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韓国経済 今年下半期の経常収支黒字はわずか2億ドル?健全性問題ないかー来年の上半期もわずか20億ドル【動画】

韓国経済 管理人は10月の経常収支は赤字になると予想しているが、どうやらそんな予想はあまりにも楽観論過ぎた。もう、なめらかプリンのような甘さだ。なんと韓国銀行が今年下半期、つまり、7月から12月までの韓国の経常収支黒字がわずか2億ドルにとどまると予想したのだ。

ええ?2億ドル?ジンボルトも3度ぐらい記事を見直したが確かに2億ドルと書いてあるんだ。もちろん、上半期の経常収支が黒字なので、今年の経常収支が赤字に転落することはないが、しかし、下半期がわずか2億ドルだとすれば、後、10億ドル程度しか経常収支が増えないことになるな。

それで、年間の経常収支予想が250億ドルらしい。これは2011年の166億ドル以来、11年ぶりの最低水準。あのコロナ禍でさえ、年内の経常収支は759億ドルの黒字だった。といったジンボルトでさえ驚くべき内容だが、韓銀が予想したのだから取りあげていくしかない。記事を整理していこう。

1.経常収支とは何か

2.今年の経常収支(2002年9月まで)

3.韓銀が経常収支黒字の見通しを大幅に下方調整したのは商品収支のためです。商品収支見通しは105億ドルの黒字から70億ドルの赤字に変わりました。詳細を見ると、通関基準で輸出見通しが3610億ドルから3385億ドルに225億ドル減った中、輸入見通しは3795億ドルから3733億ドルに62億ドル減少すると見られました。

4.韓銀は、経常収支の見通しを相当幅下方調整した理由を原材料輸入と半導体輸出と説明しました。

5.問題は来年上半期の経常収支の見通しも明るいがではないということです。来年上半期の黒字予測も95億ドルから20億ドルに急減しました。これも商品収支黒字が166億ドルから70億ドルに半土幕になった影響です。

6.我が国は配当級支給など季節的要因で毎年一時的な赤字が発生する4月を除けば黒字が発生する仕組みです。去る8月に30億5000万ドルの赤字が発生したのは、2012年2月以降初めてのほど異例のことだ。8月だけにしてみると、2008年8月以降14年ぶりに初の「8月赤字」です。

7.ただし、韓銀金融通貨委員会の判断は異なっているようです。

8.韓銀はこのような経常収支の悪化の流れが来年下半期から改善されると予想しました。対外不確実性が徐々に緩和され、半導体など情報通信(IT)景気が良くなるうえ、中国のゼロコロナ政策も終了すれば、経常収支黒字もまた増えることができるという説明です。

以上の8つだ。順番に見ていく。

まずは1と2だが、今回は経常収支を取りあげるので、最初に経常収支の説明と今年の経常収支について確認しておこう。最初は経常収支の解説だ。

経常収支とは貿易サービス収支、第1次所得収支、第2次所得収支、資本移転収支、金融収支の大きく5つに分類されており、それらの合計である。

韓国で最も大事なのが「貿易サービス収支」であることはいうまでもない。なぜなら、韓国は貿易で食べている国だからだ。この経常収支で重要な指標となるのはそれぞれの国で違うてことだ。

そして、韓国政府は8ヶ月連続の貿易赤字を出しても、経常収支が黒字だから、韓国のファンダメンタルズは大丈夫だと説明している。確かに今年の経常収支は上半期で大きく増加したので、250億ドル程度の予想となっているが、8月の予想は370億ドルだったので、そこから120億ドルも下方修正されているのだ。

次に2は9月までの経常収支。経常収支は2ヶ月分遅れて発表されるので9月までとなっている。

■2022年の経常収支(9ヶ月分)


01月:19億1,550万ドル
02月:64億1,940万ドル
03月:70億5,760万ドル
04月:ー7,930万ドル
05月:38億5,990万ドル
06月:56億980万ドル
07月:79億110万ドル
08月:ー30億4,910万ドル
09月:16億1,120万ドル

合計:241億3,610万ドル

ジンボルトが8月の経常収支が赤字になったときに大きく取りあげたことは覚えているだろうか。4月にも経常収支は-7930万ドルの赤字になっているが、これは第1次所得収支による債務から生じる配当金が多額に払ったのでマイナスになったと。しかし、8月に配当金を払うことはないので経常収支が-30億ドルの赤字となったのは明らかに異常信号なのだ。

なぜなら、韓国の輸出構造なら製品を組み立てて輸出するときに原材料価格を上乗せしやすい。だから、原材料価格が100円に上がっても、製品を150円にして売れば理論上は黒字になるのだ。つまり、韓国は原材料価格以下、100円以下で大量に売っていることになる。売れば売るほど赤字てやつが経常収支の赤字から読み取れる。

じゃあ、売らなければいいとおもうかもしれないが、すると在庫がたまっていくわけだ。その在庫資産が166兆ウォンと何度も出てきた通り。結局、大量の在庫があっても邪魔なだけで、毎月の人件費やインフラコストを払えなくなるので、安くしても売るしかないと。

しかも、前月は79億ドル稼いでいたのだ。そして、輸出、特に半導体輸出がこの頃から急減していく時期と重なると気づけば、横の繋がりが理解できている。

輸出とICT輸出のデータもだしておこうか。

輸出についてざっと眺めておくだけでいい。ICT輸出に注目して欲しい。重要なのはICT輸出は大きく増減するのに、ICT輸入はほぼ変わらないてことだ。韓国の半導体は日本を始め、海外から半導体に使う機械、素材や部品などを購入して韓国の工場で組み立てる。つまり、半導体を製造する材料費はどの月も同じようにかかる。だから、平均130億ドルは1ヶ月の輸入にかかる。

そして、7月から半導体輸出が4ヶ月連続で減少している。確かにICT輸出自体は黒字で推移しているが、11月に稼ぎ頭である半導体輸出が既に20日間で3割も急減していることは何度か取りあげた。つまり、11月のICT輸出は赤字になるか。ギリギリ黒字といったところだ。なぜなら、平均130億ドルは輸入かかるからだ。最も生産量を調整して在庫処分ならもっと輸入は減るかも知れないが。これも11月の貿易での注目点だろう。

簡単にだが経常収支とICT輸出について解説した。1と2は現状の確認なので、3からが記事の分析となる。大事なのは既に242億ドルの黒字で、年内の経常収支が250億ドル予想なら、わずか3ヶ月で8億ドルしか増えない計算となる。

それで、韓銀が経常収支を大幅に下方修正したのが商品収支のためと。これは貿易収支に相当する。では、引用しておこうか。

商品収支見通しは105億ドルの黒字から70億ドルの赤字に変わりました。詳細を見ると、通関基準で輸出見通しが3610億ドルから3385億ドルに225億ドル減った中、輸入見通しは3795億ドルから3733億ドルに62億ドル減少すると見られました。旅行・運送などサービス収支赤字幅が縮小すると見られ、本願所得収支黒字も小幅増えると見込んだ分、商品収支不振が深刻です。

年間輸出予想も3610億ドルから3385億ドルに減ったと。輸入は3795億ドルから3733億ドルに減少。しかし、1番酷いのは商品収支が赤字てことだ。貿易で食べている韓国が、その貿易で70億ドルの赤字を出すことになる。つまり、致命的だ。もちろん、商品収支が70億ドルマイナスになっても、年間の経常収支トータルが250億ドルの黒字なら、韓国全体では250億ドルは得たことになる。上半期はコロナ特需で輸出額が好調だった成果だ。

4は下方修正した理由である。原材料輸入と半導体輸出。これは予想できるだろう。ただ、翻訳だと微妙に意味がわかりにくい。しかも、経緯については過去の動画で何度も触れている。コロナ禍からの脱却、ウクライナ戦争などでエネルギーや原材料価格の高騰で、韓国製品に上乗せして売っていたので輸入額が増加した。特に付加価値の高い半導体輸出で儲けたが、同時に輸入額も増加した。もちろん、ウォン安での輸入価格が上昇したこともあげられる。

しかし、7月頃から半導体の価格が大幅に下がり、しかも、中国のゼロコロナ政策でのロックダウンで対中輸出も減少した。半導体を買ってくれるお得意先の中国が買ってくれなくなったので、輸出が急減したと。ただ。これは過去の出来事だ。既に決まった事象だ。問題は5で未来予想だ。引用していく。

問題は来年上半期の経常収支の見通しも明るいがではないということです。来年上半期の黒字予測も95億ドルから20億ドルに急減しました。これも商品収支黒字が166億ドルから70億ドルに半土幕になった影響です。サービス収支は赤字が91億ドルに変動はなかったが、本願所得収支はむしろ55億ドルから67億ドルに12億ドルに増えると見た。

なんと来年の上半期の経常収支もわずか20億ドルという。つまり、6で割れば平均、3,3億ドルぐらいしか稼げないことになる。もちろん、平均ではないので1月から4月ぐらいが大幅赤字となり、少しずつ黒字に転換していくと見ているのだろう。

甘いな。もの凄く甘いな。おはぎのように甘いわ。どれだけ見落としが甘いかと述べたら、日本が森崎君にゴールキーパーを任せて強豪ドイツに勝てると思うぐらい甘い。何言ってるかわからないと思うが、サッカーのワールドカップにちなんだネタである。もちろん、守備陣全員はキム・・・おっと。誰かきたようだ。

閑話休題。朝から変なテンションだが、6を見ていこう。

6は経常収支が赤字になりにくい経済構造を示している。そして、8月に経常収支が-30億ドルの赤字に転落したことが異例と扱っている。これはジンボルトが何度も述べた通りだ。8月の経常収支赤字は異常シグナルなのだ。だから、10月も赤字になればそれが年内に2度も起きることになる。では、経常収支の赤字が続くとどうなるのか。引用しておく。

経常収支の悪化が続くと、私たちの経済ファンダメンタルも揺れることがあります。実際、過去の経済危機のたびに前兆現象のように経常収支の悪化が現れました。経常収支黒字が減ると、外国為替の需給に不均衡が生じ、為替レートの急騰、物価の上昇、外国為替保有額の減少などが連鎖的に現れるためです。

これはその通りだ。だから、ジンボルトが大騒ぎしていたわけだ。8月の経常収支の赤字がどれだけ危機的かを正確に捉えたら、大騒ぎして当然だ。それが上に書いてある通り。経済危機のたびに前兆現象のように経常収支の悪化が現れた。

ジンボルトが2022年の韓国経済は面白くなると昨年に予測したが、想像以上の面白さだ。しかし、まだ終わりじゃないんだ。本番は来年、2023年の上半期だ。この地獄の半年を生き残れるのか。最も地獄が「延長する」可能性だってあるんだよなあ。ウクライナ戦争が始まったように、世界は何が起きるかわからない。一寸先は闇。だが、7ではとんでもない韓銀の楽観論である。それは米韓金利差を甘くみていることだ。

何と、韓銀は韓米金利の逆転に経常収支黒字の見通しが大幅に縮小することを予測しても、為替レートの急騰などのファンダメンタル不安が現れないと判断した。

思わずと「はぁ?」と言いたくなる。あの~。10月と11月に1400ウォンまで何で落ちたんですか?まさか、大規模介入して100ウォン上昇させたら、もう、1400まで落ちない自信でもあるのか?さっぱりわからないが米韓金利差を甘く見ていることだけはわかる。むしろ、韓国は金利をほとんどあげられないのに下手したら、アメリカが金利5%とかいったら、どうなるかわかっているのか。韓国債なんて売れないぞ。12月が楽しみですね。無事にウォンが1300台で年内を越せるか。

最後の8も甘い楽観論だ。どうして、そんな予想が立てられるんだ。最後だから引用しておくが、あまりにも状況を甘く見ている。

韓銀はこのような経常収支の悪化の流れが来年下半期から改善されると予想しました。対外不確実性が徐々に緩和され、半導体など情報通信(IT)景気が良くなるうえ、中国のゼロコロナ政策も終了すれば、経常収支黒字もまた増えることができるという説明です。

韓銀の見通しが正しければ、今年第4四半期と来年上半期はやや大変な時期を過ごすしかないようです。韓米金利の逆転と経常収支の赤字の懸念にも、韓銀と金通委の判断通り、韓国経済のファンダメンタルに困難がないか見守る必要があります。

これを覚えておいてほしい。ジンボルトの予測と韓銀の予測がどちらが正しいのか。間違っていたら素直に謝罪するが、ジンボルトはこんな甘い見通しにならないと断言できる。中国に期待しすぎなんだよな。もう、中国はお得意様ではなくなってきているのにな。

韓国銀行が今年下半期(7~12月)、韓国の経常収支黒字が2億ドルにとどまると見込んだ。既存の見通し122億ドルから2億ドルに急減したのです。2億ドルは25日ウォン・ドル為替レート(1324ウォン50前)基準で2650億ウォンです。今月8日、大宇造船海洋が受注した液化天然ガス(LNG)運搬船1隻の価格が3500億の原因を照らしてみれば、韓国が6カ月間倍した隻も残らない商売をするものと見られた。

今年下半期の経常収支黒字見通しが2億ドルにとどまり、年間経常収支黒字は250億ドルと予想しました。これも8月の展望値(370億ドル)で大幅に縮小することになります。展望通りにすると、今年の経常収支黒字は2011年(166億4000万ドル)以来、11年ぶりに最低水準です。コロナ19衝撃が発生した2020年にも経常収支は759億ドルの黒字を出しました。

韓銀が経常収支黒字の見通しを大幅に下方調整したのは商品収支のためです。商品収支見通しは105億ドルの黒字から70億ドルの赤字に変わりました。詳細を見ると、通関基準で輸出見通しが3610億ドルから3385億ドルに225億ドル減った中、輸入見通しは3795億ドルから3733億ドルに62億ドル減少すると見られました。旅行・運送などサービス収支赤字幅が縮小すると見られ、本願所得収支黒字も小幅増えると見込んだ分、商品収支不振が深刻です。

韓銀は、経常収支の見通しを相当幅下方調整した理由を原材料輸入と半導体輸出と説明しました。まず、国際原材料価格の上昇により、収入が予想より大きく増えたということです。原材料先取需要が発生した影響もあります。エネルギー部門だけを除けば、むしろ以前より良い流れという説明です。輸出も予想より良くなかった。まず、主力輸出品である半導体価格がこれほど下がるとは思わず、あまり反映しない部分があるそうです。対中輸出が下半期を通じて減少傾向を示すのも予想外の状況です。

問題は来年上半期の経常収支の見通しも明るいがではないということです。来年上半期の黒字予測も95億ドルから20億ドルに急減しました。これも商品収支黒字が166億ドルから70億ドルに半土幕になった影響です。サービス収支は赤字が91億ドルに変動はなかったが、本願所得収支はむしろ55億ドルから67億ドルに12億ドルに増えると見た。

韓銀はエネルギー価格によって商品樹脂があまりにもぎこちなくて月別に見にくいと打ち明けました。しかし、今年下半期と来年上半期の見通しが大幅に下落しただけに、月単位の赤字の可能性を排除できないようです。我が国は配当級支給など季節的要因で毎年一時的な赤字が発生する4月を除けば黒字が発生する仕組みです。去る8月に30億5000万ドルの赤字が発生したのは、2012年2月以降初めてのほど異例のことだ。8月だけにしてみると、2008年8月以降14年ぶりに初の「8月赤字」です。

経常収支の悪化が続くと、私たちの経済ファンダメンタルも揺れることがあります。実際、過去の経済危機のたびに前兆現象のように経常収支の悪化が現れました。経常収支黒字が減ると、外国為替の需給に不均衡が生じ、為替レートの急騰、物価の上昇、外国為替保有額の減少などが連鎖的に現れるためです。

ただし、韓銀金融通貨委員会の判断は異なっているようです。来月なら、米国との政策金利格差が1.25%ポイントで繰り広げられる可能性が大きいことが分かっても、今月基準金利を3.25%に0.25%ポイントだけ上げたからです。ヨンジュンの最終金利が最高5.25%まで取り上げられている状況でも、金通委員6人のうち4人が3.25~3.50%とみました。韓米金利の逆転に経常収支黒字の見通しが大幅に縮小することを知っても、このような通貨政策を決定したのは、為替レートの急騰などのファンダメンタル不安が現れないと判断したという放証です。

韓銀はこのような経常収支の悪化の流れが来年下半期から改善されると予想しました。対外不確実性が徐々に緩和され、半導体など情報通信(IT)景気が良くなるうえ、中国のゼロコロナ政策も終了すれば、経常収支黒字もまた増えることができるという説明です。韓銀の見通しが正しければ、今年第4四半期と来年上半期はやや大変な時期を過ごすしかないようです。韓米金利の逆転と経常収支の赤字の懸念にも、韓銀と金通委の判断通り、韓国経済のファンダメンタルに困難がないか見守る必要があります。

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