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韓国証券市場 KOSPI実質世界1位の下落率で今年の取引を終える!3010.77→2236.40で25%下落!【動画】

韓国証券市場 今日で2022年12月30日。つまり、今年もの今日を入れて2日となった。だが、市場はもう店じまいセールらしい。ジンボルトは30日も取引があると思っていたら実は昨日で終わっていたようだ。つまり、昨日のコスピ2236.40が今年の株価となる。

そして、1年前の3010.77と比べて25%以上の超下落となった。これについて昨日と今日の二日間だけでもコスピは100ポイントほど下落した。この動きを追っておきたい。まずはコスピ二日間の下げを見ておこう。

このチャートを見ればわかるが、12月28日開幕9時に2332.79あったコスピがわずか二日間で2236.40まで売られた。つまり、二日だけで100ポイントの下げというとんでもない事態となった。まず、28日の下げの原因について整理しておこう。

■28日にKOSPIが急落した理由

①配当落ちで金融株が急落

②米テスラ株が急落で二次電池関連とサムスン電子が売られる

⑤中国のコロナ規制緩和で物価上昇を招くという懸念で米国債の金利急騰

以上、これら3つの理由で売られた。

まず、昨日も少し触れたが金融株の高配当が確定したことで、配当落ちによって外国人と機関投資家が売りさばいた。この28日だけで3030億ウォン、KOSDAQ市場で2132億ウォンの売り越しを記録した。しかし、なぜか個人投資家はこの状況で買い越しに転じている。でも、明らかにはめ込みである。

配当落ちで売られたのは主に銀行株だ。中小企業銀行が10.71%、ウリィ金融持ち株会社が9.23%、DGB金融持ち株会社が8.64%など銀行株が下がったほか、大信証券が9.56%、サムスン証券が8.01%と大きく下落している。

それともう一つが米市場でテスラ株が急落したことでの「成長株」が売られている。27日にテスラ株が10%以上売られて某チャンネルでも話題になっていたが、韓国市場の「成長株」にも影響を与えたようだ。では、どうしてテスラ株が売られたのか。それは中国工場の生産停止である。

原因は新型コロナの大流行によるものだとされてるが、報道では事実上需要が減り在庫管理に向け生産中断に出たという見方が強まり株価が落ち込んだという。つまり、テスラの主力であるEVに陰りが見え始めた。となると、テスラが採用している韓国製の二次電池の売上にも影響が出てくる。

実際にLGエネルギーソリューションが4.49%安、LG化学が4.14%安、サムスンSDIが3.37%安など二次電池関連株の株価も下がっている。さらに、テスラに半導体を受注しているサムスン電子の株価も前日より2.58%安の5万6600ウォンで取引を終えている。

輸出が低迷の中でもせっかく頑張っていた二次電池関連株もテスラ失速報道に業績に逆風が吹き始めたことになる。この動きは年末のサプライズといったところだ。

それと、株価が下がったもう一つの理由に米国債の利回りが上がっているてことだ。30日、朝の6時現在も米国債10年金利が3.835%になっている。金利が上がれば企業側にとって借りるときの利息が増えるので成長株には大きなマイナス要因だ。

それで、米国債の金利が上がった理由が中国の新型コロナの規制緩和による世界的需要を刺激し物価上昇圧力を高めかねないとの懸念が大きくなったからという。

ここまでが28日のコスピ急落の動きだ。それで、ここからは今年のコスピについてみていく。では、記事の要点を整理していこう。

■記事の要点

1.今年の国内証券市場は青く飽きた。コスピは昨年末に比べ25%近く急落した。年間基準下落期限は2018年以降4年ぶりだ。今年初の取引日以降は3000選を踏むことができなかった。コスピ下落率は世界の格好レベルだった。主要20カ国(G20)代表指標のうち2位(米国主要指数S&P基準)を記録した。1位は戦争中のロシアだった。コスダック指数は34.30%低下した。

2.29日、韓国取引所によると、今年最後の取引日であるこの日のコスピは、前取引日より44.05ポイント(1.93%)下がった2236.40に一年を終えた。終値基準2230台は10月25日(2235.07)以後約2ヶ月ぶりだ。個人が6677億ウォンを純買収したが、力不足だった。機関と外国人がそれぞれ5725億ウォン、1408億ウォンを売り払って指数を引き下げた。

3.昨年末、証券価格では今年のコスピが最大3300線まで上がり、最悪の場合2610線まで落ちると見込んだが、これは外れた。キム・ハクギュン新英証券リサーチセンター長は「決定的な誤判定は中央銀行の緊縮長期化の可能性が高くないと見たもの」と明らかにした。

4.指数の下落を主導した業種は半導体と成長株だ。半導体不況が予想より深刻だと見込まれ、サムスン電子とSKハイニックスなど韓国証券市場の大腸株が盛り上がった。サムスン電子とSKハイニックスは今年一年それぞれ-29.37%、-42.75%下落した。サムスン電子株主は今年9月19日基準で601万4851人でため息をついている。

5.インターネット・ゲームなどの成長株も半土幕が出た。国内代表のインターネット株に選ばれるネイバーとカカオはそれぞれ年初比52.79%、52.62%急落した。

6.ゲーム主ウィメイドは今年に入って82.84%墜落して株価が最も多く落ちた種目5位を占めた。ウィメイドの暗号通貨「ウィミックス」が国内主要暗号通貨取引所から退出したのが株価下落に決定的だった。

7.逆に今夏には「太祖異邦院(太陽光・朝鮮・二次電池・放散・原子力)」が市場をさらった。コスピ指数が連日低点を記録する状況でも、二次電池大将株であるLGエネルギーソリューションはコスピ市場に上場して時価総額2位に上がった。ハンファエアロスペースなどの防散州も海外受注を土台に今年48.39%上昇した。

以上の7つだ。順番に見ていこう。

まず、1だがコスピの今年の成績だ。1年前は3000あったのに、今年終われば2200と。明らかに3000は株価バブルだったので、コロナが終息を迎えて、そのメッキが剥がれてきた一年ともいえる。ジンボルト的にはコロナの終息という表現には違和感を覚えるが、人々の意識の変化が変わってきているので、そこまで経済に大きな影響を与えることはなくなった。しかし、脅威が去ったわけでもない。

日本でも昨日で400人以上の死者が出ている。一日の感染者も19万人と20万人目前である。それなのに人々は忘年会とか、新年会とか、帰郷とか、そういう行事を積極的にやろうとする。確かに数年間、出来なかったから、したい気持ちはわからなくもないが、どう見ても20万人近くが一日増えていて、この気の緩みよう。非常に危険だと思われる。

そして、危険と言えば中国だ。中国ではコロナでの死者はゼロである。もちろん、ゼロなんて誰も信じてないが、でてないことになっているのだ。まさに事故った電車を埋めてなかったことにするようなレベルだが、それを人間でやるのだから末恐ろしい。つまり、中国で大規模な流行が日本に来る観光客がコロナを運んでくるてことだ。日本も中国からは水際対策を強化したが、それで防げるはずもない。もはや、中国では数千万人がコロナに感染したとかいわれている。

ちょっと話がずれてきたがコロナを絶対に甘く見てはいけないてことだ。パブロンゴールド買い占めてもコロナの特効薬にはならない。

では、2にいくが29日も44ポイント下がったと。これはウォンニャス速報で昨日、取りあげたので既に知っているだろう。次に3だが、証券会社のコスピの予想が大外れである。

なんと、今年は最大値は3300.最低値は2600とか。結果はご覧の有様だ。大外れだ。まあ、これについてはジンボルトも半導体が強いので2500以下は難しいと見ていたが、下半期にその半導体がダメとなれば売られていったなとおもう。半導体の低迷を読み切れなかったと。しかし、これは仕方ない。誰も米金利が4.5%まで上がるとか考えてもいなかった。ウクライナ戦争の長期化も読めないものな。

まあ、この時流を読むのはもう経済知識とかではなくて、もっと大きな時勢の目を養うしかない。しかし、それは人類的には不可能な領域だ。予言者レベルだからな。

韓国経済の動向についてはほぼ予測通り動いていると。ただ。予想より酷かったことは仕方ない。米韓金利差がここまで付くとか1年前は考えてない。では、だいたい一年前の予想を見ておこうか。202年1月22日の記事から引用する。

 家計債務比率が高い状態で金利引き上げが断行されれば、衝撃は大きくならざるを得ない。個人消費の減退が、他国よりはるかにひどく起こることだろう。金利引き上げに伴って、不動産価格が他国より急激に下落する可能性。

これを具体的に述べると、金利が0.25%上がれば、借金の利子が3.2兆ウォンほど増える。つまり、今年、米が3回利上げすれば、韓国も3回利上げすることになるので、利子だけで10兆ウォンほど増える。日本円だと1兆円ぐらいだ。すると、消費が落ち込む。更に不動産価格の下落は韓国人の資産の大幅下落にも繋がる。

このような消費萎縮と不動産価格の下落が起きている最中に、ウォンが下落することになれば、韓国は本格的な「ドル流出」という事態に陥る可能性を排除することはできない。実際、どのタイミングで「ドル流出」になるかは、不明な点が多い。同時に進行するのか。前なのか。先なのか。実際、まだ米国は利上げしてないのに、ウォンは1200を一時的に超えたわけだ。

そうなると韓国は、1997年の外国為替危機が再現される可能性がある。1997年に、米国は韓国を冷遇した。もし今日の韓国が外国為替危機に直面すれば、現在の雰囲気から、米国は韓国を再び冷遇するだろう。これは動画で唯一、説明できてないところだよな。ただ、過去より、現在よりの米韓関係が重要なので、通貨危機に陥っても米国は助けないと。

結論的に、「最悪の日韓関係」「先進国という自負」「米国から敬遠」という3点が、1997年当時の韓国と今日の韓国に、明確に見出される共通点だと言える。

ジンボルトは1997年のアジア通貨危機については、リアルタイムで見てないのでなんともいえない。ただ、日本は当時、韓国を助けた。しかし、今回は確実に助けない。なぜなら、国民感情が異なるからだ。24年という長い年月において、日韓関係はこの5年で大きく後退した。既に、断交が叫ばれる時点で「韓国を助ける」という声が聞こえてくるはずがない。

ええ?もう、IMFは韓国の支援なんてしないだろう。自分でなんとかしてください。そもそも、1997年の韓国経済規模と全然違うのだ。しかも、先進国である韓国を助けるなんてあり得ないだろう。100%?得る。得られるのはチェンマイ・イニシアチブ協定で使える数百億ドル程度だろう。

今後、1997年と同様の危機が韓国に再び訪れた場合、韓国は日本と米国から助けを期待するのは難しいだろう。今後の金融危機時、韓国は事実上、孤立無援の状態になる可能性が濃厚であるということだ。でも、それは韓国が選んだ道だ。レッドチームに行きたいようなので、後は中国さんに任せれば良い。

今後韓国が米国や日本の支援が切れた状態(Naked)で、米国の金利引き上げなど外部の悪材料に対応し、果たして自らの能力だけで、ウォン/ドル為替レートを1200ウォン以下の水準に維持できるのかどうか。これは、重要なポイントになるだろう。

だからこそ、ウォンニャス速報なのだ。1200とはそれだけ重要な数値である。でも、その1200ウォン以下にするにはドルが必要だ。韓銀砲、年金砲、サムスン砲などが用意されているが、果たして通貨防衛は可能なのか。米国の金利利上げは3年で8回もあるのだぞ。

ドラゴンボールで例えるなら、フリーザ様の変身が8回も残されているんだ。変身するときいただけで、1200ウォンを超えてしまうのだから、8回の利上げに韓国経済はどこまで耐えられるのか。2022年、2023年、2024年のこの3年間は非常に注目なのだ。

https://kankokukeizai.com/archives/151571

このように2022年1月22日に書いた経済動向がわりと的中しているところが面白いだろう。大きく違う点は米利上げが3年で8回じゃなくて、1年で7回ぐらいあったことだ。3回利上げで1200ウォン維持出来るのはなしだったので、回数増えたらそれは無理だろう。だから、1450まで売られたのだ。今は1260まで戻したが、コスピは全然、戻してない。これが昨年の予想と大きく違うところだ。

でも、実際、来年はアジア通貨危機クラスの絶望が韓国経済に襲いかかる。これは既に確定事項だ。2023年の上半期がどうなるのか。興味が尽きない。

次は4から6は具体的な下落株についてだ。4と5については過去動画で割り取りあげた。それで、6についてだが、暗号通貨との関連なのでビットコインなど仮想通貨がダメになった以上はこうなる運命だったと。韓国の仮想通貨「キムチプレミアム」はどれも全滅じゃないか。ルナとか99%下落したものな。

で、7は逆にこの逆境で上がっている株だ。韓国語の翻訳でわかりにくいが、二次電池株だ。最後は防衛、武器輸出の株だ。韓国の武器輸出が今年、200億ドル超えたとか。そういう記事がある。確かに急成長しているが、今年6000億ドルの中で200億ドル程度では数%だもんな。そこまで注目する数字ではないな。武器輸出が増えたのもウクライナ戦争の特需だしな。

最後に専門家の今後の見通しだ。

専門家らは来年、国内証券市場が上半期の底を取った後、下半期の反騰を始める「上底」の姿を見せるものと見ている。コスピ指数が年内2600選を無難に渡すという観測も相次いでいた。労働道新韓投資証券研究員は「来年のコスピ指数は2000~2600線で形成されるだろう」とし「第2四半期末または第3四半期初めに低点を固めた後、企業の業績改善による反騰が演出されるだろう」と説明した。

これは笑っちゃいますねr。なんという甘い楽観論だ。未だにコスピが2000以下にはならないと見てるのか。アジア通貨危機クラスの経済危機を甘く見過ぎてるな。そもそも下半期に韓国経済が回復する兆しが全く見えないだろう。半導体も来年はダメ。再来年に期待だったぞ。

株価が底を打つ可能性は確かにあるとおもうが、2600は難しいんじゃないか。二日間のコスピの動きを見れば、ああ、韓国株から引きあげて株を投げ売りしている機関投資家や外国人投資家が並んでるぞ。ジンボルトは2000以下もあり得ると見ている。

今年の国内証券市場は青く飽きた。コスピは昨年末に比べ25%近く急落した。年間基準下落期限は2018年以降4年ぶりだ。今年初の取引日以降は3000選を踏むことができなかった。コスピ上昇率は世界の格好レベルだった。主要20カ国(G20)代表指標のうち19位(米国主要指数S&P基準)を記録した。20位は戦争中のロシアだった。コスダック指数は34.30%低下した。

29日、韓国取引所によると、今年最後の取引日であるこの日のコスピは、前取引日より44.05ポイント(1.93%)下がった2236.40に一年を終えた。終値基準2230台は10月25日(2235.07)以後約2ヶ月ぶりだ。個人が6677億ウォンを純買収したが、力不足だった。機関と外国人がそれぞれ5725億ウォン、1408億ウォンを売り払って指数を引き下げた。

コスピは昨年最後の取引日終値基準2977.65から一年間で24.89%落ちた。今年初めての取引日である1月3日、中3010.77まで上がった後、再び3000線を踏むことができなかった。9月には2155.49まで落ちて軟底点を記録した。昨年末、証券価格では今年のコスピが最大3300線まで上がり、最悪の場合2610線まで落ちると見込んだが、これは外れた。キム・ハクギュン新英証券リサーチセンター長は「決定的な誤判定は中央銀行の緊縮長期化の可能性が高くないと見たもの」と明らかにした。

今年の有価証券市場で個人は16兆6769億ウォンを純買収したが、機関と外国人がそれぞれ11兆3719億ウォン、6兆8072億ウォンを純売買した。日平均取引代金も引き下げ、前年比41.6%減少した9兆ウォンを記録した。時価総額は1767兆ウォンで前年末比436兆ウォン(19.8%)急減した。

指数の下落を主導した業種は半導体と成長株だ。半導体不況が予想より深刻だと見込まれ、サムスン電子とSKハイニックスなど韓国証券市場の大腸株が盛り上がった。サムスン電子とSKハイニックスは今年一年それぞれ-29.37%、-42.75%下落した。サムスン電子株主は今年9月19日基準で601万4851人でため息をついている。

インターネット・ゲームなどの成長株も半土幕が出た。国内代表のインターネット株に選ばれるネイバーとカカオはそれぞれ年初比52.79%、52.62%急落した。通常金利引き上げを悪材として受け入れるうえ、ネイバーの場合ポシマーク買収負担、カカオの場合10月に発生したデータセンター火災などが株価を引き下げた。ゲーム主ウィメイドは今年に入って82.84%墜落して株価が最も多く落ちた種目5位を占めた。ウィメイドの暗号通貨「ウィミックス」が国内主要暗号通貨取引所から退出したのが株価下落に決定的だった。

逆に今夏には「太祖異邦院(太陽光・朝鮮・二次電池・放散・原子力)」が市場をさらった。コスピ指数が連日低点を記録する状況でも、二次電池大将株であるLGエネルギーソリューションはコスピ市場に上場して時価総額2位に上がった。ハンファエアロスペースなどの防散州も海外受注を土台に今年48.39%上昇した。最近では「白い石油」と呼ばれるリチウムが注目されている。リチウムテーマ株に分類されるハイドロリチウムが1484.78%暴騰し、株価が最も多く上がった種目1位に上がった。ただし、まだハイドロリチウムのリチウム関連事業成果は全くない。使命を既存のコリアエスイからハイドロリチウムに変更した後、事業目的に二次電池素材製造及び販売事業を追加した状態だ。

専門家らは来年、国内証券市場が上半期の底を取った後、下半期の反騰を始める「上底」の姿を見せるものと見ている。コスピ指数が年内2600選を無難に渡すという観測も相次いでいた。労働道新韓投資証券研究員は「来年のコスピ指数は2000~2600線で形成されるだろう」とし「第2四半期末または第3四半期初めに低点を固めた後、企業の業績改善による反騰が演出されるだろう」と説明した。

https://japanese.joins.com/JArticle/299346?servcode=300&sectcode=310