韓国経済、「ＴＨＡＡＤ韓国配置の意思持っている」韓国国防長官

記事要約：先日からTHAADの韓国配備についての話題をいくつか取り上げているわけだが、どうやら韓国国防長官が韓国に配備することを述べたようだ。つまり、アメリカの踏み絵には一応、了承したということだろうか。ただ、当然，中国は反対するはずなので相当な嫌がらせが待っているだろうな。

確か経済制裁して電気自動車のリチウムイオン電池の中国市場から閉め出されてしまったのだったかな。何せ中国のことだ。速攻、韓国に対して厳しい経済制裁を行うだろう。それでも、韓国は了承するかは未定だ。のらりくらりかわすのはもう難しい。というより、G７サミット以降、アメリカと中国の対立は決定的である。しかも、フランスまで南シナ海の方で動き出したからな。蝙蝠外交の行き着く先はどちらからも経済制裁という形になっているようだが。

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韓国経済、「ＴＨＡＡＤ韓国配置の意思持っている」韓国国防長官

国防部の韓民求（ハン・ミング）長官は４日、「高高度ミサイル防衛（ＴＨＡＡＤ）システムを韓半島（朝鮮半島）に配置する意志を明確に持っている」と明らかにした。

韓長官はこの日シンガポールで開かれた第１５回アジア安全保障会議の本会議での主題演説の後、「ＴＨＡＡＤ配置に対する韓国政府の立場」を尋ねる各国代表団と専門家らの質問にこのように答えた。

韓長官の発言は米民主党の有力大統領候補ヒラリー・クリントン元国務長官が２日にカリフォルニア州サンディエゴでの演説を通じ「長官在任時に韓米日ミサイル防衛（ＭＤ）システムを構築してきた」と明らかにした中で出てきたものだ。

韓長官は「北朝鮮の核・ミサイル能力が高度化される状況で韓国がどのようにミサイルを防衛するかが本質。

韓国軍と在韓米軍が保有するミサイル迎撃能力は終末段階の下層に過ぎないためより広範囲な地域を防衛できるＴＨＡＡＤが配置されれば軍事的に有用だとみている」と話した。

韓長官は「（ＴＨＡＡＤ配置問題は）徹底的に大韓民国の安保と国益の観点から見ており、韓米双方の共同実務団が構成され配置地域と時期、費用などを共同検討している。その結果が両国政府に報告・承認されればそれにより措置される。（ＴＨＡＡＤ配置の）意志を明確に持っている」と強調した。

一方、韓米国防相会談では両国間で行き違いの議論が起きているＴＨＡＡＤ配置と関連した議論はなかったと韓国国防部当局者が伝えた。

しかし孫建国中国人民軍副総参謀長は韓国側に「ＴＨＡＡＤは中国の戦略的利害に反する事案であり反対する」という意向を明らかにしたという。

これに対し韓国側は「ＴＨＡＡＤは北朝鮮の核ミサイルの脅威に備えるための防衛用武器だ。必要ならば技術的にいくらでも説明できる問題だ」と答えたと会談関係者が伝えた。カーター米国防長官は韓米国防相会談で「韓米同盟は依然として強固だ」と強調した。

また、韓長官とカーター長官、日本の中谷元防衛相はこの日、韓米日国防相会談を行ない北朝鮮の核とミサイルに対する共助強化案を議論した。

彼らは「（軍事的）緊張を高めさせる北朝鮮の追加挑発行為をただちに中断し国際的義務と公約を順守すべき。国連安保理決議２２７０号の徹底した履行のために３カ国が国際社会とともに緊密に協調しよう」と同意を集めた。

彼らは会談を終えると共同声明文を通じ「北朝鮮の脅威に３カ国の国防当局が速やかに協力することにした」と明らかにした。トランプ候補の外交安保認識と関連し同盟の未来に対する懸念が出てくる中で韓米日３カ国は軍事協力をさらに強化する様相だ。

何より米国を媒介に韓日間のホットライン追加設置、要人交流拡大など両国の軍事協力を強化することにしており注目される。（中央ＳＵＮＤＡＹ第４８２号）

（http://japanese.joins.com/article/532/216532.html）