
延々と続けとけw
6.よく韓国メディアで出てくる第1金融圏ってやつか
そこから金を借りられる中小で大幅増って事は、第2、第3ではさらに酷いってことか
大丈夫、すぐ徳政令でチャラになるから借りられるうちにもっと借りとけw
7.徳政令はヤミ金を規制しないから
よりやばくなるよ
8.第2が地銀、第3がノンバンクという認識だが
当然それ以下、ヤミ金もあるわな
ヤミ金が規制対象外なら破産しかないな
9.ヤミ金なので破産しても追っかけてきますただし
昨今はヤミ金のほうが夜逃げして
チョンセ預けてた大家が泡くって不動産売り出してますがな
10.韓国与党は大敗したんだからさっさと政権交代しろよ
野党は反日はもちろんだが、労働組合にもやさしく財政規律も現与党以上になさそうだから
今以上に楽しいことになるだろう
以上の10コだ。
ヤミ金なので破産してもおっかけてくると。そもそも、ヤミ金に手を出した時点でおわりだからな。ただ、廃業するにも家賃を滞納していたら廃業も出来なかった気がする。つまり、廃業できる自営業や企業はまだましということだ。