中国の証券会社、株買い支え資金を短期社債で調達

中国の証券会社、株買い支え資金を短期社債で調達

記事要約:中国の証券会社が、株を買い支えるための資金を短期社債で調達したようだ。しかし、ご存じの通り、中国では不動産や株の売りができなくなっている。それが出来ないのに誰が社債を購入しているのか。持っていた別の社債を売って資金を確保したなら、今度はボンド市場が暴落する。十中八九、この社債を購入したのは共産党だろう。

しかし、社債は株と違って、倒産しても真っ先に返済しなければならないものだ。これで買い支えを続けるなら証券会社もそのうち死ぬような気がするんだが、しかも、社債は高金利だろうに。詳しいことは書いてないのでこれ以上はわからないが、利回りは5.35%。わりと高いんだよな。

株の価値はゼロになればそれで終わりだが、社債というのはその会社の負債と同じなのでゼロにはならない。そういった意味で証券会社は危ない賭けにでているのではないか。上の指示なんだろうが。いや、でも中国だし社債をなかったことにするなんてウルトラCもあり得るか。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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[上海 10日 ロイター] 中国の上海証券取引所は10日、複数の国内証券会社が株式買い支え資金のため、短期社債により総額914億元(147億ドル)を調達したと明らかにした。平均利回りは5.35%。

これらの証券会社は総額1464億元の発行登録を済ませており、すでに27回の入札を実施したという。深セン証券取引所も証券会社が短期債を発行し1029億元(165億7000万ドル)を調達したと発表した。

中国証券監督管理委員会(CSRC)は株価指数の安定化のため、国内大株主に株の買い支えを要請していた。

(http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKCN0PK10G20150710)

 

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