韓国経済、韓国7-9月期の経済成長率1.3%増加…5年3カ月ぶりの最高値
記事要約:韓国の7月~9月期の経済成長率が1.3%増加したそうだ。これは5年3ヶ月ぶりの最高値とのこと。そりゃ、輸入が減って貿易黒字が拡大しているなら国民所得は増加するだろう。問題は輸入が減ったことによる今後の推移であって、これだけではなんとも言えない。
輸入の減少がどこまで続くかの分析と、もう一つは輸出を伸ばすための輸入が必要となるからだ。韓国は原油から機械・材料・部品などを他国に輸入して製品を組み立てて、それを輸出している。いわゆる組み立て工場というやつだ。また、国民所得が上がった理由でもう一つ大きいのは原油価格の下落も追加しておく。
仮に、輸出が拡大すれば、需要を満たすために生産を行う。生産するには機械や材料・部品などがいるので輸入が増加する。今、韓国で起きているのは真逆であり、輸出が減って、大幅に輸入も減っている。そのため、貿易黒字は維持できても、この先、輸入が増えなければ輸出が段々と伸びなくなっていく。
2016年の1つの韓国経済指標として、貿易黒字ではなく、輸入の増減に注目していただきたい。経済成長率を一時的に上げても、韓国のGDP推移を見ればわかる通り、結局、韓国のGDP順位はそれほど変化ない。14位、13位辺りを維持している。
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韓国経済、韓国7-9月期の経済成長率1.3%増加…5年3カ月ぶりの最高値
韓国の実質国内総生産(GDP)が5年3カ月ぶりに最高値を記録した。
3日、韓国銀行によると、7-9月期の実質GDPは前期比1.3%増加した。これは、2010年4-6月期の1.7%以降、5年3カ月ぶりの最高値だ。
分野別では、農林漁業の生産が6.5%増え、建設業も5.6%増加し、GDPの成長率を牽引した。製造業は、LCDや船舶などが不振だったが、半導体や携帯電話などが増加となり0.1%成長した。
7-9月期の実質国民総所得(GNI)は381兆1000億ウォン(約40兆2000億円)で前期に比べて1.4%増加した。実質 GNIの増加率は、ことし1-3月期に4.2%で5年9カ月ぶりに最も高い水準を記録したあと4-6月期には0.1%減少し、1四半期ぶりに再び増加に転 じた。
韓国銀行は「実質GDPが5年ぶりの最高値となった。韓国国民が外国で稼いだ純所得などが増加した結果、国民所得が増加した」と明らかにした。
(http://japanese.joins.com/article/233/209233.html?servcode=300§code=300)
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