韓国経済、サムスンのスマホ事業は「危険な状況」から脱していない ハイエンド市場とローエンド市場もライバルだらけ
記事要約：サムスン電子の利益7割を稼いでいたスマホ事業。だが、2014年に入ってからはそのシェアは激減していった。その理由はアップルが圧倒的に強いハイエンド市場。そして、中国勢の台頭によるローエンド市場での売上低迷である。
市場調査会社のＩＤＣのデータでは、２０１４年第４四半期における中国市場のスマホ出荷台数ベースで、 サムスンのシェアが年初の２０％から８％まで減少した。アップルのシェアは拡大しているのに、サムスンのシェアが落ちている。つまり、中国勢はサムスンのシェアを奪っているわけだ。
その中国勢の筆頭になるのがローエンド市場で急拡大する中国企業の小米科技（シャオミ）。さらにハイエンド市場では、これも中国企業の華為技術（ファーウェイ）という2つ。サムスンはどちらにしても分が悪い。ブランド価値もなく、爆発するスマホとして有名。ウォン高で価格が上昇。勝負にならないな。
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