サムスンスマホ 韓国技術力は半導体以外、ほとんど中国と同等か、または追い越された状態となっているわけだが、スマホ分野では完全に格下扱いであることがわかった。サムスンのスマホが中国でのシェアが0%台となった。つまり、もう、自動車と同じである。
韓国製のスマホは中国では誰も買わない。日本人も買わない。しかも、0%台でついに初の赤字となったようだ。サムスン電子が海外事業で赤字を出すことは非常に異例だとヘラルド経済が述べている。
サムスンのスマホは2013年に20%シェアがあったそうだが、それから10年も経たないうちにシェアは0%台だ。中国のような巨大市場、13億人もユーザーがいるのに誰もがサムスンスマホを買わない。スマホ分野で、韓国勢は中国から「いらない子」扱いなのだ。
もう、撤退した方がいいんじゃないか?自動車もそうだが、なんでシェア0%で今後、巻き返す可能性が限りなくゼロに近い市場に拘っているんだ。他に売りに行けばいいじゃないか。売れる場所があるならな。なら、同じ海外勢の米アップルのアイフォーンは売れてないのかというと、実はアイフォーンは売れている。つまり、サムスン電子のスマホが売れてないだけなのだ。
おそらく多くの視聴者さんは気づいていると思うが、実はこれがそう遠くない未来、「半導体」でも起きようとしている。韓国が得意としていた液晶パネル、自動車、鉄鋼、有機EL、造船、タブレット、スマホなど中国にとって代わられた。しかも、サムスンのスマホにブランド力がないので、アイフォーンみたいに愛用するユーザーもほとんどいない。
高品質な価格には日本製や米国製がある。サムスン電子は低中価格で勝負しようにもシャオミやHUAWEIなどの中国企業に品質や価格で負ける。では、記事の要点を整理しよう。
■記事の要点
1.金融監督院電子公示によると、サムスン電子中国販売法人は今年第3四半期まで累積売上2兆660億ウォン、累積損失3100万ウォンを上げた。今年第3四半期にのみ636億ウォンの損失を出した。25兆に達した売上は10分の1に割れた。かつて20%台に達したサムスンスマートフォンのシェアは0%台墜落した。
2.中国販売法人は中国現地でスマートフォン、テレビなどの販売を担当する。サムスン電子は2013年に20%を上回るシェアで中国のスマートフォン市場1位に上がったが、以後、売上とシェアが垂直落下した。一時25兆ウォンを超えた売上高は10分の1に減り、2兆ウォン台に墜落した。
3.何よりスマートフォンの不振が骨痛い。中国現地市場調査会社によると、今年第3四半期の中国5Gスマートフォン市場でサムスン電子のシェアはわずか0.8%であることが分かった。
4.シャオミ、オポ、ビボなど中国の土種メーカーに価格競争力で遅れているうえ、高価な携帯電話市場ではアップルのiPhoneに大きく押されている。
5.最近、アップルのiPhoneが中国企業を抜いて25%のシェアで中国市場1位に上がったのと比べると、サムスン電子の不振がさらに痛い。今年第4四半期、サムスン電子がグローバルスマートフォン市場1位をアップルに出すという見通しが出ているのも、このような中国市場での販売格差の影響が大きかったという分析だ。
6.宿敵アップルは米国と中国の葛藤が深化している雰囲気の中でもむしろ歴代級シェアを記録している。
以上の6つだ。順番に見ていこう。
まず、1と2だがサムスン電子の中国での累積売上が売上2兆660億ウォン、累積損失3100万ウォンとなった。売上も10分の1。昔はシェア20%ぐらいあったが、もう0%と。本当、酷い結果だな。結局、ユーザーは正直てことだ。
日本でサムスンのブランド名を隠してギャラクシーを販売するようなコトをしたところで売れない物は売れない。まあ、ぶっちゃけ中身は中国のスマホと大きな性能の差はない。これはサムスン電子のスマホシェアが世界的にみればまだ1位であることでもわかるだろう。
ただ、ブランド力の差が出ている。安い製品ではブランドイメージは中々、付かないからな。高級品というのは一種のステータスになり得るが、安い製品は買い換えが容易なので、新しいものがでたら他のに取って代わられる。サムスン電子もアップルと同じように高性能タイプを用意して価格を大幅に上げたが、中国ではまず買われない。ハイグレードタイプを生産するなんてどこの企業でもアップルの真似してやっているのだ。しかし、高性能で同じような値段なら皆、アイフォーンを選ぶだろう?
ジンボルトだって10万円価格でスマホを買うときに、サムスン電子のギャラクシーか、アップルのアイフォーンかと聞かれたら、少し値段が高くてもアップルを買う。ただ、ジンボルトは長年のアイフォーンユーザーだ。ジョブズ氏が生きていた頃からアイフォーンしか使ってないからな。もちろん、これからも使い続けるだろう。
長年、使うというのは、結局、アイフォーンが一番使いやすい。インターフェイスがどの機種になってもシンプルで操作は変わらないからな。ソニーの携帯もスマホゲーム用のサブ機で持っていたりするが、操作や反応といった点では色々負けている。
ただ、タブレットについては安い中華製はダメだ。1年で液晶の画面が外れてくる。アップルのiPadairなどは頑丈でその数倍は持つ。ただ、やはり、電化製品には寿命があるのでiPadairの初期を5年ぐらい使っていたらやはり、液晶が外れて浮いてくる。ガムテープでなんとか抑えて使うこともできるが、新しいのに買えた方がいいだろう。バッテリーもすぐ切れるからな。
話がずれてきたな。では3になるが中国市場でサムスンのスマホシェアがわずか0.8%と。あれだよな。日本に10年ぶりに再進出を果たしたヒュンダイと同レベルだよな。数百台売れたところでシェアを1%超えるなんてまず不可能だしな。
それで、4になるがサムスンのスマホが売れてない理由と。これは簡単だ。高級勢はアップルが独占。低中品価格は中華製に及ばない。世界で一番売れているスマホメーカーが中国では全く相手にされてない。でも、それももうじきアップルに取って代わられる。
台湾のTSMCに半導体世界1位を譲り渡し、今度はスマホでもアップルに負ける。あれ?サムスンさん?どんどん落ちぶれていませんか?サムスンの稼ぎ頭であった半導体とスマホがダメになるなら、残ってるのは家電ぐらいだぞ。しかも、次世代技術で稼げそうな分野が何もない。
まあ、これもムン君のおかげだ、サムスン電子の副会長を数年も逮捕していたからな。どう考えてもそんなことしたら、韓国経済にマイナスにしかならんのにな。気がついたら恩赦されてるが、経済危機になって恩赦されたところで、それによってサムスン電子の未来の舵取りが大きく遅れたコトは間違いない。
ジンボルトは逮捕する前から、韓国経済にマイナスになるようなことすることに何の意味があるのか。よくわからなかった。もっとも、逮捕した理由が副会長を人質にしてサムスンからドルを引きずり出すためでもあったが。でも、それによってサムスン電子が生産拠点をベトナムに一気に拡大させているので、今後、サムスン電子は韓国企業でありながら、韓国経済に貢献しない企業になっていく。
それは既にベトナムの貿易黒字が1位になることからでもよくわかる。もう、サムスン電子は韓国内でスマホをほとんど生産していない。それなのに韓国人はサムスンは誇らしいとか言うんだぜ。サムスンがいくら儲かっても、その大半は海外に流れているのにもかかわらずにな。それは利益だけではない。配当などもそうだ。
それで5になるが、ついにサムスン電子のスマホシェアがアップルに負ける時が来るかも知れないと。その原因は中国でシェアが0%台だからと。そりゃそうだよな。中国市場は巨大である。13億人の潜在ユーガーいて、それの2割でもシェアを取れば2億6000万台だ。もちろん、13億人に子供の数も含まれるので実際はもう少し少ないと思うが、それでも10億人ぐらいはあるだろう。ここで0%台なら、他でいくら引き離しても抜かれるのは時間の問題だと。
それで最後は6だな。米中対立が深刻化しているのに、アイフォーンが売上を伸ばしていると。これは引用しておこうか。
宿敵アップルは米国と中国の葛藤が深化している雰囲気の中でもむしろ歴代級シェアを記録している。市場調査会社のカウンターポイントリサーチによると、中国のブランド別スマートフォン販売量ランキングでiPhoneは去る9月12日以後7週連続1位を記録した。最後の週(10月24~30日)基準販売量シェアは29%で、2位の中国企業の秘宝(16%)より13%ポイント高い。今年第3四半期のiPhoneの市場シェアも2016年以降最高値を見せた。
まじかよ。29%もあるのか。アップル凄いな。なんで、ここまでアイフォーンが強くなったんだろうな。まあ、日本でもアイフォーンが売れてるんだが。しかも、これは販売量だぞ。韓国勢が負けるのはわかるんだが、中華勢も引き離されている。不思議な話ではあるな。ただ、これも長年維持してきたブランド力なのか。
ブランド力というのは目に見えないものなんだが、多くのユーザーはこのブランド力というものに多くの魅力を感じる。例えば、袋菓子で代表格である「ポテトチップス」だって色々なメーカー出していても、一番売れるのはカルビーのポテトチップスだろう。なぜなのか。定番商品だからだ。これもブランド力なんだ。
ゲームだってそうだ。日本でRPGといえば、FFとドラクエシリーズを挙げる人は大半だろう。でも、3つめはバラバラなんだよな。ジンボルトなら3つめは女神転生やペルソナシリーズを上げておきたいところであるが、これは人によって違うと思う。
この二大タイトルというのがもうブランド力そのものだ。とりあえず、ドラクエとFFは買っても面白いから損はないだろうというユーザーがあまりにも多いてことだ。普段あまりゲームしないユーザーでも、ドラクエやFFは別だと遊ぶ人も多いからな。アクションゲームなら、マリオやモンハンと。レースゲームならマリオカードなどもそうだろう。
任天堂が強い理由はシリーズのブランド力が世界的に優れているからだ。それなのに新しい作品をヒットさせてそれを定番化させていく。どうぶつの森、スプラなどもそうだろう。
今はお菓子やゲームを例にしたが、このブランド力というのは製品や会社についてまわる。ただ、これを数値化するのはかなり難しい。だが、そのブランド力の差こそが、サムスン電子が中国市場でアップルに圧倒的に敗北した理由なのだ。一時期は勝っていたのだから、最初はサムスン電子のスマホは受け入れられていたのだ。2013年頃なので10年ほど前だ。
だが、10年後はサムスン?なにそれ?ああ、充電しているだけで燃えるから飛行機内で所持できないスマホ?そんなのあったなと。思い出話となる。過去形なのだ。そして、今の記事を見た韓国ネットユーザーがどう思っているかを最後に見ようか。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「中国から撤収するべき。工場を東南アジアの別の国へ移そう」「中国にいても技術を盗まれるだけ。未練を残さず、さっさと撤収を」「サムスンだけでなく現代自動車も中国だけで力を発揮できていない。ロッテも新世界も失敗して帰ってきている。コスメも駄目になった。中国は無視して別の市場を開拓しないと。中国は徹底的に技術で引き離すしかない」「中国は限韓令などで韓国企業に甚大な被害をもたらしたのに、韓国政府はノージャパン(日本製品不買運動)をあおるだけで中国に対しては何もしない」などの声が寄せられている。
また「サムスンは文在寅(ムン・ジェイン)政権のときに競争力を失った。トップを監獄に送った文前大統領のせいだ」「文政権が罪のない李在鎔(イ・ジェヨン)会長を刑務所にさえ送っていなければ今ごろ…」など、前政権の責任を追求する声も多数見られた。
その他「人口の多い国でシェア0%を記録するのは至難の業。中国が敵対視する米国のiPhoneが売れているということは、嫌韓とは関係ないようだ」「アンドロイドのサムスンスマホは中国のスマホと差別性がない」「中国製品は韓国製品とほぼ差がないほど発展したのに、価格は韓国製品よりはるかに安い。これが理由」などの声も見られた。
だいたいのコメントは合っているだろう。ムン君のせいだというのもな。価格もそうだが、ブランド力もないからな。
サムスン電子が中国市場で初乳の赤字事態が発生した。海外主要市場でサムスン電子が赤字を出すことは非常に異例である。主力製品であるスマートフォンの販売不振が主要因として把握される。スマートフォンシェアが0%台で中国で徹底的に免れている。
金融監督院電子公示によると、サムスン電子中国販売法人は今年第3四半期まで累積売上2兆660億ウォン、累積損失3100万ウォンを上げた。今年第3四半期にのみ636億ウォンの損失を出した。25兆に達した売上は10分の1に割れた。かつて20%台に達したサムスンスマートフォンのシェアは0%台墜落した。
中国販売法人は中国現地でスマートフォン、テレビなどの販売を担当する。サムスン電子は2013年に20%を上回るシェアで中国のスマートフォン市場1位に上がったが、以後、売上とシェアが垂直落下した。一時25兆ウォンを超えた売上高は10分の1に減り、2兆ウォン台に墜落した。
サムスン電子は昨年、ハン・ジョンヒ副会長直属で「中国事業革新チーム」を新設して不振を挽回しようとしたが、これまではこのような成果を上げていない。中国市場での解決策は容易ではないようだ。
何よりスマートフォンの不振が骨痛い。中国現地市場調査会社によると、今年第3四半期の中国5Gスマートフォン市場でサムスン電子のシェアはわずか0.8%であることが分かった。これは中国市場に進出した全体のスマートフォンメーカーのうち、事実上見た目の9位に該当する数値だ。
シャオミ、オポ、ビボなど中国の土種メーカーに価格競争力で遅れているうえ、高価な携帯電話市場ではアップルのiPhoneに大きく押されている。
最近、アップルのiPhoneが中国企業を抜いて25%のシェアで中国市場1位に上がったのと比べると、サムスン電子の不振がさらに痛い。今年第4四半期、サムスン電子がグローバルスマートフォン市場1位をアップルに出すという見通しが出ているのも、このような中国市場での販売格差の影響が大きかったという分析だ。
宿敵アップルは米国と中国の葛藤が深化している雰囲気の中でもむしろ歴代級シェアを記録している。市場調査会社のカウンターポイントリサーチによると、中国のブランド別スマートフォン販売量ランキングでiPhoneは去る9月12日以後7週連続1位を記録した。最後の週(10月24~30日)基準販売量シェアは29%で、2位の中国企業の秘宝(16%)より13%ポイント高い。今年第3四半期のiPhoneの市場シェアも2016年以降最高値を見せた。