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韓国経済、【韓国造船危機】造船6万人リストラ 需要落ち込み、大手3社で観測浮上

韓国経済、【韓国造船危機】造船6万人リストラ 需要落ち込み、大手3社で観測浮上

記事要約:21世紀の現代社会で神権政治を行っていた韓国政府。この時点で何が何やらわからないのだが、起きていた歴史を今さら変えることなんてできないので管理人はこれもまた「韓国」の面白さだと認識したいと思う。今までの政治や経済が全て神権政治で行っていたのならそりゃ「無能」な対策しか産まれないわな。

ニホンガー、慰安婦ガーという政策でさえ、もはや、操り人形と化した朴槿恵大統領が教祖様に言われて実行していたと考えると、今まで朴槿恵大統領を応援してきた管理人の時間を返せといいたい。何もかもが全て台無しだ。もう、朴槿恵政権と呼んでいいかすら疑問を禁じ得ない。でも、呼び名がなくなるのは困るので便宜上は(仮)朴槿恵政権で行こうと思う。まさか、他国の政府で(仮)を使うことになるとは思わなかったんだが現実とは得てして妙ということでご了承いただきたい。

さて、(仮)朴槿恵政権の話はこれぐらいにして、造船の最新情報を見ていこう。韓国の造船危機で解雇されたのは韓国の造船ビッグ3、サムスン重工業。現代重工業、大宇造船海洋の2万人となったらしい。さらに年末までには後2万人、合計4万人の解雇者が増加するとのこと。

韓国造船工業会によると、造船業界の被雇用者は6月末時点で16万3000人と、昨年12月の18万3000人から減少したそうだが、管理人からいわせると圧倒的に足りない。今の受注レベルだと18万人の3分の1ぐらいが妥当だろう。つまり、あと10万人の解雇が必要だ。仕事がないのに給料だけ払い続けても仕方がない。

だいたい風呂敷をたためずに規模を拡大したことで固定費が増大して大赤字なのにまずはリストラで赤字が少しでも黒字になるようにしないと経営再建もなにもあったものではない。4万人では数年後にまた危機に陥って再び解雇にしかなりかねない。しかも、さらなる巨額な赤字が計上されてだ。韓国政府の税金は造船業界では無限かもしれないが、韓国人の血税には限界がある。

>造船業の「ビッグ3」とされる大手3社では、納期遅れによる違約金、新規造船の受注低迷、石油プラットフォームの需要落ち込みなどを背景に、6四半期の合計損失額が6兆6000億ウォン(約6086億円)に達した。船舶は同国の輸出品目1位の座から転落し、政府主導の再建計画が始まっている。

これがもう意味わからんな。何だよ.納期の遅れによる違約金。仕事を受注できないのはわかるが納期遅れとか、完全に韓国企業の責任だろうに。そして、損失合計が6兆6千億ウォンと。うん。言うことないぐらい無能な経営をしていると。

>「仮に来年も状況の改善がみられなければ、長くつらい道を進むことになるだろう」と韓国産業研究所(KIET)のホン・ソンイン研究員は警鐘を鳴らす。

あの今の構造調整だと大宇造船海洋の雇用数は1割も減ってなかった。どう見ても状況の改善なんて見込めないぞ。造船のコンサルタントをしているマッケンジーが述べていたじゃないか。大宇造船海洋の構造調整ではダメだと。

>ビッグ3の中で唯一、今年上期で利益を計上した世界最大手の現代重工業は26日、2社に先駆けて7~9月期(第3四半期)の業績を発表した。費用削減が奏功し、少数株主持ち分を除く最終利益は2955億ウォンと、前年同期の6002億ウォンの損失から回復した。ただし、売上高は前年同期比19%減の8兆8400億ウォン。年初来の受注額は造船部門の現代尾浦造船と現代三湖重工業との合計で60億ドル(約6260億円)で、目標の22.5%にとどまっている。現代重工業は今年上期、約1500人を解雇した。

現代重工業はリストラで1500人ほど解雇して、今期の業績は利益を出したと。まあ、本当に出したかは知らないが、これが本当なら現代重工業は生き残れるか。サムスン重工業も1500人解雇したと。この二者は巨大な財閥グループの一員なので資金繰りに困ることはないか。問題は大宇造船海洋の方だな。

>大宇造船海洋は15年に過去最大の年間損失を計上した。今年末までに希望退職者を約1000人募るほか、事業再編によりさらに2000人の削減を見込む。受注の伸び悩みが続く場合には、人員整理をさらに推し進める可能性も示唆している。

1万人以上も従業員を遊ばせておいて希望退職者1000人募るとか、いまだにこんな程度。これはもう潰れたほうがいいんじゃないか?(仮)朴槿恵政権では助けてもらえたかもしれないが、次の韓国政権ではどうなるか知らんぞ。

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韓国経済、【韓国造船危機】造船6万人リストラ 需要落ち込み、大手3社で観測浮上

韓国の造船業が苦境に立たされている。現代重工業、大宇造船海洋、サムスン重工業の大手3社は今年に入り2万人以上を解雇しており、韓国労働研究院(KLI)の試算では、年末までにさらに4万人の解雇者が出る可能性がある。

韓国造船工業会によると、造船業界の被雇用者は6月末時点で16万3000人と、昨年12月の18万3000人から減少した。

造船業の「ビッグ3」とされる大手3社では、納期遅れによる違約金、新規造船の受注低迷、石油プラットフォームの需要落ち込みなどを背景に、6四半期の合計損失額が6兆6000億ウォン(約6086億円)に達した。船舶は同国の輸出品目1位の座から転落し、政府主導の再建計画が始まっている。

「仮に来年も状況の改善がみられなければ、長くつらい道を進むことになるだろう」と韓国産業研究所(KIET)のホン・ソンイン研究員は警鐘を鳴らす。

ビッグ3の中で唯一、今年上期で利益を計上した世界最大手の現代重工業は26日、2社に先駆けて7~9月期(第3四半期)の業績を発表した。費用削減が奏功し、少数株主持ち分を除く最終利益は2955億ウォンと、前年同期の6002億ウォンの損失から回復した。ただし、売上高は前年同期比19%減の8兆8400億ウォン。年初来の受注額は造船部門の現代尾浦造船と現代三湖重工業との合計で60億ドル(約6260億円)で、目標の22.5%にとどまっている。現代重工業は今年上期、約1500人を解雇した。

サムスン重工業も約1500人の解雇に踏み切った。来月には1億5910万の新株を発行し、1兆ウォンを超える資金調達を見込む。2018年までに最大で40%の人員削減を含む再建計画を進行中だ。

大宇造船海洋は15年に過去最大の年間損失を計上した。今年末までに希望退職者を約1000人募るほか、事業再編によりさらに2000人の削減を見込む。受注の伸び悩みが続く場合には、人員整理をさらに推し進める可能性も示唆している。

元大宝来証券のアナリスト、リ・ジェウォン氏(ソウル在勤)は「受注が回復しなければ来年、各社は再建計画を頼りに荒波を乗り切ることになる。18年には需要の回復が見込まれるが、ピーク時の水準には達しないだろう」と述べる。(ブルームバーグ Kyunghee Park)

(http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161027/mcb1610270500024-n1.htm)

 

 

韓国経済、現代グループはもはや財閥ではない “中堅企業”に“転落

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韓国経済、現代グループはもはや財閥ではない “中堅企業”に“転落

記事要約:先日、トルコのニュース番組で猫が乱入してきて机に座ったりして寛いでるというニュースを見かけた。アナウンサーは猫を見ながら普通に原稿を読んでいたようだ。そこで管理人は思い付いた。このサイトには「可愛いマスコットが」いなかったので、我が家で飼っている猫を登場させたらいいんじゃないかと。大体、猫がニュースを紹介するのはわりとうけるんじゃないか.今、日本は猫ブームだしな。

これこそ、可愛い猫がお送りする韓国経済サイトの誕生である。韓国経済に色々なニュースはあるのだが、猫が登場することで固い記事を少しでも柔らかくできて、リラックスできるんじゃないかと。毎回、しかも、記事は残るので猫の思い出ブックにもなる。以上が画像の説明である。猫と韓国経済の記事に関連性はないが、猫が突っ込んでいると思いながら読んだら楽しいかもしれない。こっそり撮ってるので出演料は「モンプチ」をあげるということで。

もう、猫の話だけでいいんじゃないかと気もしてくるが、これらいにして記事に話を戻す。記事は何だ。記事は現代グループがもはや財閥ではないという話で、中堅企業に転落しているという。意外と潰れないと読者様が予想していた現代グループはもう公式には財閥企業ではなくなったようだ。

公式というのは公正取引委員会がきめたことで、資産が7兆ウォン(約6500億円)を超えるグループは、相互出資制限、および債務保証制限企業集団に指定するらしい。でも、現代グループは現代商船、現代証券が系列会社から外れたのでその基準を満たさなくなったようだ。

>公取委は「現代グループは今年4月の大企業集団指定当時には21の系列会社を抱え資産総額が12兆8千億ウォン(約1兆1800億円)で、財界30位(公企業集団含む)だったが、今年8月に現代商船、現代証券などが系列会社から外れ、現在は12の系列会社に資産総額2兆5643億ウォン(約2400億円)水準に減った」と明らかにした。

ふむふむ。管理人は現代グループは財閥2位だとおもっていたが、もはや、経営難で分裂しており、財閥ですらなくなっていたということか。しかも、その規模は2400億円・・・。サムスン電子のギャラクシーノート7の最初のリコール費用ぐらいじゃないか。

最近、サムスン電子を良く扱うので桁の金額数千億円なら安いとか感じてしまうのだが、現代グループ12系列と同等だったのか。どれだけサムスン電子1社で韓国の富を独占しているのかよくわかるな。ということはこれからは現代自動車、現代重工業と他の現代グループは分けて考える必要があるのか。かなり面倒な話だな。

でも、これも一応、朴槿恵政権の公約の財閥解体に入るんだろうか。確かに表向きには分裂して資産規模が大幅に減少しているわけだが、経営陣が旧現代グループの家族がいるならただの誤魔化しかもしれない。でも、公式上に現代グループはもう財閥ではない。

ただの中堅企業ということで。でも、現代自動車はもっと巨大だろ。これどういうグループに分かれているか後日に調べておく。でも、どれが一番先に崩壊する財閥かのアンケートは意外にも「現代グループ」と決定した?でも、破産したわけではないので読者様がそれで納得するか教えて欲しい。もし、それでいいならアンケートを締め切ることになる。

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公正取引委、指定大企業集団から除外
現代証券・商船など系列会社から外れ
資産2.5兆ウォン台に下落

韓国最大財閥と同義語だった「現代グループ」が、公式には財閥でない“中堅企業”に“転落”した。

公正取引委員会は20日、現代グループを相互出資の制限および債務保証制限企業集団指定から除外すると発表した。公正取引法上、資産が7兆ウォン(約6500億円)を超えるグループは、相互出資制限、および債務保証制限企業集団に指定する。現代グループは現代商船や現代証券が系列会社から外れ、資産規模がこの基準を満たさなくなった。

公取委は「現代グループは今年4月の大企業集団指定当時には21の系列会社を抱え資産総額が12兆8千億ウォン(約1兆1800億円)で、財界30位(公企業集団含む)だったが、今年8月に現代商船、現代証券などが系列会社から外れ、現在は12の系列会社に資産総額2兆5643億ウォン(約2400億円)水準に減った」と明らかにした。現代証券はKB金融に買収され、現代商船は債権団の出資転換以後、最大株主の産業銀行が管理している。

現代グループはすでに2000年代初めにグループ分化で規模が大幅に縮小されたが、今回の決定には象徴的意味がある。現代グループの故チョン・ジュヨン名誉会長が創った現代グループは、経済開発史に深い足跡を残した。

現代グループの前身はチョン名誉会長が1947年に作った現代土建社(後の現代建設)だ。以後、チョン名誉会長は1960年~70年代にグループの核心になった現代自動車と現代重工業を相次いで作った。電子・物流・商船にも手を広げた。2001年のチョン名誉会長死亡と、二世たちの間の経営権争いなどを経て、現代自動車と現代重工業が現代グループから分離され、チョン・モンホン前会長が自ら命を絶った後は夫人のヒョン・ジョンウン会長がグループを引っ張ってきた。

現在、公取委指定大企業集団には、現代自動車や現代重工業など旧“現代グループの家族”が依然として布陣している。しかし、名称上は“嫡統”の現代グループはもはや財閥企業ではなくなった。

(http://japan.hani.co.kr/arti/economy/25449.html)

韓国経済、【韓国造船危機】マッキンゼー「大宇造船の生存は難しい」…大宇造船は「根拠ない」と反発

韓国経済、【韓国造船危機】マッキンゼー「大宇造船の生存は難しい」…大宇造船は「根拠ない」と反発

記事要約:韓国の造船会社、ビッグ3の一つ大宇造船海洋は現在、構造調整中だがその赤字規模は他より遙かに酷い。すでに負債比率が7000%を超えており、1兆2000億ウォン規模の債務超過に陥っている。

しかも、今年の新規受注は9月末までで9億8000万ドルで、予想の115億2400万ドルとしていたが、それの8.5%にとどまっている。こうなると赤字は増える一方で、既存の受注量の建造遅延で上半期に1兆1894億ウォンの赤字を出した。受注もダメ。赤字は増大。こんなの再建できるわけないだろういい加減にしろというレベルである。

これを韓国政府と債権団は三段階の非常プランで防ごうとしているのだが、そういう問題でもないんだよな。素人の目からしても、もはや、生存の可能性は亡きに等しい。

今回、最初に大宇造船海洋の酷い有様を説明したのは大宇造船海洋をコンサルタントしたマッキンゼーの報告書で「大宇造船海洋の自力生存の可能性は低い」という結論を出したためだ。どう見ても、自力生存できるはずがない。上の業績からしたら破産一歩手前なのに、まだ大宇造船海洋は上場しているんだよな。

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この通り、まだ株価を維持している。誰が見ても破産目前の株価を必死に買い支えているのが韓国政府と債権団だと思うが管理人はさっさと破産させてビッグ2にしたほうが良いと思う。明らかに信用度も足りてないのが見ればわかるだろ?今年の受注が目標の8.4%でどうやって生きていくんだ。

とまあ、マッキンゼーが無理といったわけだが、それを大宇造船海洋は「根拠がない」と反発している。根拠なんて山のようにあるじゃないか。誰が見ても詰んでいるのに大宇造船は認めないと。本当、韓進海運と同じだよな。では、報告書の内容を見ていこう。

>マッキンゼーは報告書で、大宇造船は赤字が当分続き、受注量が減り続け、財務構造がさらに脆弱になるという見方を示した。受注量は減少するが固定費はすぐには減らない造船産業の特性のため財務構造の改善が難しいという診断も付け加えた。

全くその通りだな。すでにそうなっているのは見ての通りだ。受注がないのに1兆ウォンの赤字が出ているとか。明らかに固定費が大きいんだよな。それをリストラや設備縮小などで減らすのが構造調整だと思うが、このまま韓国政府が支え続けても破産は時間の問題だろう。

だいたい、大きいから潰せないと多額の支援したところで受注が減り続けているのだからどうしようもない。しかも、上の受注だって韓国軍が発注した潜水艦とかが含まれているんだろ?自力でどれだけ受注できたかすら怪しい。速く潰して他の2社に吸収させたほうがいい。

>一方、現代重工業に対しては、系列会社の現代オイルバンクを証券市場に上場させれば現在の危機を乗り越えることができると判断した。現代重工業がビッグ3のうち最も競争力があると予想したという。サムスン重工業の場合、来月の有償増資が成功すれば、当分は財務上の困難はないと診断した。

他の2企業は生存できると確かに大宇造船海洋と比べればましだが、この2社だって経営が苦しいことに変わりはないんだよな。でも、同じ財閥でもバッグがサムスンと現代だからな。この2企業グループは韓国財閥で1位と2位だ。潰す理由はあるが、潰せないなら存続するだろう。韓国政府として大宇造船海洋を潰してもこの2社は助けるまでが秘密契約である。なぜなら、財閥優遇でもっとも顕著なのはこの2グループへの待遇だからな。しかし、この造船危機は金融危機にも繋がるので管理人はわりと注目している。

簡単に説明すると韓国の銀行、特に産業銀行が大宇造船海洋に多額の融資をしている。しかし、大宇造船海洋が破産すればその融資は焦げ付いてしまう。「焦げ付く」というのは、貸した金銭が回収不能となることをいう。たまに出てくる経済用語なのでこの機会に覚えておくといい。回収不能になれば銀行は「貸倒引当金」として処理しないといけない。貸倒引当金というのは将来に発生するであろう貸付金・売掛金の損失を計上すること。

多額の貸し倒れ引当金を計上すれば、銀行はBIS規制に引っかかってしまう。BIS規制は自己資本比率を7.5%以下にしてしまうことで国際的な取引ができなくなる。しかも、自己資本比率7.5%以下だと銀行そのものが倒産する可能性が出てくる。だから、韓国の産業銀行と輸出入銀行は大宇造船海洋に潰れて欲しくないのだ。

>マッキンゼーが大宇造船の生存の可能性を低く評価したことで、昨年4兆2000億ウォン(約3900億円)を支援することにした決定が間違っていたのではという指摘も出ている。産業銀行と輸出入銀行は昨年10月29日、大宇造船に4兆2000億ウォンを支援すると発表した。

間違いも何もそれだけ投入しても生存の見込みはないのだから、そのまま銀行の不良債権である。責任も何もうやむやにされるだけだろ。韓国政府や銀行にも責任があるとおもうが。

>政府関係者は「マッキンゼーの報告書は参考資料として活用するだけ」とし「マッキンゼーの報告書に基づいて構造改革が進められるのではない」と述べた。政府は鉄鋼産業および石油化学産業に対するコンサルティングの結果をほぼ受け入れ、これを基礎に分野別構造改革案を発表した。

結局、マッキンゼーに頼らないと改革案すら出せないのが丸わかりなんだよな。それが意図したことと違うからと、報告書に基づいて構造改革が進められるのではないとか述べても、政府関係者に正確なコンサルティングができる人材なんているわけないからな。ビッグ3がビッグ2になるときも近そうだな。その前に金融危機が発生するが「連鎖倒産」なんて興味深い事態は未然に防ぐだろう。

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韓国経済、【韓国造船危機】マッキンゼー「大宇造船の生存は難しい」…大宇造船は「根拠ない」と反発

韓国造船産業の構造改革についてコンサルティングをしたマッキンゼーが「大宇造船海洋の自力生存の可能性は低い」という結論を出した。大宇造船は12日、報道資料を出し、「マッキンゼーのコンサルティングは根拠のない仮定のもとで行われた」とし「これを受け入れることはできない」と反発した。

コンサルティング業界と金融界によると、マッキンゼーは最近、造船産業コンサルティング最終報告書を現代重工業、サムスン重工業、大宇造船海洋の造船「ビッグ3」と造船海洋プラント協会に提出した。この報告書には、大宇造船の財務構造や受注見通しを考慮すれば、生存の可能性と競争力が他のビッグ2に比べてかなり低いという内容が書かれていることが分かった。マッキンゼーは事実上、韓国造船産業を現代重工業とサムスン重工業中心の「ビッグ2」体制に転換することを提案したという。

◆業界の反発で構造改革が遅延

造船産業のコンサルティングは6月に政府の注文で始まった。当時、政府は8月までに業界コンサルティングを終え、その結果に基づいて造船産業構造再編案を準備すると発表した。しかし業界内の利害関係が絡み、構造再編案の発表は10月末に延期された。一部ではさらに遅れるという見方もある。

マッキンゼーの初期の報告書に対しては現代重工業とサムスン重工業から反発があった。大宇造船の実績および受注の見通しを過度に楽観的に判断したという理由からだ。その後のコンサルティングでマッキンゼーが大宇造船の生存の可能性が低いという方向を変わると、今度は大宇造船が反発した。このため、マッキンゼーは最近「最終報告書」をビッグ3造船会社および造船協会に提出したが、政府と大宇造船がこれを最終報告書として認めないという事態が生じている。当初3社との協議を経て報告書を出すことにしたが、大宇造船がこれを拒否しているため最終報告書ではないという主張だ。

マッキンゼーは報告書で、大宇造船は赤字が当分続き、受注量が減り続け、財務構造がさらに脆弱になるという見方を示した。受注量は減少するが固定費はすぐには減らない造船産業の特性のため財務構造の改善が難しいという診断も付け加えた。一方、現代重工業に対しては、系列会社の現代オイルバンクを証券市場に上場させれば現在の危機を乗り越えることができると判断した。現代重工業がビッグ3のうち最も競争力があると予想したという。サムスン重工業の場合、来月の有償増資が成功すれば、当分は財務上の困難はないと診断した。

マッキンゼーは韓国造船業界をビッグ2体制に転換する案を「A案」、ビッグ3すべてが生産設備を大幅に減らし、その後に大宇造船のM&A(企業の合併・買収)を推進する案を「B案」として提示したと伝えられた。

◆4兆2000億ウォン支援の責任は

マッキンゼーが大宇造船の生存の可能性を低く評価したことで、昨年4兆2000億ウォン(約3900億円)を支援することにした決定が間違っていたのではという指摘も出ている。産業銀行と輸出入銀行は昨年10月29日、大宇造船に4兆2000億ウォンを支援すると発表した。これに先立ち政府は非公開の会議を開き、大宇造船を再建する決定を出した。造船業界の関係者は「当時、政府は過度に楽観的な見方を根拠に大宇造船の再建を決めた」とし「これに対する責任も問うべきだ」と指摘した。

当時、政府は大宇造船が2016年に115億ドルを受注できると予想した。しかし12日基準で大宇造船の今年の累積受注額は13億ドルにすぎない。政府は今年の大宇造船の黒字転換に自信を見せていたが、上半期だけで1兆ウォン以上の純損失を出した。

政府が責任論を意識してマッキンゼーのコンサルティングの報告書の意味を縮小しているという指摘もある。政府関係者は「マッキンゼーの報告書は参考資料として活用するだけ」とし「マッキンゼーの報告書に基づいて構造改革が進められるのではない」と述べた。政府は鉄鋼産業および石油化学産業に対するコンサルティングの結果をほぼ受け入れ、これを基礎に分野別構造改革案を発表した。

業界の関係者は「政府が望む構造改革方向とマッキンゼーのコンサルティング報告書の方向が違い、造船産業構造改革の発表が遅れるという見方が多い」と説明した。 ※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

(http://japanese.joins.com/article/625/221625.html?servcode=300&sectcode=320)

韓国経済、現代自動車、賃上げで暫定合意=ストの損失2900億円超

j韓国経済、現代自動車、賃上げで暫定合意=ストの損失2900億円超

記事要約:先ほどの読者様が韓国人の話によると現代自動車のストライキは厳密にいうとストライキじゃないというわけのわからない回答を得たことでコメントで教えてもらったが、別に管理人がストライキの定義をきめているわけでもなく、こうやって普通にマスコミが現代自動車のストライキだと述べているわけなんだが、韓国人のいうストライキてのが何なのか小一時間考えたがやっぱり見当も付かなかった。

答えが出るわけがないことを考えても仕方ないので現代自動車のストライキの損失が2900億円の試算になり、なんと賃上げで暫定合意したというニュースを見ていこう。現代自動車は良く賃金上げを合意したよな。一度、自分たちで合意しといていきなり翻したような連中とまともな交渉するとか。現代自動車は無茶な賃上げ交渉なんて放置すればいいものを。どうせ、また同じことを繰り返すんだからな。

さっさと裁判で訴えるとかできないんだろうか。現代労組がなんでこんなに強いのか。いくら北朝鮮新派だからて。何か対案はないのか。存在すればするほど現代自動車にとってはマイナスというか、どう見ても悪魔のような連中だからな。

韓国経済で1番ダメなのはこのような労組をのさばらせていることだ。さっさと労働法の見直しに着手でもしない限り、韓国経済の一生の癌として付きまとわれるだけだと思う。でも、この見直しが国を解体するより難しいことだったりするので韓国経済が破綻でもしない限りは無理か。いや、むしろ破綻してもダメかもしれない。おそらく、もう独裁国家にでも生まれ変わらない限りは・・・なんて絶望的なんだ。

どんな事業で成功しようがこの連中がいる限り、巨額な損失となるわけだからな。日本のクレーマーがたまに取り上げられるが、そんなものは現代労組と比べたら天と地の差があるからな。管理人が現代自動車に同情してしまうほどだからな。

ある意味でスマホ爆発のサムスン電子より深刻だよな。というより、もう韓国の工場をなくせばいいんじゃないか?そうすれば勝手にリストラになるし。むしろ、「現代自動車Ⅱ」を作ってある程度の資産を移した後に破産宣言するとか。もちろん、ばれないようにするのは難しいだろうが。

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j韓国経済、現代自動車、賃上げで暫定合意=ストの損失2900億円超

>【ソウル時事】賃上げをめぐりストライキが続いている韓国自動車大手、現代自動車の労働組合は12日深夜、賃金交渉で経営側と暫定合意したと発表した。14日の組合員投票で受け入れるかどうかを決める。

【ソウル時事】賃上げをめぐりストライキが続いている韓国自動車大手、現代自動車の労働組合は12日深夜、賃金交渉で経営側と暫定合意したと発表した。14日の組合員投票で受け入れるかどうかを決める。

聯合ニュースによると、労組は今年の賃金交渉でこれまで24回にわたりストを断行。経営側は計約14万2000台の生産に支障が生じ、損失額が3兆1000億ウォン(約2900億円)に上ったと試算している。

(http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101300136&g=int)

 

韓国経済、現代自動車が12年ぶり全面ストライキ、韓国国内の工場ストップ

韓国経済、現代自動車が12年ぶり全面ストライキ、韓国国内の工場ストップ

記事要約:韓進海運の物流混乱。サムスン電子のギャラクシーノート7による爆発事故。韓国のロッテ会長への逮捕状請求。そして、現代自動車の全面ストライキ。これらに共通するのは全て韓国の財閥グループであること。

実は韓国のストライキは現代自動車だけではなく、鉄道・地下鉄などでも起きているのだが、どっちも韓国人の斜め上が楽しめることに変わりはない。しかし、韓国のストライキはなぜか経営が苦しくなる時に限って暴発する傾向が強い。そもそも、今回の現代自動車のストライキは記事を読んでいくとその斜め上ぶりに舌を巻く。たまに会話形式で解説しようか。

労働側「賃金の5万8000ウォン(約5300円)引き上げ、成果給および激励金(350%プラス330万ウォン)、従来型市場商品券20万ウォン、株式10株の支給を要求するニダ。逆らえば全面ストライキをするからな」

現代自動車側「厳しい条件だが合意するしかないニダ。では、それで暫定合意するのでストはやめてもらえるニダ?」

労働側「暫定合意の内容は27日の組合員による投票で78%の反対により否決されたニダ。だから、さらなる要求を追加するニダ」

現代自動車「はあ?労使間の信義誠実に反する行為ニダ」

労働側「そんなことは知らないニダ。では、全面ストライキをするので生産ラインはもう動かないニダ。後、よろしくニダ」

現代自動車「ふざけるな。無理なストライキで我が社のみならず、数多くの下請け企業や地域経済にも被害を拡大することをわかっているのか」

労働側「そんなことは知らないニダ。速く要求を受け入れないとずっと生産ラインはストップしたままニダ」←今ここ。

5年以内に部品メーカーの半分が滅ぶ事態に

ということである。うん。労働側があまりにも狂いすぎていてなんともいえないが、韓国ではこれが現実なのだ。これもストライキをやっても給料が保障されるというわけのわからない法案が盧武鉉政権で可決されたからだ。これだけ見ても労働側の無理な要求で外資系がほとんど寄りつかないのも納得出来るだろう。さすが世界最悪の現代労組とまで言われるだけのことはある。

このストライキでの生産の影響は2290億円という試算らしい。こんな斜め上で2290億円の損害を出すとか韓国だけだろうな。

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韓国経済、現代自動車が12年ぶり全面ストライキ、韓国国内の工場ストップ

現代自動車労組が賃上げ交渉をめぐり、12年ぶりの全面ストライキに入ったことで、同社の蔚山、全州、牙山工場は26日、生産ラインが全面ストップした。労組員は出勤せず、部門別に大会を開いた。労組は今年の賃上げ交渉で既に19回の部分ストライキを行った。

会社側はストライキによる生産への影響が11万台、2兆5000億ウォン(約2290億円)に達すると試算している。ストライキによる被害としては最大規模だ。労組は27日から30日にかけても、毎日6時間のストライキを続行する構えだ。

■最大規模のスト被害

労使は秋夕(中秋節)の連休だった先週末、賃金の5万8000ウォン(約5300円)引き上げ、成果給および激励金(350%プラス330万ウォン)、従来型市場商品券20万ウォン、株式10株の支給などで暫定合意した。会社側は争点だった賃金ピーク制拡大を撤回した。しかし、暫定合意の内容は27日の組合員による投票で78%の反対により否決された。

現代自労組のパク・ユギ委員長は「会社側から賃上げ案を含む追加提示がなければ交渉もない」と主張している。しかし、会社側は「労使がようやく暫定合意に達したにもかかわらず、再び追加賃上げ案を求め、全面ストライキに入るというのは、労使間の信義誠実に反する行為だ。労組の無理なストライキで現代自のみならず、数多くの下請け企業や地域経済にも被害を拡大する点を肝に銘じるべきだ」と指摘した。

■1次下請け部品メーカー、1兆ウォン納品できず

実際に現代自労組のストライキにより、部品メーカーは存立を懸念する状況となっている。京畿道平沢市の下請け企業社長は26日、「労使交渉さえ妥結すれば状況が改善すると思っていたが、全面ストライキとなれば、従業員の士気は地に落ちる」とした上で、「部分ストライキだけで既に受注が減少し、夜間・週末勤務を中止している状況だ。全面ストライキに突入すれば、工場をストップしなければならないレベルだ」と嘆いた。

釜山市の別の部品メーカー社長は「労使文化がこのままであれば、5年以内に部品メーカーの半分以上が滅ぶ」と話した。韓国で現代自の1次部品下請け業者は約400社だ。業界では今回のストライキで1次部品下請け業者の納品への影響が1兆ウォンを超えるとみている。5000社以上とみられる2次、3次下請け業者を含めれば、損失は大きく膨らむ。

■他社の稼働率は50-70%

韓国の自動車工場は既に深刻な危機を迎えている。韓国GM、ルノーサムスン、双竜自動車の3社の稼働率は50-70%にとどまっている。稼働率の低下は販売不振、在庫増加などで生産が減少したことを示す。稼働率低下の最大要因は韓国国内の生産単価では世界的な競争力を生み出せず、輸出が減少しているためだ。韓国の自動車メーカー5社の今年1-8月の輸出は約170万台で、前年同期を14%以上下回った。

辛殷珍(シン・ウンジン)記者

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/27/2016092700602.html)

韓国経済、韓国産業銀行、韓進海運に4500万ドルの融資を検討=関係筋

韓国経済、韓国産業銀行、韓進海運に4500万ドルの融資を検討=関係筋

記事要約:韓国産業銀行が韓進海運に4500万ドル、約500億ウォンの融資を検討していることがわかった。つまり、これで出てきた融資は大韓航空の600億ウォンと合わせて1100億ウォンとなる。

すでに融資されている500億ウォンもあり、これで合計1600億ウォン。後、4400億ウォンほど足りないが、荷下ろしに必要なのは1700億ウォンとも言われているのでだいぶ増えてきた。でも、この韓国産業銀行て造船の時に多額の融資をしていた銀行のはず。さらに述べればリーマンショックの引き金を起こした銀行でもある。

知らない人のために少し解説しておくとリーマン・ブラザーズは倒産する前にこの韓国産業銀行を出資の引受先として協議していた。協議内容はリーマン株25%取得を韓国産業銀行が提案していたのだが、これが流れたことでリーマンブラザーズは倒産して世界的な金融危機へと拡大。主要な子会社に大宇建設やKDB証券などがある。

でも、この韓国産業銀行は政府系の特殊機関(国策銀行)に属するのでわりとこれ政府支援ではないのか。銀行支援だと言い切るにはグレーなところがある。それはともかく、リーマンの件があるので本当に支援するかどうかは疑わしい。海外の投資家用に述べたブラフであるかもしれない。だいたい融資するにも将来の売掛金すら担保になったのだ。後は何を取るというのだ?

後は考えられる方法としては、大宇建設の買収みたいに、韓進海運そのものを買収するための一時金なのか。仮にそうだとしても韓国産業銀行が買収するには二桁以上足りない。6000億円が借金の総額であるしな。うーん。支援するにしても金額が少なすぎるし、そもそも、物流混乱解消するなら500億ウォン程度の融資じゃ足りないことも知っているだろうに。何が狙いなんだろうか。

大体、大宇造船海洋の構造調整で不良債権を山ほど積んだはずなのに韓国産業銀行はまだ金があるのか。韓国政府が裏で韓国産業銀行に融資する取り決めでもあるのか。

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韓国経済、韓国産業銀行、韓進海運に4500万ドルの融資を検討=関係筋

[ソウル 22日 ロイター] – 韓国産業銀行(KDB)は、法定管理(会社更生法に相当)を申請した韓国の海運最大手、韓進海運 に対し、約500億ウォン(約4500万ドル)の融資を検討している。関係筋が22日明らかにした。

韓進海運の船舶で発生している荷下ろしの滞留を解消することが目的だという。KDBは韓進海運の主要債権者。

韓進海運は8月末に法定管理を申請。同社の船舶は世界各地で足止めされ、推定140億ドル程度の貨物が荷下ろしできなくなっている。

オンラインニュースサービスのマネートゥデイは22日、KDBの関係筋の話として、同行が韓国の金融監督委員会(FSC)と協議し、融資を提供するかどうかを22日または23日に決定すると報じた。

KDBの広報担当はコメントを控えた。

韓進海運の筆頭株主である大韓航空 は21日、荷下ろしを進めるために韓進海運に600億ウォンを融資することで合意した。韓進グループの会長と韓進海運の元会長はそれぞれ400億ウォンと100億ウォンの資金を拠出している。

KDBが融資を決定したとしても、支援総額は、韓進海運が荷下ろしに必要な資金として見積もった1730億ウォンには届かない計算となる。

(http://jp.reuters.com/article/hanjin-shipping-debt-idJPKCN11S0GH)

韓国経済、【韓国造船危機】韓国造船業、日本式の構造改革なら「枯死」も

韓国経済、【韓国造船危機】韓国造船業、日本式の構造改革なら「枯死」も

記事要約:中央日報によると韓国造船業は日本式の構造改革なら「枯死」するそうだ。別に日本式を真似する必要はないと思うが、今の操船の受注で日本の構造改革にけちをつけることができるとはおそれいった。

日本の構造改革で確かに造船業の数や雇用は減ったが、それは風呂敷を畳んでいったに過ぎない。少なくとも好景気だからてシェアを拡大しつづけて、結局は自滅している韓国造船業とは異なるだろう。大体、そのダンピングも韓国政府が支援しない限りはもうできないだろう?そもそも、世界中から顰蹙を買っているのだぞ。経営破綻しそうになったら政府支援で生き延びてまたダンピングを続けている韓国造船業に。この先、同じことが出来ると思うなら大間違いである。

もはや、中国が同じことをする限り、韓国の造船業は長くはもたない。そして、中国も結局、国内からの受注でシェアを拡大しているだけなので思ったよりは造船の状況は良くない。結局、その日本式の構造改革が日本の造船業に安定をもたらしたわけだ。気がつくと日本の造船業は韓国に迫る勢いなわけだ。いや、違うな.韓国が勝手に落ちたのか。

でも、これだって76円の超円高と1200ウォンのウォン安では価格差が圧倒的に異なったんだよな。民主党政権の頃は韓国経済は本当好調だったもんな。だが、いい加減気付けよ。韓国の造船はもはや風前の灯火だということに。

>船舶建造の注文は主に日本の船会社から受けている。一般製品のように自ら建造して販売する量も多い。主な造船会社の主力船種も建造が容易 なバルク船だ。

この文章からしても韓国と日本が別の道を歩んでいるのがわかるだろう。韓国は外需。日本は内需を重視しているのだ。そのため、韓国とはやり方が違うのだ。だから、韓国が別に日本の構造改革の真似なんてしなくていいとさっき述べた。

だが、造船を立て直すにしても、すでに9月の時点でビッグ3の合計で32億ドルしかないんだろ?目標の10%の受注でどうやってこの先、やっていくのだ。船を造るのは数年かかるわけだから、この先、受注がないと造船の仕事は停滞する。

その時、仕事もないのに社員だけ置いとくのか。結局、必要最低限の人数にするしかないだろうに。だとすれば造船業の数を減らすことになるのはいうまでもない。それが日本の構造改革である。少なくとも赤字経営をずっと垂れ流すよりは良いだろうに。問題は景気が回復しても仕事が中国に奪われることなんだよな。中国とチキンゲームをしたいならすればいいが。どう考えても韓国に勝ち目はないからな。いつまでも経営者が造船大国なんていう過去の栄光にしがみついて現実を見れないからこうなったんだろ?

そもそも、日本の造船業がどうとか言う前に自分たちの惨状の打開でも図ればどうだ?どれだけ日本の造船業のことを調べても、韓国の造船業とは異なるのだから参考にならんだろうに。産業にはその国の事情が付きまとう。

管理人は「韓国式の構造調整」で造船業を復活させるのを楽しみにしている。もっとも、それで立て直した企業はわずか1社だけで。3兆ウォン支援して、1兆ウォンしか返ってこないんだったかな。どう見ても日本がどうとか言う前に構造調整の成功率をあげたほうがいいだろう。

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韓国経済、【韓国造船危機】韓国造船業、日本式の構造改革なら「枯死」も

  「造船所37カ所、世界受注量3位」。2016年の日本の造船業の姿だ。韓国・中国と 「ビッグ3」を形成しているが、内部の事情は複雑だ。まず船舶建造の生産性が落ちる。韓国より多くの造船所を保有しながらも船舶の引き渡し量は韓国の半分 ほどにすぎない。

船舶建造の注文は主に日本の船会社から受けている。一般製品のように自ら建造して販売する量も多い。主な造船会社の主力船種も建造が容易 なバルク船だ。

20世紀に入って世界造船業の覇権は英国・日本・韓国が順に握った。日本が韓国に造船1位の地位を譲ることになったのは1980年代 の構造改革も関係している。当時、世界的な経済不況で船舶需要が減少すると予想し、政府の主導で生産設備を縮小するなど大規模な構造改革が進められた。

78年に61カ所だった造船会社は88年に26カ所に、ドック数は138基から47基に減少した。東京大をはじめ日本大学内の造船学科はすべて消えた。

造船業への優秀人材流入も中断した。設計人材が大幅に減り、標準化された船舶だけを生産できる構造になった。現在、日本の核心設計人 材は80年代から働いている60歳以上の人たちだ。

三井造船は日本で最も多い設計人材(300人)を保有するが、これは韓国非上場中小造船所の平均水準 だ。韓国現代尾浦造船の場合、設計人材だけで1200人にのぼる。

日本政府の予想とは違い、世界の船舶需要は急激に増えた。日本が構造改革をする間、韓国造船会社はLNG船・タンカー・海洋プラント など高付加価値船種に集中した。日本は企業の特性を考慮しない一律的な設備縮小で企業競争力が一斉に落ち、投資研究が中断され、市場シェアを失っていっ た。

韓国造船会社の市場シェアは2000年をピークに減少傾向にある。しかし韓国は船舶のほとんどを輸出し、日本は内需が支えるという違 いがある。海運の内需がない韓国で日本と似た形の構造改革をする場合、韓国の造船産業は枯死するという見方が出てくる理由だ。

(http://japanese.joins.com/article/772/220772.html?servcode=300&sectcode=320)

韓国経済、【韓国造船危機】韓国造船3社の受注が過去最悪、年間目標の10.6% 今年まだ32億ドル

韓国経済、【韓国造船危機】韓国造船3社の受注が過去最悪、年間目標の10.6% 今年まだ32億ドル

記事要約:韓国造船3社、いわゆるビッグ3といわれる現代重工業、サムスン重工業、大宇造船海洋の3社だが、その最新の受注状況が入ってきた。何と32億ドルらしい。今年ってもう9月なので後、3ヶ月しかないんだよな。年間目標の10.6%とかあるが、どう見ても絶望的なんだよな。

3社合わせて年間目標の10%だから、このまま行けば2割にも満たないわけだ。もはや、世界経済が不況とかの話じゃないだろうに。韓国企業が完全に避けられているんだよな。とりあえず、個別に見ていこうか。

まず、現代重工業は187億ドルが目標で22億ドル。大宇造船海洋は目標達成率が16%で10億ドル。これは62億ドルぐらいが目標なんだろうか。構造調整中とはいえ低い目標だが、それすら達成できないと、最後にサムスン重工業だが、目標は53億ドルだが、今になっても受注ゼロという。なるほど確かに合計すれば32億ドルだな。

>造船大手3社の受注実績が低調なのは、海洋プラントの発注が急に途絶えたからだ。海底油田の石油掘削・生産に必要な海洋プラントは通常、受注金額が1プラント当たり5億ドル(約511億円)以上になるが、今年に入り大手3社が受注した海洋プラントはゼロだ。

何故、急に途絶えたなのか。原油価格下落という事態は確かにあるが、それだけでは説明付かないよな。もっとも原油が余ってるなら海底油田を掘る必要さえないか。海底の油田が余るぐらい原油供給量が続くならこの先も絶望的というわけか。まあ、原油が急に必要になれば海洋プラント受注も増えるだろう。その時が来るかは微妙だがな。米国のシェーンオイル開発もあるしな。最新の原油価格を見ておくか。

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これだもんな。2014年と2016年では全然価格が違う。辛うじてそこの30ドルは維持したがそれで上がって43ドルだからな。海洋プラント受注なんてまずないんじゃないか?掘ってもまず利益でないだろう。これじゃあ。

なんだろうな。これも韓国政府の支援によるダンピングによるシェア獲得。いわゆる焼き畑商法の終焉というところか。この焼き畑商法が使えるのはあくまでも景気が良いときだけだしな。受注がないからと赤字受注で引き受けた結果がこの造船3社のご覧の有様だからな。どれだけ安くで引き受けようが受注がないならどうしようもない。

また、中東に依存していたことが逆に躓く理由にもなったか。2014年辺りは海洋プラントで世界覇権を目指すとか韓国メディアがいっていたわけだが、今となっては哀れとしかいいようがないな。何景気なんて波なのだからそのうち回復する。最も回復したときに造船3社が存在するかは知らないが。

しかし、造船3社がこれ。海運は韓国最大手の韓進海運が破綻。どう見ても韓国の海関連は全て絶望的だろう。もう、これは韓国企業は海に関わるな宣言されているようなものだ。

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韓国経済、【韓国造船危機】韓国造船3社の受注が過去最悪、年間目標の10.6% 今年まだ32億ドル

韓国の造船大手3社の受注が過去最悪レベルで低迷し、今年の受注目標の達成が事実上不可能になった。年末まであと3か月余りの段階で、3社の受注実績は年間目標の10%程度にとどまっている。

韓国の造船大手3社、現代重工業・大宇造船海洋・サムスン重工業は年初から8月までの受注実績が合計32億ドル(約3800億円)にとどまった。3社の年間受注目標は302億ドル(約3兆1000億円)だが、今月に入っても目立った受注がなく、目標達成率はわずか10.6%という状況だ。

造船大手3社の受注実績が低調なのは、海洋プラントの発注が急に途絶えたからだ。海底油田の石油掘削・生産に必要な海洋プラントは通常、受注金額が1プラント当たり5億ドル(約511億円)以上になるが、今年に入り大手3社が受注した海洋プラントはゼロだ。

現代重工業(現代三湖重工業・現代尾浦造船を含む)は今年、造船・海洋部門の受注目標を187億ドル(1兆9100億円)と定めたが、受注実績は商船18隻、金額ベースでは22億ドル(約2250億円)にとどまっている。

大宇造船海洋は目標達成率が16%で大手3社の中では最も高いが、受注金額は10億ドル(約1020億円)にすぎない。

大宇造船海洋の関係者は「年間受注額が35億ドル(約3600億円)を下回れば、さらなる人員削減など緊急の対策を講じなければならない」として「緊急対策の発動だけは避けたいため、ぎりぎりまで受注に総力を挙げる方針」と話した。

サムスン重工業は今年の受注目標が53億ドル(約5400億円)だが、現在までの受注実績はゼロだ。昨年10月末にタンカー2隻を受注して以降、11月近くも全く受注がない状態だ。

同社のパク・テヨン社長は先月、有償増資のための臨時株主総会で「発注元と単独で交渉しているプロジェクトがあるため、受注目標の達成は十分に可能」と公言していたが、
造船業界では「海洋プラントの一部を受注したとしても目標達成は不可能だろう」との見方が支配的だ。

金起弘(キム・ギホン)記者

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/19/2016091900826.html)

韓国経済、現代重工業の反省文…「過去の成功に安住し世界最高と錯覚した」

韓国経済、現代重工業の反省文…「過去の成功に安住し世界最高と錯覚した」

記事要約:韓国人の反省文はどうしてこうも欺瞞に満ちているのだろうか。そもそも、過去の成功に安住とか意味がわからない。ダンピングしながら、大赤字で大きなプロジェクトを受注したら経営が上手くいくはずないなんて素人でもわかる。というより、韓国企業はシェアにこだわりすぎて利益を度外視しすぎなのだ。

経営とは多少の初期投資は必要だが、軌道に乗ればそれなりの利益を上げていかないと続かない。大体、1970年代から振り返るとかも意味不明だ。振り返るなら1997年以降だろうに。アジア通貨危機でリセットされてるのだから。

>パク代表は「わが事業本部は1975年にボイラー製作事業から始まり、これまで大きな成長 を繰り返し、中東地域で多くの工事を成功的 に遂行した。しかしこれまで過去の成功に安住して競争力強化をおろそかにし、最近まで世界最高水準の競争力を持ったものと錯覚してきたのも事実」と反省し た。

ダンピングでシェアを獲得して世界最高水準の競争力を持ったものと錯覚している時点でこいつら何を言ってるんだとしか思えないんだが。管理人はいつもダンピングばっかり述べているなとか、最近、ここに来られた読者様は思っているかもしれないが、韓国企業って本当にダンピングしかないんだ。別に管理人はダンピング言いたくて記事を書いているわけじゃないんだが。

>続けて「あげくに2013年以降の無理な低価格受注と過剰受注で大きな危機に陥り、会社全体の財務健全性にも非常に深刻な影響を及ぼした。進行中の大型発電工事で追加損失の懸念が残っており、市場状況も厳しい」と診断した。

ダンピングを匂わせる言葉が出てきた。これ過去の栄光とか何でもないよな。勝手に自滅しているからな。ついでに株価を見ておこうか。

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現代重工業の5年間の株価と原油価格の動き。2012年のピーク時が345,000なのでそれに比べて3分の1より少し高いぐらいになっている。そりゃ、原油価格が大暴落してしまえば中東諸国での受注は大幅に減っただろう。でも、原油価格チャートを見れば原油価格の暴落前なんだよな。2012年は原油価格は80ドルほどあった。

問題は2013年後半に株価が再び盛り返しているところだ。この時期に低価格受注をしまくって業績をアピールしたのだろう。実際は利益もでない超赤字受注だった。後は落ちる一方と。まあ、それでも造船や海運に比べたら幾分かましではあるが。

>現代重工業プラント事業本部は化工プラントなど陸上プラント製作を担当している。2012年と2013年にそれぞれジェッダサウス、 シュケイクなど大型プロジェクトを獲得する成果を上げたが、これらプロジェクトで大規模損失が出て経営成果が悪化した。

しかし、今の原油価格で現代重工業はプラント事業を受注するほど競争力があるのか。そもそも、韓国経済は世界的な景気の影響を受けすぎなのだ。景気が良いときに設備投資や事業拡大をやってトントン拍子に利益を上げてきたが、景気が悪くなればそれが仇となって事業の再建ができないほど大赤字となる。経営者が未来のビジョンを見えてないというか。行き当たりばったりてやつだな。

管理人は別にギャンブル要素があって韓国経済を見ているわけじゃないんだが、韓国企業を色々調べていくと何するにしてもギャンブルしかやってないんだよな。2012年が韓国経済のピークだった。今、2016年だがそれからどんどん落ちてきている。現代重工業も破産しそうなリストに入りそうではあるが、こういった企業はたくさんあるので別に珍しくないんだよな。

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韓国経済、現代重工業の反省文…「過去の成功に安住し世界最高と錯覚した」

現代重工業のプラント事業担当トップが所属社員に「過去の成功に安住し、世界最高水準の競争力を持ったと錯覚した」という内容の反省文を送った。

パク・チョルホ現代重工業プラント事業本部代表は13日、社員に「最近の経営現況悪化とともにわが事業本部がビジョンを失っており、社員みんなの士気と意欲も大きく落ちていることをわかっている」という文章で始まる書簡を送った。

パク代表は「わが事業本部は1975年にボイラー製作事業から始まり、これまで大きな成長を繰り返し、中東地域で多くの工事を成功的 に遂行した。しかしこれまで過去の成功に安住して競争力強化をおろそかにし、最近まで世界最高水準の競争力を持ったものと錯覚してきたのも事実」と反省し た。

続けて「あげくに2013年以降の無理な低価格受注と過剰受注で大きな危機に陥り、会社全体の財務健全性にも非常に深刻な影響を及ぼした。進行中の大 型発電工事で追加損失の懸念が残っており、市場状況も厳しい」と診断した。

彼は「われわれが持つ能力だけでは事業を持続するのが事実上難しくなっている」としながらも「われわれの同僚と先輩後輩がこれまで努 力して積み重ねてきた事業実績と経験をすべて捨て、何の努力もなくこのまま事業をたたむことだけはできない」と強調した。

そして「われわれの能力の足りな さを認め、これを埋める未来成長動力の確保が切実だ。われわれ全員が回復と再跳躍のために意志と能力を1カ所に集めなければならない」と注文した。

現代重工業プラント事業本部は化工プラントなど陸上プラント製作を担当している。2012年と2013年にそれぞれジェッダサウス、 シュケイクなど大型プロジェクトを獲得する成果を上げたが、これらプロジェクトで大規模損失が出て経営成果が悪化した。

2014年から赤字が続いており、 4-6月期も全事業部門で唯一1500億ウォン規模の営業損失を出した。

※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

(http://japanese.joins.com/article/701/220701.html?servcode=300&sectcode=300)

韓国経済、造船・海運業種の構造調整、再生に成功したのは1企業のみ

韓国経済、造船・海運業種の構造調整、再生に成功したのは1企業のみ

記事要約:韓国の造船や海運業種の構造調整で再生に成功したのは1企業のみだとハンギョレ新聞が伝えている。この記事を読んで率直な感想は韓国人はなにかおかしいことにきづかないんだろうか。そもそも、海運や造船が軒並み破綻ておかしいと思わないんだろうか。

韓国に言わせると世界経済が不況がどうとかいつも述べているが、条件は皆同じなんだよな。欧州だろうが、米国だろうが、台湾だろうが,日本だろうが世界経済の不況を受けている。それなのに韓国企業だけがずらりと破産している時点で「何かが」おかしいと感じないのか。そして、他国の企業は普通に運営をしている。この時点で韓国企業だけが破産する何らかの仕組みがあるとしか思えないんだよな。答えはわかっているんだ。韓国企業に蔓延するシェア拡大主義とダンピング以外は考えられない。

韓国政府が支援するので赤字になろうが、採算が全く取れなくても、1件でも多く受注する。そして、韓国メディアは世界第何位だとホルホルする。韓国人はこれを見て韓国の造船や海運は凄いと錯覚する。しかし、普通の企業はダンピングもしないし、政府支援もほとんどない。だから、採算が取れない事業は引き受けないし、そもそも、慢性赤字状態を放置して営業なんてしない。彼らは借金をしようが、どうせ政府がなんとかする。財閥なら財閥グループがなんとかする。全て他人任せ。しかし、それもそのはず。これをご覧頂きたい。

>しかし、追加資金を含めた38兆7010億 ウォン(約3兆6050億円)のうち、6月末基準で回収された金額は11兆178億ウォン(約1兆260億円)にとどまった。

追加で支援して回収された額は3分の1にも満たない。後の2兆円はどこにいったのか。これどう考えても構造調整の見通しが甘いとしかいいようがない。追加支援しても、やっていることは赤字を垂れ流すだけ。

>チェ議員は「産業銀行と輸出入銀行は特に大宇(デウ)造船海洋、城東(ソンドン)造船、STX造船海洋、大韓(デハン)造船など4社にのみ追加で16兆 ウォン(約1兆5000億円)以上を支援したが、これら4社に対する債権団の損失額だけで19兆ウォン(約1兆7700億円)を超える」とし、「国策銀行 と政府の誤った判断による追加資金支援と、ずさんな管理監督が不利益をさらに増やし、国民経済の負担を増やした」と指摘した。

財閥は潰さない。財閥優遇もここまで行けば凄いな。しかも、損失額は支援するほど膨れあがるとかわけわからん。銀行の融資がどこから出てくるか知らないが、そりゃ、韓国庶民も韓国政府に財閥に1ウォンも金を出すなになるわな。ちょっと酷いとかのレベルじゃないぞ。これまた放置しても勝手に追加資金たりないのかいって、また求めるだろうな。

なんていうのかお風呂場のお水を出しっ放しにして湯船から水が溢れてるのを24時間放置している感じだ。経営再建しているはずなのに支援した金が湯水のように消えていく。杜撰とかじゃないだろ。誰か横領しているんじゃないか。明らかに異変だ。しかし、日本で何で韓国産が安いのかだいたいわかってきたな。

海運がダンピングしてコストを下げていたから安かったわけだ。韓国のりの大量輸出とかも韓進海運や現代商船が運んでいたんだろう。でも、運べば運ぶだけ赤字。造船も造れば造るほど赤字。なんていうのか。支援するだけ絶対無駄だな。やはり、経営者などに任せずに日産のゴーン社長のように外国から有能な経営者に依頼して再建してもらう方が絶対良いだろうな。話にならん。支援してそれ以上の赤字を出すとか全く意味ないからな。

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韓国経済、造船・海運業種の構造調整、再生に成功したのは1企業のみ

2008年以降8年間、自主協約やワークアウト(企業の改善作業)などを申請し構造調整に突入した造船・海運業種企業らに対し、債権金融機関が多くの資金をつぎ込んだが、正常に再生したところはほとんどないことが分かった。

7日、国民の党のチェ・イベ議員(政務委)が金融監督院から提出され分析した資料「主債権銀行別造船・海運分野の企業の構造調整現況」によると、 2008年から現在まで造船・海運会社26カ所が自主協約とワークアウトを申請したが、正常に再生した企業は1カ所だけであるものと集計された。

資料によると、現在の造船・海運業種企業のうち大企業11カ所、中小企業15カ所が自主協約やワークアウトを申請し、半分ほどの14社が破産や約定不履 行などによりワークアウトを中断した。11社は構造調整がまだ進行中だ。チェ議員は「債権銀行によって企業構造調整に入った企業の半分は事実上再生に失敗 したもの」と評価した。

問題は、債権金融機関がこれらの企業の経営正常化のために追加で支援した金額が20兆7602億ウォン(約1兆9340億円)にのぼるという点だ。債権 銀行は26社のうち14社に追加資金を支援した。構造調整に入る直前の基準で、これらの会社に対する金融機関のリスク露出額(エクスポージャー)が17兆 9408億ウォン(約1兆6700億円)であることを考慮すれば、追加支援額の規模がより大きいということだ。

しかし、追加資金を含めた38兆7010億 ウォン(約3兆6050億円)のうち、6月末基準で回収された金額は11兆178億ウォン(約1兆260億円)にとどまった。

一方、構造調整の開始後、債権団から追加資金を支援された造船・海運業種14社の主債権銀行は韓国産業銀行(8社)や韓国輸出入銀行(3社)など、国策銀行がほとんどであることが分かった。

チェ議員は「産業銀行と輸出入銀行は特に大宇(デウ)造船海洋、城東(ソンドン)造船、STX造船海洋、大韓(デハン)造船など4社にのみ追加で16兆 ウォン(約1兆5000億円)以上を支援したが、これら4社に対する債権団の損失額だけで19兆ウォン(約1兆7700億円)を超える」とし、「国策銀行 と政府の誤った判断による追加資金支援と、ずさんな管理監督が不利益をさらに増やし、国民経済の負担を増やした」と指摘した。

パク・スンホン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2016-09-07 22:23

http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/760432.html 訳M.C