韓国経済、【ウォッチにはまだ早い】ウォン相場1ドル=1145ウォン…18カ月来の安値水準

韓国経済、【ウォッチにはまだ早い】ウォン相場1ドル=1145ウォン…18カ月来の安値水準

記事要約:ここ数日間でウォンがどんどん安くなっている。それで、昨日は1145ウォンまで落ちたのだが、既にタイトルで突っ込んだとおり、ウォンウォッチするにはまだ早いかなというのが正直な感想だ。

韓国の為替レートは理想は1100~1150である。まだこの範囲で収まっているので,ウォッチするとすればこれ以上、下がってからということになる。

これが最近、10日間のウォンチャート。4月1日は1132ウォンまであげていたが、今は10ウォンほど下げていると。ただ、これは外国人株主がウォンを受け取った配当金をドルに変えたという季節的な変動でもあるので、ここからウォン安が加速はあまり考えられない。少なくとも,米中貿易交渉の行方が決まらない限りは投資家は様子を見ると思われる。

ただ、ウォン安というのは輸出に有利なので、もっと下がった方が韓国にとってはありがたいかもしれない。下がりすぎると困ったことになるが、今の韓国経済は10年前とは規模も違うので,そう簡単に滝のように大暴落はない。世界的な金融ショックでも起こらない限りは、道中で少し下げても、このレートを維持するだろう。

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韓国経済、【ウォッチにはまだ早い】ウォン相場1ドル=1145ウォン…18カ月来の安値水準

ウォンの価値が3日連続で下落し1年6カ月来の最安値を記録した。8日のソウル外国為替市場でウォン相場は1ドル=1144.7ウォンで前日より8.1ウォンのウォン安となった。終値基準では2017年9月29日の1145.4ウォン以来の安値水準だ。 

  米国など主要先進国の景気鈍化で安全資産であるドルを求める投資家が増えた点が主要因に挙げられる。この日ノルウェーの政府系ファンドが韓国など新興国債券をベンチマーク(収益率評価基準)から除外することにしたという知らせもウォン下落をあおった。これに対し洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相は「ノルウェー政府系ファンドが持つウォン建て債券規模は6兆ウォン(約5890億円)に満たない水準で国債全体の1%に満たない」と話した。 

  上場企業の株主総会シーズンが終わり外国人株主がウォンで受け取った配当金をドルに替えて海外に送金する需要が増えた点もウォンの安傾向の原因と分析される。

https://japanese.joins.com/article/125/252125.html?servcode=300&sectcode=300

韓国経済、【ウォッチにはまだ早い】ウォン相場1ドル=1145ウォン…18カ月来の安値水準」への2件のフィードバック

  1. 最近ややドル高だから十分安心できる範囲でしょう。 輸出の為のウォン安介入もあるとは思いますが、それと同時に1Y=10W当たりを狙って介入している気がします。(気のせいでしょうか) 2017年1月から妙に対円がなめらかです。 対円の直接取引が無いのでドルを介して対円対策とか、、、。 輸出製品が日本の技術のお恵み・パクリ・盗みから始まっていますのでどうしても重なりますよね。

  2. 半導体一本足で、半導体がぐらつけば、普通にウオン安でしょう。賃金上がった分だけ、ウオン安に成れば、帳尻合うかも?
    しかし、金利上げないとキャピタルフライトかな?外国人投資家には、旨味ありませんね!

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