日独情報保護協定締結 安全保障の秘密情報交換が可能に
記事要約:日本とドイツが情報保護協定を締結したようだ。これはアメリカや韓国など7か国やNATO(北大西洋条約機構)で結ばれているもので、ドイツが加わるわけだ。韓国ネタで話題になるGSOMIAとは実際は異なる。情報保護協定(GSOIA:General Security of Information Agreement)となる。ただ、内容のほとんど使い分けは出来てないので、GSOMIAと効果は大して違いはない。
>日本とドイツの間で安全保障上の秘密情報を交換することを可能にする「情報保護協定」が締結されました。 日独情報保護協定の署名式は22日に外務省で行われ、茂木外務大臣とドイツのレーペル駐日大使が署名を行い、協定が発効しました。
日本は2007年にアメリカとGSOMIAを締結して、2010年にはNATO、2011年にはフランス、2012年にオーストラリア、2013年にはイギリス、2015年にはインド、2016年にイタリア、韓国とGSOMIAを締結した。GSOIAとなっているのは、アメリカ、韓国、インド以外の国であり、ここに2021年、ドイツも入るわけだ。
>ドイツは去年、「インド太平洋の政策ガイドライン」を策定し、軍の艦船の派遣を決めるなど、インド太平洋への関心を高めていて、茂木大臣はレーペル大使にドイツのこうした動きを「歓迎する」と伝えました。
フランスに続いてドイツも対中包囲網に動き出した。その動きの一つにGSOIAの締結となる。後はベルギー海軍も出てきたか。続々と対中国包囲網に構築するためインド太平洋に集結していくと。
[blogcard url=”https://kankokukeizai.com/archives/148001″]
日独情報保護協定締結 安全保障の秘密情報交換が可能に
日本とドイツの間で安全保障上の秘密情報を交換することを可能にする「情報保護協定」が締結されました。 日独情報保護協定の署名式は22日に外務省で行われ、茂木外務大臣とドイツのレーペル駐日大使が署名を行い、協定が発効しました。
この協定は、日本とドイツの間で安全保障上の秘密情報をやりとりする際、お互いの国で情報を適切に保護することを定めたもので、締結により、防衛協力や防衛装備品の輸出の促進が期待されます。
ドイツは去年、「インド太平洋の政策ガイドライン」を策定し、軍の艦船の派遣を決めるなど、インド太平洋への関心を高めていて、茂木大臣はレーペル大使にドイツのこうした動きを「歓迎する」と伝えました。
情報保護協定はこれまで、アメリカや韓国など7か国やNATO(北大西洋条約機構)との間で結ばれています。(22日17:22)