韓国経済、韓国企業の「信用格付け」・・・引き下げ相次ぐ
記事要約:最近、韓国企業の格付けが相次いで引き下げられているようだ。しかも、格上げされた企業は一社もなく、BB以下、いわゆるジャンク債へ一歩手前に引き下げられた企業は6社である。しかも、種類は建設、海運、造船といった韓国企業が得意なジャンルだったりする。
格付けをあまり知らない読者様に説明すると、銀行が「BBB」に格下げされたら、取り付け騒ぎが起きる段階と考えればわかりやすいと思われる。そして、BB以下になればその銀行は何かの救済策がない限りは破綻することになる。普通の企業なら株の大暴落である。ほとんどの韓国企業が窮地に陥ってる現状ということだ。
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韓国経済、韓国企業の「信用格付け」・・・引き下げ相次ぐ
韓国メディアの亜洲経済の中国語版は16日、韓国の格付会社である韓国信用評価がこのほど最新の信用格付けを発表したことを紹介し、格付け対象の373社の韓国企業のうち41社の格付けが引き下げられたと伝え、引き下げられた企業数は1999年以来最多になったと伝えた。
記事は、韓国信用評価による格付けが変更になった韓国企業の数は373社のうち56社で、そのうちの41社は格付けが引き下げられたと紹介し、「韓国は長期にわたって低成長が続いており、企業の業績も低迷している」と伝え、これが韓国企業の信用格付けが引き下げられている主な理由だと論じた。
続けて、韓国企業の信用格付けは2010年から低下が続いていると指摘し、韓国政府はさまざまな景気刺激策を打ち出したが効果は殆ど見られない状況にあると伝え、「韓国経済が今後も好転しなければ企業の信用格付けもさらに引き下げられる」との見通しがあることを伝えた。
また記事は、格付け対象の韓国企業への投資格付けにおいて、一般的に「投資適格」とされる「BBB」以上の企業の数は7.3%にとどまり、過去最少になったと紹介した。
報道によれば、韓国では「BB+」の格付けから「BBB」に引き上げられた企業は1社もなかったものの、「BBB」から引き下げになった企業は6社に達したと紹介、特に建設や海運、造船などの産業において格付けの引き下げが目立ったと報じた。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150319-00000136-scn-bus_all)