韓国経済、セウォル号沈没事故1周年:暴力デモで都心まひ、警察車両71台破損

韓国経済、セウォル号沈没事故1周年:暴力デモで都心まひ、警察車両71台破損

記事要約:これが韓国の実態である。犠牲者300名を出したセウォル号沈没事故から1年が経過した。そして、追悼行事が韓国中で開催されているわけだが、なぜか、暴力デモで都心が麻痺し、警察車両が71台破損したそうだ。

あの、追悼ですよね?祭りにしても酷い有様だが、犠牲者に祈りを捧げるはずが、なぜ、ここまで暴力沙汰になっているのか。これも実はアピールであり、裏で朴槿恵政権を批判したい政治家とリンクしているわけだ。しかも、北朝鮮関連らしき組織も加わっている。その数は何と1万人らしい。何でもかんでも利用する屑連中が集結していたわけだ。

>ソウル広場での集会には全国民主労働組合総連盟(民主労総)、正義党、労働党、全国教職員労働組合(全教組)、全国金属労働組合、全国運送労働組合、 全国保健医療産業労働組合などのメンバー、大学生、遺族など約1万人余りが集まった。

韓国経済、セウォル号沈没事故1周年:暴力デモで都心まひ、警察車両71台破損

ソウル市内で最近は起きていなかった不法な暴力集会がセウォル号事故1周年を機に再び起きた。1周年を控えた今月11日に始まった不法集会は、1
周年当日の16日に続き、週末の18日にも続き、ソウルの都心一帯に深刻な交通渋滞を引き起こし、市民生活に影響を与えた。

また、デモ参加者の1人が太極旗(韓国国旗)を燃やしたほか、デモ隊が警察のバスを破壊するなど過激化の様相を見せ、警察は今年初めてデモ隊への放水を行った。

■暴力デモへ発展

18日午後3時、「セウォル号惨事1周年汎(はん)国民大会」が開かれたソウル市庁前のソウル広場には黄色いリボンとともに、さまざまな団体名が記された高さ5メートルほどの旗約170本がたなびいた。

セウォル号引き揚げとセウォル号特別法施行令案廃棄などこれまで事故の遺族・行方不明者家族が求めてきた要求の貫徹を掲げているが、実際にデモを主導したのは遺族・行方不明者家族ではなく、「セウォル号惨事国民対策会議」だった。

昨年5月に結成された同団体には左派団体など約800の団体が参加している。ソウル広場での集会には全国民主労働組合総連盟(民主労総)、正義党、労働党、全国教職員労働組合(全教組)、全国金属労働組合、全国運送労働組合、 全国保健医療産業労働組合などのメンバー、大学生、遺族など約1万人余りが集まった。

参加者は「セウォル号特別法施行令を廃棄しろ」「セウォル号を引き揚げろ」「朴槿恵(パク・クンヘ)政権は退陣しろ」「暫定政権を発足させろ」などといったスローガンを叫んだ。

集会後、参加者らは11、16の両日に続き、ソウル広場、光化門広場を経由し、大統領府(青瓦台)に向かって行進しようとした。

午後4時半ごろ、「遺族に会いに行こう」という司会者の呼びかけに応じ、デモ隊は警察への事前届け出なしに光化門方向に進もうとした。

鍾路地区にあるYMCAの屋上からは、「自主統一と民主主義のためのコリア連帯」の名義で「遺族と一つになり、朴槿恵政権を終わらせよう」といった文言が書かれたビラがまかれた。

コリア連帯はセウォル号国民対策会議に所属する団体で、2011年に北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記死去時に韓国政府に無断で訪朝した団体だ。

警察は世宗路交差点の東和免税店前にバスやトラックで封鎖線を設け、デモ隊が光化門広場に入るのを阻止した。

警察は光化門一帯に約1万3700人、トラック18台を含む車両477台を動員し、六重の封鎖線を築いた。このため、景福宮前、光化門北側広場、世宗(セジョン)大王像前、世宗路交差点などへの車両進入ができなくなった。

デモ隊は清渓川沿いに分散し、地下道と路地を通ったり、地下鉄に乗車したりして、光化門広場への進入を試みた。

■国旗燃やし、警察バスを破壊

暗くなるとデモはさらに過激化した。午後6時半ごろから世宗文化会館一帯に集まったデモ隊約5000人のうち一部が警察の封鎖線を突破するために激しく衝突した。

光化門の楼閣前の車道を占拠したデモ隊の一部は警察のバスの窓を割り、車内から粉末消火器を持ちだして噴射したり、警察の防具を奪い、封鎖線の反対側に投げたりした。

警察のバスにはスプレーで「朴槿恵退陣」と落書きされ、進入路を確保するため、ロープで警察バスをくくりつけて揺らすなどするデモ隊もいた。

この過程で警察のバス71台などが破損し、デモ隊が侵入した車両内部にあった義務警察官の財布など個人の所持品130点がなくなったという。

警察はデモ隊に対し放水を行った。また、光化門広場だけで79人、合計で100人を警察署に連行して取り調べた。

連行者の中には遺族・行方不明者家族20人も含まれている。警察庁は18日、集会を「不法・暴力集会」と位置づけ、デモ主導者を明らかにするため、ソウル地方警察庁に捜査本部を設置した。

警察はまた、デモの最中に太極旗(韓国国旗)を燃やした20代とみられる男性の身元割り出しを進めており、国家を冒涜(ぼうとく)する目的があったかどうか調べる方針だ。しかし、遺族らデモ参加者は「警察が平和的なデモを先に阻止した」と反発した。

■市民生活に影響

今回の不法デモの影響で、光化門周辺の交通が3-4時間にわたりまひし、市民生活に影響が出た。また、光化門の楼閣が破壊されることも懸念された。実際に楼閣前ではデモ隊と警察が衝突し、放水、催涙ガス、粉末が飛び交った。

2013年13月にはソウル市中心部の徳寿宮大漢門そばで民主労総双竜自動車支部が設置したテントが火災となり、徳寿宮の石垣などが破損した。

(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150420-00001358-chosun-kr)

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