日別アーカイブ: 2013年8月24日

韓国経済、家計負債980兆ウォン…住宅貸出などで4-6月期に17兆ウォン増=韓国

韓国経済、家計負債980兆ウォン…住宅貸出などで4-6月期に17兆ウォン増=韓国

記事要約:韓国の家計負債の最新情報である。ついに980兆ウォンとなり、夢の1000兆ウォン台は目前に迫っている。これは今年中に達成できるんじゃないか。しかし、韓国経済が絶好調のはずなのにどうして家計負債はずっと増え続けるんだろうな(棒)

本文:韓国の家計負債の最新情報である。ついに980兆ウォンとなり、夢の1000兆ウォン台は目前に迫っている。これは今年中に達成できるんじゃないか。しかし、韓国経済が絶好調のはずなのにどうして家計負債はずっと増え続けるんだろうな(棒)

>家計負債がまた急速に増えている。22日の韓国銀行(韓銀)によると、6月末現在の家計信 用残額は980兆ウォン(約86兆円)と、過去最高となった。4-6月期だけで16兆9000億ウォン増えた。前年同期比の増加率も5.5%にのぼった。 増加ペースがまた速まったのだ。家計信用とは、家計が銀行などで借りた「家計貸出」とカード・分割払いなど「販売信用」を合わせた金額。

ちなみに韓国政府は来年から中・高所得者の税金を引き上げる政策を示している。朴槿恵政権が低所得者を大事にしているという印象を強めるためと税収確保が目的だろう。政府の借金もどんどん増えているからな。9月以降は財政の崖に突入して、死んでしまうのも避けたいものな。

家計負債が増えた理由は、住宅担保貸出らしい。韓国では住宅は投資目的に使われる。日本のように住む場所だけではなく、値上がりして売る、または貸すといったことが頻繁に行われる。そのために、ウォルセ、チョンセという家賃制度がある。これ結構、特別な制度なので、過去に詳しく解説したのだが、賃貸契約時にまとまった保証金を払えば、月々の家賃を支払う必要がないのがチョンセ。一方、ウォルセというのは毎月決められた額の家賃を払う制度のことをいう。

ウォルセの場合も保証金を一般的に支払う。これには、ウォルセの保証金の金額を多めに払えば、ウォルセの月々の支払いが安くなるというメリットがある。つまり、住宅担保貸出というのはチョンセのために資金か、またはウォルセの保証金を先に払って家賃を減額してもらえるという制度から増えていることになる。

ええ?そんなことは一般の日本人は知らないって?まあ、韓国経済を詳しく知らないとこんな制度のことを調べる日本人なんてまずいないもんな。つまり、日本で言う頭金の制度みたいなものと似ている。ちなみにチョンセでも、ウォルセでも契約終了時には保証金は全額返してもらえる。これは韓国の不動産投資で儲かる仕組みがあったためだ。

韓国在住のブロガーさんから教えてもらった情報になるが、韓国の不動産投資の利率10%ほど付いたために、このようなシステムでも成り立っていた。ただ、最近は不動産投資の利率が減少しているため、チョンセよりウォルセのほうが多いというのも前回に触れたとおりだ。これ以外にも、日本の家賃に相当するサグルセというものもあるが、これは家賃の一括払いが基本だ。つまり、1年借りたいなら1年分先に払うことになる。

住宅担保貸出で家計負債が増えた理由は上で説明したどれかだろう。一番不思議なのは一般の韓国人主婦でも不動産投資でビジネスが成り立つところだが。

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韓国経済、9月危機説:弱点を強化した韓国、今回は盤石

韓国経済、9月危機説:弱点を強化した韓国、今回は盤石

記事要約:韓国は弱点を強化して今回は盤石という記事が出ている。だが、こういう記事を韓国のマスメディアが書いている時点で管理人の読みが正しいことが裏付けられる。すなわち、2013年9月以降、また同じように韓国経済危機を迎えるということだ。理由はすでに何度も説明した。では、どう盤石なのか見ていこう。

本文:韓国は弱点を強化して今回は盤石という記事が出ている。だが、こういう記事を韓国のマスメディアが書いている時点で管理人の読みが正しいことが裏付けられ る。すなわち、2013年9月以降、また同じように経済危機を迎えるということだ。理由はすでに何度も説明した。では、どう盤石なのか見ていこう。

>韓国経済の体力は明らかに変わった。新興市場に端を発する経済危機が押し寄せているが、
韓国経済は過去とは異なり、波に巻き込まれることなく盤石だ。

このように書く時点で察して下さいという現状であるな。まあ、そこを突っ込んでいると話が進まないので次に行こう。

>米国の量的緩和が9月にも縮小される可能性が高まり、新興市場に押し寄せていた外資が
引き潮のように引き揚げられている。インド、インドネシア、ブラジル、トルコ、南アフリカなど
新興市場では通貨価値が急落し、株価は下落、金利は上昇するという危機の兆しが表れ始めた。

これは前回に取り上げた。確かに韓国と新興国を違う動きを見せている。現段階では。では、どうしてみずほから5億ドル(500億円)を借りたんだろうな(某)。管理人はこれからドル不足になりそうだからとしか思えないのだが。

>経済危機が起きると、必ず打撃を受けてきた韓国に対する扱いが今回は異なる理由は、
韓国経済の基礎体力が強まったからだ。外貨準備高、短期債務比率、経常収支赤字など
経済危機のために弱点とされた部分が大幅に強化された。

・・・・・・。経済危機のために弱点とされた部分の例がおかしくないか?外貨準備高は3284億ドルだったかな。でも、あんなの誰も額面通りに使えるなんて思っていないだろ?短期債務比率が強化された。それってどうせ、ロールオーバーするのだからたいして関係ないよな。向こうが清算したいなら話は別だが。経常収支赤字、これも中身を見ないとなんともいえないが、これだけは経済の危機の弱点部分の強化にはなるな。

ということで一つだけしかない。そもそも、これだけ改善しても韓国の脆弱経済構造は何も変わらない。例えば、全ての弱点に繋がる貿易依存度の改善、内需の改善、サムスン、財閥だけが儲かる仕組みの改善、家計債務危機問題、電力危機となる電力価格の優遇政策の対処といったものが本来の脆弱な経済構造の「改善」に繋がるのだ。つまり、管理人からすれば一つも弱点を克服をしてないということになる。ああ、このブログも9月から忙しくなりそうだな。また、ウォンウォッチの実況でも始めて行こうかな。

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