【武漢肺炎】納豆などの発酵性大豆食品をよく食べる人は死亡リスクが低い。大規模疫学研究で明らかに

【武漢肺炎】納豆などの発酵性大豆食品をよく食べる人は死亡リスクが低い。大規模疫学研究で明らかに

記事要約:管理人は武漢肺炎の対策として効果があるかまではわからないが、なるべく1日1回、納豆を食べている。昔から納豆は身体に良い物を代名詞なので、それなりに恩恵はあるんじゃないかと思いつつ、習慣化しようとしている。今回は発酵性大豆食品をよく食べる人は死亡リスクが低いということ。

もしかしたら、BCGだけではなくこちらかもしれない?東京より関西の方が納豆をよく食べるじゃないか。では、水戸市はどうなのかとは調べていないが、死亡リスクが低いならしっかり納豆食べた方が良いんじゃないか。記事は納豆のところだけ抜粋する。

>続いて、死因別死亡と大豆食品の摂取との関係を調べました。男女ともに、死因別死亡との関係が最も明らかだったのは納豆でした。全く食べない参照群に比べ、男女ともに1日に26.2g超を摂取していた最高五分位群では、心血管疾患などで死亡リスクの有意な減少が見られました。国内で市販されている、四角い容器に入っている納豆の内容量は1パック40~50gで、丸い容器の場合には30~40gです。

納豆を1日26.2g超を摂取していると、心血管疾患などで死亡リスクの有意な減少が見られると。管理人は食べる時は四角い容器なので多めに食べていることになるのか。

>今回の結果は観察研究で得られたものであり、現時点で因果関係があるかどうかは不明ですが、発酵性大豆食品、特に納豆の摂取が多い人は、死亡リスクを下げられる可能性が示唆されました。

残念ながら因果関係までは不明だが、とりあえず、納豆を食べている人は長生きできる可能性が示唆されたと。信じるか、信じないかは読者様の判断だ。管理人はそう言う結果が出ましたよと持ってきただけ。

後、別に納豆にこだわる必要もない。味噌や豆腐も発酵性大豆食品なので、味噌汁を毎日飲んだり、その味噌汁に豆腐を入れてもいいだろう。問題はこの先、大豆価格がどうなるかてことだ。世界的な食糧不足が発生する可能性はあるんだよな。

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【武漢肺炎】納豆などの発酵性大豆食品をよく食べる人は死亡リスクが低い。大規模疫学研究で明らかに

発酵性大豆食品、特に納豆の摂取が、死亡リスクの低下と関係することが、日本の中高年約9万人を対象として行われた大規模疫学研究で明らかになりました。

●納豆や豆腐の摂取量は、総死亡リスクとも関係する?

これまでに行われた研究でも、発酵性大豆食品の摂取量が多い人は高血圧のリスクが低いことや、納豆の摂取量が心筋梗塞、脳卒中などの心血管疾患による死亡リスクの低下と関係することなどが示されていました。しかし、心血管疾患以外による死亡と発酵性大豆食品の摂取の関係は検討されていませんでした。

そこで、国立がん研究センターの片桐諒子氏らは、日本人の生活習慣・生活環境と病気との関わりを明らかにするための大規模疫学研究「JPHCスタディ」に参加した、45歳から74歳までの9万2915人
男性4万2750人と女性5万165人)の食生活と死亡の関係を調べることにしました。

研究チームは、参加者全員が受けた食物摂取頻度調査のデータの中から、大豆食品
(豆腐、ゆし豆腐、高野豆腐、油揚げ、納豆、豆乳、味噌)全体の摂取量と、発酵性大豆食品(納豆と味噌)、非発酵性大豆食品(豆腐、ゆし豆腐、高野豆腐、油揚げ、豆乳)の摂取量を推定し、さらに、それぞれ別個に納豆、味噌、豆腐(豆腐、ゆし豆腐、高野豆腐)の摂取量も明らかにしました。

これらの食品群または個々の食品の摂取量が最も少ない人から最も多い人まで順番に並べて五等分し、少ない方から最低五分位群、第2五分位群、第3五分位群、第4五分位群、最高五分位群としました。

ただし納豆については、1万2000人超が「全く食べない」と回答していたため、食べない人を最低五分位群とし、残りの人々を摂取量に基づいて第2五分位群、第3五分位群、第4五分位群、最高五分位群の4群に分けました。

大豆食品の摂取量と、あらゆる原因による死亡(総死亡)、および、死因別の死亡
(がん、あらゆる心血管疾患、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、外傷による死亡)の関係を検討しました。

●発酵性大豆食品を多く食べる人ほど死亡リスクが減少

14.8年の追跡期間中に、1万3303人が死亡していました。大豆食品の摂取量と死亡の関係に影響を及ぼす可能性がある要因(BMI〔体格指数〕、喫煙歴、飲酒習慣、余暇時間の運動量、糖尿病と高血圧の有無、コーヒーと緑茶の摂取量、健康診断受診歴、閉経前か後か、女性のホルモン補充療法歴、総摂取熱量、野菜/果物/魚/肉の摂取量など)を考慮した上で分析し、大豆食品の摂取と死亡の関係を検討しました。

その結果、大豆食品の総摂取量と非発酵性大豆食品の摂取量は、総死亡のリスクに関係しないことが明らかになりました

続いて、死因別死亡と大豆食品の摂取との関係を調べました。男女ともに、死因別死亡との関係が最も明らかだったのは納豆でした。全く食べない参照群に比べ、男女ともに1日に26.2g超を摂取していた最高五分位群では、心血管疾患などで死亡リスクの有意な減少が見られました。国内で市販されている、四角い容器に入っている納豆の内容量は1パック40~50gで、丸い容器の場合には30~40gです。

今回の結果は観察研究で得られたものであり、現時点で因果関係があるかどうかは不明ですが、発酵性大豆食品、特に納豆の摂取が多い人は、死亡リスクを下げられる可能性が示唆されました。

なお、呼吸器疾患による死亡と大豆食品の摂取の関係の方向性は、男女間で大きく異なっていますが、その理由については、著者らは言及していません。一般に、女性に比べ男性では、喫煙関係の呼吸器疾患の罹患率と死亡率が高いこと、

今回の研究では、喫煙習慣に関する情報が得られなかった人が男女ともに比較的多かったこと、呼吸器疾患による死者は他の疾患による死者に比べ少なかったことなどから、分析の統計学的検出力が低くなった可能性が考えられます。解釈には注意が必要でしょう。

納豆の摂取量が多い人は死亡リスクが低いことが、日本人を対象とした大規模疫学研究で示されました。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200414-55187117-gooday-hlth

【武漢肺炎】納豆などの発酵性大豆食品をよく食べる人は死亡リスクが低い。大規模疫学研究で明らかに」への7件のフィードバック

  1. 味噌醤油 豆腐納豆 豆乳も!
    納豆を始め大豆発酵食品が身体に良いとは言われていますし、死亡リスクが少ないも信じたいし、可能性も高いと思います。
    でも、「東京よりも関西の方が納豆を良く食べるじゃないか」は無いでしょう。昔は関西では納豆を食べてなかったし。
    浜納豆(塩納豆)の起源は京都の禅寺ですが…糸引納豆ですよね。

    1. コメントありがとうございます。

      そうなんですかね。管理人は京都に住んでいるので周りは関西になるわけですが、大阪は納豆嫌いは多いのですが、そのほかの県もそうでもないんですよ。京都はわりと納豆好きが多いですし、大阪は嫌いな人は嫌いというイメージはあるが、好きな人は普通に食べているという。あくまでも管理人の身の回りのことで、統計取ると違うかも知れませんが。

      1. 若い時 東京の支社に勤務していた時 兜町の近くに朝定食屋があり 一歩店に入ると水戸の大粒納豆を混ぜる匂い
        そしてくさやを焼く強烈な匂いが凄く印象に残っています そして卵焼きを頼むと凄く甘いのでビックリまるでお菓子

        それと関西で販売している納豆は 匂いを抑えている納豆菌を使用しているので食べやすくなっています それでも
        食べれない人はキムチを刻んで入れたり 梅干しをほぐして入れたり 味付け海苔 海苔の佃煮を入れたりして食べて
        いますね だけど以前よりかなりの大阪人が食べるようになったと思います  

      2. 餃子消費額日本一を宇都宮市と浜松市が競う際にお世話になった統計(県庁所在地47と政令指定都市5市の調査)H27~H29の
        3年間平均によりますと、納豆の消費額1位は福島、4位水戸、45位堺、47位大阪、52位(最下位)和歌山でした。ただし、大阪は私の若い頃と比べると4.1倍になっており、大阪(関西)人が納豆を食べないは過去の話(昭和の話)のようです。

  2. 発酵食品は免疫力を高めてくれるようだから、全く因果関係がないとは考えにくい。
    個人的に納豆を好んで食べようとは思わないが、味噌や豆腐は好物なので結構な頻度で食べている。
    ただ奥さんが言うには国産大豆使用の商品が思った以上に少ないのが現実のようだ。
    そういえば私は蕎麦も好物なのだが、中国産の蕎麦粉が日本国内でも幅を利かせているせいで、外で食べる機会がめっきり減ってしまい、殆ど行きつけの蕎麦屋さんでしか食べなくなっている。
    タスマニア産の蕎麦粉で打った夏の新蕎麦なら歓迎もできるが、中国産は勘弁してほしい。
    こういう時代なので完全に避けるのは不可能だが、明らかに中国産、韓国産と分かっている食品は安全性を考えても食べようとは思わないし、家族にも食べさせたくはない。

  3. 発酵食品は昔から良いとされていますからね。
    大豆ではありませんが、近年ではR1ヨーグルトが流行りましたよね。
    高知県(だったかな?)の小学校で、給食で毎日R1ヨーグルトを飲み続けたら風をひく児童が大幅に減ったとかで話題になっていました。

    きっと、発酵食品に含まれる有用な菌が体内で働いて、胃腸などの内臓が活性化するんでしょうね。

    また、納豆やヨーグルトは尿酸を下げる効果もありますので、痛風気がある方にもお勧めです。
    ただし、納豆への醤油のかけすぎは塩分の取りすぎ、甘いヨーグルトは糖分の取りすぎになりますので、ご注意が必要ですww

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