日別アーカイブ: 2022年11月23日

韓国金融危機 韓国電力 債権の発行限度引き上げ改正案 引き上げ額は最高10倍で超ブラックホール!韓国企業が阿鼻叫喚!【動画】

韓国金融危機 何だろうな。ジンボルトは韓電債や銀行債が債券市場で引き起こしている資金ブラックホールは、韓国政府が韓電のインフラコスト代を肩代わりして、韓電債を発行を取りやめて、税金で赤字を補填しながら運営して、新しい電力税でも作って何年もかけて相殺しながら、赤字を減らしていくしかないと考えていたわけだが、韓国国会は次元が違うかった。

まさか、ここまで面白い展開を自ら選択したがるとは思わなかった。まさに韓国人は「最悪のタイミングで最悪の選択肢」を選ぶという定番の言葉が思い浮かんだ。驚くことなかれ。彼らは2023年の初期に韓電の社債発行限度額を「10倍」にしようとか言いだしたのだ。

嘘だろう!おい!こんな斜め上の展開を韓国経済を14年ほど看取りながら、精通している管理人ですら予想できなかった。いやあ。ジンボルトもまだまだ韓国人を理解出来てないと思い知らされた。今回の記事は超面白いのでしっかり楽しんで欲しい。では、記事の要点を整理しよう。

■記事の要点

1.韓国電力公社(韓電)の債権発行限度引き上げを目的とした韓国電力公社法(韓電法)の一部改正案が国会に上程された。

2.イ・チャンヤン(李昌洋)産業通商資源相「韓電が来年3月の決算で、韓電法に違反する可能性が出ている。そうなれば市場では韓電債(韓国電力の債権)に対する魅力を失うだけでなく、公企業の持続可能性と破産可能性に対して、相当な憂慮が生じるだろう」とし、法改正の推進理由を明らかにした。

3.韓電が今年30兆ウォン(約3兆円)を超える過去最大の営業赤字を記録するものと予想されるだけに、大規模な当期純損失が積立金に反映されれば、現行の韓電法上、社債をさらに発行するのが難しい状況。

4.韓電債発行額限度を韓電の資本金と積立金を加えた金額の5倍、8倍、10倍まで引き上げる案がそれぞれ話し合われる予定だ。

5.韓電は最近、都市銀行から運営資金を借り入れるため、1次入札を実施した。この入札でハナ銀行から6000億ウォン(約626億円)を借りることにしたという。韓電は年内の追加入札で、約2兆ウォン(約2090億円)を市中銀行の融資でまかなう計画だ。

以上の5つだ。

なんだろう。韓国政府や議員は韓電債の問題について何も理解していないのか。韓電債の赤字が韓国企業を超金利の社債発行を迫られて、それでも資金調達ができないで倒産が迫るという地獄に追い込んでるのだぞ。あれだけ韓国メディアがダブルブラックホールだと記事を書いているのに、彼らのやっていることは来月の3月に法律に違反するかもしれないから、限度額を引きあげないと行けないだ。

うん。面白いからいいか。韓国企業がこのニュースを見て呆然自失となっているかは知らないが、ジンボルトがやることは韓国経済を見守ることだけ。それでも、韓国経済の専門家としてしっかりとしたアドバイスはするんだが、こんな話し合いではどうしようもないな。

では、順番に見ていこうか。

まず、1だがこれはただの経緯だ。韓電債の限度発行額が天文学的な赤字による大規模社債発行で近づいてきている。既に3ヶ月で7000億円以上の赤字。今年の累計だけで30兆ウォン。だいたい、約3兆円ではない。今のレートだと3兆1280億円だ。

そして、もう一つ追加のニュースがある。それは、韓国の電気代が今でもメチャクチャ安いというものだ。なんとOECDで2番目に安いらしい。

「GlobalPetrolPrices.com」が15日発表したところによると、今年3月基準で韓国の住宅用電気料金は1kWh当たり126.4ウォンで、世界148カ国・地域のうち97番目だという。

 経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国・地域の中では37位だ。トルコ(109位)だけが、韓国よりも住宅用電気料金が安かった。1位のデンマーク(669.5ウォン)の5分の1に過ぎず、日本(315ウォン)と比べると40%ほどだ。

ここ1年半の間に電気料金は2倍以上に高騰し、英国(89%)、スペイン(45%)、ドイツ(43%)も急激に上昇している。この期間、韓国の上昇率は17.9%だ。(道中省略)

ロシアによるウクライナ侵攻前の昨年6月、米国と英国は韓国と同様の19ウォン水準で、スペインやドイツ、フランスも20ウォン台だったが、国際価格高騰の中でも韓国は1年を通じて価格がほぼ変わっていない。

https://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2022112280274

このニュースを読んで、韓電が電気を高く買って安く売るというのが本当だとよくわかる。しかし、OECDで2番目に安いとか。ジンボルトも韓国の電気代が安いというのは知っていたのだが、まさかここまで安いとはな。しかも、電気代が韓国より安いのは資源を大量に持つエネルギー国だけだ。韓国は資源も自国にないのに、それと同じレベルの電近代をずっと維持してきたことになる。

なるほど。だからサムスン電子はずっと黒字を維持し続けられるのか。そりゃ、こんなに電気代が安ければインフラコストを抑えて製品価格を安価にできるよな。確かに外資を呼び込む宣伝材料にはなるな。なら、電気代を2倍にしても大丈夫じゃないか。まさか日本の半額以下とか。これこそ日本に勝ったと自慢しておけよ。

でも、朝鮮日報さん。この各国の電気代を比較する記事に韓国電力の30兆ウォンの赤字について書いてないのはどうしてなんだ?まさか、ただ自慢するためだけに書いたのだ。何しろ冒頭はこれだ。

「世界中がエネルギー危機に苦しんでいるが、われわれは依然として危機を危機と認識できずにいる」

つまり、世界は電力危機だけど韓国だけは電気代安いから問題ないとでも言いたいのか。まあ、何でもいいが、その電気代の安さが韓国経済危機を深刻化させており、もう、金融危機まで追加されてるのだぞ。うん。待てよ。だとしたら、ムン君は韓国の電力が圧倒的に安いの知っていて、さらに電気代の「据え置き」を法律まで作って選択したのか。

凄い。さすがレジェンドだな。もう、5年間の最低賃金の大幅引きあげが霞むぐらいの功績にジンボルトはさすがムン君だと唸るしかない。確かにジンボルトはムン君の負の遺産を整理するときにまだまだ隠された遺産はいくらでもあると述べていたが、まさか、こんな超破壊力のものが隠されていたとか。やはり、韓国経済って面白いよな!

長くなったが2についてはそのままだ。限度額ヤバいから、引きあげるための法改正をしようと。しかし、ついでに韓電債のブラックホールで何か対策するかと思ったらそうでもないらしい。そして、3だが、これもその通りだが、この記事だと韓電の大規模社債の発行が難しくなるとしか書かれてない。

だから、大規模社債を発行すればするど金融危機を深刻化させている。しかも、その金利は5.7%だったか。昨日、動画で取りあげた内容だが、それによってサムスン電子やロッテ等の大企業でも社債を金利8%で発行している。韓電債と銀行債のおかげで韓国企業が資金調達に苦しんでいるのだ。でも、この記事はそこに触れていない。問題の本質を理解してないのか。

そして、次の4にきっと視聴者さんはドラゴンボールを思い出しただろう。社債発行限度額「10倍」だ!まじかよ!これだけ見てジンボルトはご飯三杯をおかずなしで食べられる自信あるぞ。笑いすぎてお腹痛い。

うん、是非とも10倍にしてくれ!これで韓電は限度額を気にせず、ほぼ無制限に韓電債を発行できるようになるしな。既にABCPの金利が21%出現したことは取りあげた。これは普通の社債の金利が20%超えてくる未来もありそうだな。

最後は5だ。韓電は市場の社債発行で半分しか資金調達できなかったので、今度は銀行から融資を受けることにしたと。そして、ハナ銀行から6000億ウォン(約626億円)を借りた。さらに、年内には他の地方銀行から2兆ウォン借りるそうだ。あの。借りるのは良いが、返済宛てはあるんですかね?今年だけで30兆ウォンの赤字。累積はいくらか知らないが、どう見ても社債の利息だけで恐ろしい金額だろう。

世界のエネルギー価格が好転するような状況ではないが、まあ、面白いからいいか。これは尿素水不足の時と同じで、シリーズ化する価値はあるかもしれないな。

韓国電力公社(韓電)の債権発行限度引き上げを目的とした韓国電力公社法(韓電法)の一部改正案が、国会に上程された。

 イ・チャンヤン(李昌洋)産業通商資源相は21日、国会で開かれた産業通商資源中小ベンチャー企業委員会の全体会議で、「韓電が来年3月の決算で、韓電法に違反する可能性が出ている。そうなれば市場では韓電債(韓国電力の債権)に対する魅力を失うだけでなく、公企業の持続可能性と破産可能性に対して、相当な憂慮が生じるだろう」とし、法改正の推進理由を明らかにした。

 韓電債は資本金と積立金を加えた金額の2倍まで認められている。しかし、債権の発行は限度額に近づいているため、来年3月の決算以降に発行できる額が少なく、その後社債を発行すれば韓電法に違反する可能性がある。韓電が今年30兆ウォン(約3兆円)を超える過去最大の営業赤字を記録するものと予想されるだけに、大規模な当期純損失が積立金に反映されれば、現行の韓電法上、社債をさらに発行するのが難しい状況だ。

 同日、韓電法の一部改正案が国会に上程された後、法案審査小委員会に回付された。韓電法改正案は計3件。韓電債発行額限度を韓電の資本金と積立金を加えた金額の5倍、8倍、10倍まで引き上げる案がそれぞれ話し合われる予定だ。

 韓電は最近、都市銀行から運営資金を借り入れるため、1次入札を実施した。この入札でハナ銀行から6000億ウォン(約626億円)を借りることにしたという。韓電は年内の追加入札で、約2兆ウォン(約2090億円)を市中銀行の融資でまかなう計画だ。

https://s.wowkorea.jp/news/read/372596/