ゼレンスキー大統領が日本の国会で演説「アジアで初めてロシアに対する圧力をかけ始めたのが日本。引き続き継続を」

一部の日本人が真珠湾攻撃がどうとか騒いでいたが、日本の国会でオンラインで演説したゼレンスキー氏の言葉を動画作成しながら、耳で聞いていたがわりと普通の演説だと思う。やはり、演説する国をしっかりと調べている。どこを強調すれば良い演説に聞こえるか。今回は日露戦争のことを述べている。

「本日は私がウクライナの大統領として初めて外国国家元首としてお話しできることを光栄に思います。」と述べた後、「日本が援助の手を差し伸べて下さいました。心から感謝致します。日本の皆さまが苦しい大変な戦争停止のために努力しはじめた。ウクライナの平和の復活に動き始めました。ウクライナだけでなくヨーロッパ・世界にとって重要です。この戦争が終わらない限り安全に感じる人はいないでしょう。 アジアで初めてロシアに対する圧力をかけ始めたのが日本です。引き続き継続をお願いします」と支援に感謝するとともに、引き続きの支援を要請した。

しっかりと日本にお礼を述べている。引き続きの要請も普通だ。彼の演説がどうとかより、ロシアの横暴だけは民主主義国家としては許せるものではないと、管理人は考えている。

ウクライナのゼレンスキー大統領のオンライン演説が日本の国会で午後6時から行われ、ゼレンスキー大統領は「アジアで初めてロシアに対する圧力をかけ始めたのが日本です。引き続き継続をお願いします」と語った。

細田衆院議長のあいさつの後、ゼレンスキー大統領は、岸田総理大臣や衆参両院の議長をはじめとする国会議員に対し、ウクライナ語で語りかけ同時通訳された。

「本日は私がウクライナの大統領として初めて外国国家元首としてお話しできることを光栄に思います。」と述べた後、「日本が援助の手を差し伸べて下さいました。心から感謝致します。日本の皆さまが苦しい大変な戦争停止のために努力しはじめた。ウクライナの平和の復活に動き始めました。ウクライナだけでなくヨーロッパ・世界にとって重要です。この戦争が終わらない限り安全に感じる人はいないでしょう。 アジアで初めてロシアに対する圧力をかけ始めたのが日本です。引き続き継続をお願いします」と支援に感謝するとともに、引き続きの支援を要請した。

国会で外国首脳がオンライン演説を行うのは初めてで、設備の関係から、本会議場ではなく、議員会館の2つの会議室が使用された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8c64cca0c228cc3aa3f6ebf341466e5cbeb4111

■ネットの反応

日本はNATO加盟国でもなければ、ウクライナと直接政治的な利害がある国ではない
そのことを十分に承知の上で話をしているように感じた

ただ、日本も他人事ではない
北方領土は正しくロシアとの問題だし、台湾に中国が侵攻した場合にいかなる立場や行動をとるべきかは喫緊の課題だから

演説してもらって良かったのでは?
と言うか、国際社会の一員として、要請を断るようなことがあってはならないと思うが?

→その通りだ。でも、韓国は中立を貫くそうですよ!

これまでの他国でのオンライン演説に比べれば、刺激的なキーワードは少なかったように思います。これはどうすれば伝わるかということを国ごとに緻密に考えていて、日本の置かれた立場への配慮や国民性を意識したためでしょう。

またゼレンスキー大統領は演説の中で、日本に対し幾度も感謝の意を表していました。日本がアジア諸国の中で初めて、ロシアに経済制裁を科したことに言及したのは意外でしたね。情報を精査して効果的に使うところを見ても、やはりゼレンスキー大統領の非常時の指導者としての力量(ブレーン込みで)は卓越しているなあという印象を受けました。

→ですよね。

日本に対する批判が飛び出すのではと身構えてましたが、演説が終わってみると心配のし過ぎでしたね。日本に対する謝意の言葉が多く、アジア諸国の中で行動が早かった事に対する評価の言葉がありましたね。

ロシアに対する更なる経済制裁の呼びかけの中で、ロシアでの外国企業の活動中止に言及するシーンはありましたが、スイス演説のように具体的な日本企業の名前が出ることはありませんでした。

日露関係の詳細を知らないから話に出て来てないのかもと思いましたが、「津波」「原発」「サリン」「故郷を追われる辛さ」と、日本の過去を理解してると思わせる言葉が目立ちました。日本の対露投資も把握済みだったと思います。

もしかすると、日本の国民性を理解して、他国の議会で行ったような、明確な要求や批判を避けたのでしょうか?
日本に対する感謝の気持ちや、引き続きウクライナに協力して欲しいという願いが伝わる演説だったと思います。

→ですよね。

激な予想記事とは異なって、ちょっと肩透かしというか、安堵したというか…

さておき、経済制裁に視点がシフトしていたが、それは継続するとして、この演説での気づきは、ウクライナの復興だと思いました。
日本は度重なる災害から復興してきたわけだから、終わったあと、しっかりとフォローしていくという協力手段があることを忘れていたな、というところです。

ロシアを撤退へ導くのはいうまでもなく、終わった後の支援が重要だと思いました。
正に日本なら頑張って出来る支援です。

→あんな予想記事を真に受けてはダメです。

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ゼレンスキー大統領が日本の国会で演説「アジアで初めてロシアに対する圧力をかけ始めたのが日本。引き続き継続を」」への1件のフィードバック

  1. かつかつとは言え、日露戦争ではロシアを下し(しかも当時のロシアは日本の十倍の金持ちであった)ノモンハンでは空戦では陸軍97式戦闘機により我よりも遥かに多いソ連の戦闘機群を数多く落とし、地上戦でも日本軍将兵よりもロシア軍将兵のほうが損害は多かったと言う。もしあの時海軍の96式戦闘機も空戦に参加してたら、、と思うわけであり、今、日本がアジアで初のロシア制裁に乗り出したのも此れ迄の歴史から当然の帰結、と思えるわけであります。強いこと言っててもやはり韓国等はロシアを恐れている。一見ロシアに対して弱腰?の日本も、しかし上述の事からやはりロシアに対しては強いのか?と思うわけです。

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