韓国経済、サムスンが撤退した韓国カメラ・プリンター市場、日本ブランドがそっくり攻略
記事要約:今年、最後の韓国経済ニュースをどれにしようか迷ったのだが、いつも通りの感じとなった。今年の閉めに相応しいかはどうかは微妙だが、9月以降のサムスン電子の動向を見る限りではいいんじゃないかと。来年もサムスン電子は韓国経済でトップであり続けるわけだしな。
サムスン電子が2017年にどうなるかは難しい。過去最高の株価を見ていれば安定しているようには見えるが、実際のところはDRAMとスマホ頼りの1年だった。しばらくはDRAMで稼ぐだろうが、そのDRAMもいつまで続くかはわからない。中国勢の追い上げも凄まじい。来年の大晦日にどのようになっているかは見当も付かないがそれはそれだ。では、記事に戻る。
今回はサムスンが撤退した韓国カメラ・プリンター市場、日本ブランドがそっくり攻略したという話。サムスンにカメラ事業をするには技術力が足りないてことだが、これだとサムスンブランドがシェアを韓国で元々獲得していたかのように思えるが、実際、違う。サムスン電子は技術力もないのにカメラ・プリンター市場に参入して負けたということだ。最後は韓国から惨めに撤退した。これが来年、中国市場でスマホ撤退とかもになるかもしれない。
韓国で日本市場が強いといってもHPも強力だからな。サムスン電子は撤退したが、元々、相手にならない競争相手だったということで。
以上。2016年12月31日の記事を終える。ざっと計算して1500ほど記事を今年、サイトで紹介した。来年はこれを超えたいところではあるのだが、そこはぼちぼちやっていく予定だ。ウォンを看取る頃合いにもなったことだし、ウォンやKOSPI市場関連の記事も増えていくだろう。
また、来年は地獄となる韓国の政治についてもしっかり追っていく。誰が次の韓国の大統領になるのか。もちろん、2018年の平昌冬季五輪の情報、どうせ延期されそうな2020年の月探査なども。後はどこまで反日に傾くかとか、THAAD配備決定は中止となるのか。トランプ大統領は韓国をどう扱うのかなど注目するところが山ほどある。現代自動車、大宇造船海洋といった韓国企業の動向だってそうだ。
経済を中心に政治と社会。そして、日本への反日など、来年も忙しくなりそうだが、お付き合いいただければ幸いである。では、いつも記事を見てくださる全ての読者様に感謝をして最後とさせていただく。
今年もありがとうございました。良いお年を迎えてください。来年もよろしくお願い致します。
2016年12月31日 管理人のジンボルト
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韓国経済、サムスンが撤退した韓国カメラ・プリンター市場、日本ブランドがそっくり攻略
2016年12月22日、韓国・イーデイリーによると、サムスン電子が事業から撤退したカメラとプリンターの韓国国内市場獲得に日本企業の競争が激化している。
サムスン電子は、ミラーレスカメラで韓国国内のデジタルカメラ市場に参入していたが、昨年3月のミラーレスカメラ「NX 500」を最後に事実上撤退し、携帯電話を中心にカメラの製品開発を進めている。これにより国内カメラ市場は、ソニー、キヤノン、ニコンの日本企業3社が熾烈な販売競争を繰り広げている。
カメラ業界関係者は、「国内ミラーレスカメラの市場規模は、2012年の20万台から昨年は29万台と着実に増加している」とし、「サムスン電子が占めていた市場シェアを獲得するため日本のカメラメーカーの競争が激しい」と伝えた。
また、サムスン電子はプリンター事業部をヒューレット・パッカード(HP)に売却し、プリンター事業からも撤退した。これによってプリンター・複合機市場で世界シェア1位のHPは、韓国国内市場でもさらなるシェア獲得が見込まれる。このような中、富士ゼロックス、エプソン、ブラザー、リソーなど日本企業の攻防が激化している。
プリンター業界関係者は、「昨年、国内プリンター・複合機市場は211万台水準で、サムスン電子とシンドリコーを除いた残りの市場は日本企業が占めている」とし、「HPが当分の間、サムスンのプリンターブランドを使用するという点で、日本ブランドとの今後のマーケティング競争が注目される」と述べた。
(http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20161226/Recordchina_20161226003.html)