はやぶさ２、１２月６日午前３時ごろ帰還　ＪＡＸＡ「現時点で完璧」

記事要約：日本や世界はコロナで大変ではあるのだが、当サイトは初代から小惑星探査機「はやぶさ」を追いかけてきた。そして、はやぶさ2がリュウグウに旅だったときも見送った。あれから4年の歳月が流れてついに帰還する！

まずは時間を正確に覚えて欲しい。2020年12月6日午前3時ごろの帰還である。場所はオーストラリア南部の砂漠。ちょっと深夜であるのだが、幸い、12月6日は日曜日。前日は土曜日なのでお休みだ。つまり、はやぶさ2の帰還をみんなで祝うことができるということだ。

＞宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）は３０日、小惑星探査機「はやぶさ２」の帰還カプセルが日本時間１２月６日午前３時ごろ、オーストラリア南部の砂漠に着陸する予定だと発表した。

初代のはやぶさはこんなこともあろうかという日本の技術の結晶で、次々と起こるアクシデントに立ち向かっていったことに大変感動させられた。満身創痍となっても地球へと帰還を果たした「はやぶさ」に多くの日本人は涙を流した。もちろん、機械に感情があるわけではないのだが、それでも地球へと戻ってきたはやぶさは日本の宇宙技術の高さを世界中に証明した。

そして、はやぶさの後継機として誕生したのが「はやぶさ2」である。そして、このはやぶさ2が超優秀の宇宙探査機だった。なんと、全くプロジェクトの大幅の遅れもなく、途中で厳しい状況に追い込まれることもなく、未知なる小惑星「リュウグウ」でお仕事をして、そのまま帰還を果たすという。はやぶさ2は恐ろしい子！

ただ、あまりにも超優秀で帰還を果たしたら、もう、次のお仕事が待っているという。補給とかそんなものはない。地球にカプセルを落とせば、また広大な宇宙、暗い海へと旅立っていく。しかし、それでもだ。長い旅を得て一瞬でも地球へ戻ってくるはやぶさ2を出迎えたい。

コロナでいいことがほとんどない日本において、はやさぶ2の帰還はそれだけで日本人に勇気と希望を与えるだろう。はやさぶ2はこうして帰ってくる。コロナなんかに負けてる場合ではないと。

12月5日から管理人ははやぶさ2の帰還を待ちながらサイトを更新していくので、皆さんもお祭りの準備を始めて欲しい。ケーキやお酒などを用意して盛大に祝おうではないか。そして、帰ってきたら、みんなで夜空を見上げてお帰り！と心の中で叫ぼう。

はやぶさ２、１２月６日午前３時ごろ帰還　ＪＡＸＡ「現時点で完璧」

宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）は３０日、小惑星探査機「はやぶさ２」の帰還カプセルが日本時間１２月６日午前３時ごろ、オーストラリア南部の砂漠に着陸する予定だと発表した。 　

計画によると、小惑星リュウグウの試料が入っているとみられるカプセルは、５日午後２時半に地球上空で機体から分離。６日午前２時半ごろ大気圏に突入した後、パラシュートを開いて降下し同４７～５７分に着陸して帰還する。 　

責任者の津田雄一プロジェクトマネージャは「現時点では（飛行は）完璧で安心しているが、カプセル分離や大気圏突入など、まだ緊張の局面はある。もう一度、気を引き締めてしっかりやっていく」と語った。 　

はやぶさ２はカプセル分離後、別の小惑星「１９９８ＫＹ２６」の探査に向かう予定だが、分離に失敗した場合はカプセルの帰還を優先し、初代はやぶさと同じようにカプセルとともに大気圏に突入する計画だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f123b2f3a39854c2accb4c19894f3794c74c6ab