日別アーカイブ: 2014年8月14日

韓国経済、1年3か月ぶり金利引き下げ

韓国経済、1年3か月ぶり金利引き下げ

記事要約:最近、2chの東亜の速報を見ていると経済的なニュースが少なくなり、韓国の社会的な話題が大きなウェイトを占めるようになっている。日本人の関心が韓国経済的なものより、韓国社会的なものへと移り変わっているのが読み取れる。このブログも経済だけではなく、韓国の社会をしっかりと見て行っているわけだが、バランスは大事だと思われる。

だから、韓国銀行が1年三ヶ月ぶりに金利を下げるニュースを持ってきた。さて、韓国銀行は1年3ヶ月ずっと政策金利を2.5%にしていたわけだが、この度、0.25%下げて2.25%になった。これが何を意味するか簡単に述べると、景気が悪いという判断である。

日本でもゼロ金利政策というものを行っているわけだが、あれは金利を下げて企業が資金を借りやすくするためのものだった。韓国の場合も企業がお金を借りやすくするように金利を下げたわけだ。その理由がNHkによると、とても興味深い。

>理由について韓国銀行は、輸出は好調を維持しているものの、ことし4月に起きた旅客船沈没事故のあとに広がった自粛ムードの影響で国内消費が低迷し、投資心理も冷え込んでいることなどから、金融面で景気を下支えする必要があると判断したということです。

こんなことが書いてある。韓国の輸出が好調とか韓国経済専門家から述べると滑稽である。どう見ても不況型黒字であり、内需は雀の涙に程度。今後、ますます不景気になっていくのが誰の目でも明らかなのに、セウォル号沈没事故のせいにしている。いや、違うだろう。事故が起きなくても韓国経済は衰退していく運命であった。しかも、サムスンのスマホに陰りも見え始め、数年後はさらに酷い状況になるのも容易に想像できる。金利を下げるには遅すぎるぐらいだろう。

だが、金利を下げたからこれで良いというわけでもない。韓国の場合、基準金利を下げると「負債が増加する」のだ。つまり、本当に金利を下げるのが正しい選択だったかどうかはわからない。様子見であるが、管理人も韓国経済の衰退を語るより、韓国社会を見ているほうが今は面白い。しかし、NHkの書き方は実に騙しやすいようにしてある。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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