韓国経済、【ムンジェノミクス】韓国で45万人増えた就業者、39万人は60歳以上
記事要約:今回は、読者様から教えてもらった朝鮮日報の記事だが、朝に取り上げた韓国の失業率が1%も改善して3%になったという聯合ニュースがいかに韓国政府が都合の良い情報しか書いてないことを捕捉するのに役立つ。
管理人は朝鮮日報はもう、以前に韓国政府から叱られたときに駄目かと思っていたがまだ最後の良心だけは残っていることを確認した。表だって政府批判してないが、今の韓国経済の現状をちゃんと伝えようとしている。日本語版だけかもしれないが。
管理人は前回記事でいきなり20万人も増加したのは政府ドーピングが一番疑わしいと述べた。景気回復する予兆も見えてないのに失業率だけ大幅改善するなんて、普通はあり得ない。なぜなら、雇用は投資が増加しなければ回復するのが難しいからだ。そして、投資は韓国の場合は貿易に左右される。だから、輸出と輸入が減っていて、8月の設備投資については知らないが、いきなり雇用が回復はまずないと。では、記事を見ていこうか。
> 韓国政府が多大な国の資金をつぎ込んで生み出した高齢者短期雇用や、昨年の雇用事情が良くなかったことによる「基底効果」により、先月の就業者数は大幅に増えた。しかし、韓国経済の根幹である製造業や30-40代の就業者数はマイナスの状態を抜け出せずにいる。
聯合ニュースはは全く書いてないことに触れているな。この時点で雇用の増加は政府ドーピングだということは理解できる。つまり、働き盛りの30ー40代、民間の雇用は逆に減っているということか。駄目じゃ無いか。全く韓国経済は不況から抜け出せていないと。
> 雇用状況が改善されたかのように見えるが、内容は良くない。就業者のほとんどが60歳以上の高齢者だからだ。先月の60歳以上の就業者数は39万1000人増え、全雇用増加分の86%に達した。一方、30代の雇用は9000人減少、40代の雇用は12万7000人減少した。
これは酷い有様だな。働き盛りの30-40代の雇用は減少していると。就業者のほとんどが60歳以上の高齢者。しかも、増加分86%ときたもんだ。これはどういうことなんだ?若者は選挙に行かないので票にならないということか。それとも、誰でも出来るような仕事しか産み出せてないのか。無能なんてレベルではない。超無能ではないか。
管理人は韓国経済のサイトを作って11年になり、3人の歴代大統領の経済対策を見てきた。あの朴槿恵前大統領の謎の創造経済ですら、このムンジェノミクスと比べたらはるかにましである。これはおそらく左翼が政権を取ったことで、保守派の有能な人材を全て追い出したことによるものだろう。
用は大統領の経済対策が無能でも、部下はまともに動くなら、そこまで酷くはならなかった。経済に強い明博元大統領に及ばなくても、朴槿恵前大統領でもなんとかなった。しかし、ムンジェノミクスは違う。ひと味どころか、3味ぐらい違う。
あれだけ税金をじゃぶじゃぶ投入して、見せかけだけの雇用増加にしか興味がない。いやあ、ムン君、さすがですね。そんなに韓国が憎いのか。潰したいのか。それで政府債務が700兆ウォンに迫っていると。ここまで税金をつぎ込んで逆な結果にしかならないてのは・・・。これは狙っているしか言いようがない。
> 2010年以降の韓国の8月の就業者数は、2015年(18万6000人)と昨年を除いて一度も20万人を下回ったことがない。今年8月の就業者数増加幅は、最近2年間の累積値(40万人以上)を回復したに過ぎないということだ。しかも、増加した雇用の質も良くない。政府が生み出す「保険業・社会福祉サービス業」で就業者が17万4000人増えて最も大幅な増加となっており、その一方で製造業の就業者数は2万4000人減少した。
ここに書いてあるとおり、本当に韓国政府に有能な人材を追い出したと思う。そして、無能な人材。ムン君、従うYes-manだけを置いた。この結果がこれだ。お話しにならないという。
> 最も深刻なのは増えた就業者のほとんどが60歳以上の高齢者だという点だ。65歳以上の就業者に対象を絞っても23万7000人にのぼる。これは、昨年増えた雇用の52.4%に当たる。公園の雑草取りや伝統市場の掃除といった、高齢者を対象にした1-2カ月間の公共事業に関する雇用を政府が今年大幅に増やしたことが、全体の数字を押し上げるのに影響しているということだ。
やはり、政府ドーピングで高齢者の雇用を増加させていただけと。しかも、公園の雑草取りでお金貰えるのか。伝統市場の掃除と。本当、労働がボランティアレベルだよな。
もちろん、これも最低賃金なのでいくらだったか。1時間、860円ぐらい貰えるんだろう。公園の雑草取りで1時間860円。やりたいような、やりたくないような。まあ、韓国の高齢者だし、仕事を選んでいる余裕はないとおもうが。
でも、それなら若者にやらせた方が効率良いんだよな。なんていうか。雇用増やしたいだけが目的なので、敢えて非効率なことを率先しているんじゃないか。それで、財源が足り無くなったら増税するんだもんな。
> 統計庁関係者は「先月の全新規就業者45万人のうち、10万人が政府の公共雇用事業のおかげで仕事を得た」と述べた。政府は来年、高齢者の雇用を今年より13万件以上さらに増やす計画だ。一方、30-40代の雇用は縮小している。ソウル大学のキム・ソヨン教授は「失業率が低いと景気も良くなるものだが、現実にはそうではない。高齢者雇用増加は、生産性向上や経済活性化にはほとんど役に立っていない」と話す。
ですよね。高齢者雇用の増加では、生産性や経済活性化にはほとんど役立たないですよね。でも、韓国政府はさらに高齢者雇用の増加させる。どう見ても選挙対策だな。選挙、終われば全員、首にするんだろうか。だから、切りやすい高齢者ばかり集めている。
> 韓国の国内総生産(GDP)の30%近くを占める製造業部門の雇用が減少している状況も変わらない。先月の製造業就業者は2万4000人減り、17カ月連続で下落した。製造業と共に良い就職先の代表とされる金融・保険業就業者数も先月は4万5000人減少した。製造業と金融・保険業だけで6万9000人の雇用が失われたのだ。
この時点で駄目過ぎると。雇用増加しても政府ドーピング。しかも、86%高齢者。そして、韓国経済に大事な製造業や金融では逆に雇用が減少していると。不況の底は全く見えないな。まさに底なし沼か。
> このような状況から、複数の主要機関が韓国経済の見通しを非常に暗いと見ている。経済協力開発機構(OECD)は11日、韓国の今年7月の「景気先行指数(CLI)」を前月より0.08ポイントダウンの98.79と発表した。
そして、韓国経済の見通しは非常に暗いと。もう、何だろうな。何もかもが見せかけだけの数値を良くしようとしかしていない。これで経済が回復するわけないと。でも、支持率はまだ43%ある。経済対策がどうとかいいながら、国民はこの国の経済の実態を知らなさすぎる。もはや、末期である。
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韓国経済、【ムンジェノミクス】韓国で45万人増えた就業者、39万人は60歳以上
韓国政府が多大な国の資金をつぎ込んで生み出した高齢者短期雇用や、昨年の雇用事情が良くなかったことによる「基底効果」により、先月の就業者数は大幅に増えた。しかし、韓国経済の根幹である製造業や30-40代の就業者数はマイナスの状態を抜け出せずにいる。
韓国統計庁が11日に明らかにしたところによると、先月の就業者数は2735万8000人で、1年前より45万2000人増えた。これは、2017年3月の46万3000人以降、この2年5カ月間で最大の増加幅だ。
雇用状況が改善されたかのように見えるが、内容は良くない。就業者のほとんどが60歳以上の高齢者だからだ。先月の60歳以上の就業者数は39万1000人増え、全雇用増加分の86%に達した。一方、30代の雇用は9000人減少、40代の雇用は12万7000人減少した。
30-40代の雇用は23カ月連続で下がっているが、これは過去最長期間となる同時下落傾向だ。また、昨年8月の就業者数増加は3000人にとどまり、「雇用ショック」と言われたほどだったが、このため今年同期の雇用数が大幅に増えることになったというのが専門家たちの見方だ。
2010年以降の韓国の8月の就業者数は、2015年(18万6000人)と昨年を除いて一度も20万人を下回ったことがない。今年8月の就業者数増加幅は、最近2年間の累積値(40万人以上)を回復したに過ぎないということだ。しかも、増加した雇用の質も良くない。政府が生み出す「保険業・社会福祉サービス業」で就業者が17万4000人増えて最も大幅な増加となっており、その一方で製造業の就業者数は2万4000人減少した。
先月の雇用動向を見ると、就業者に関する数字のうち、雇用率(61.4%)や失業率(3.0%)などはおおむね良くなった。しかし、よく見ると、韓国経済が直面している暗たんたる現実が明らかになったという見方が多い。
最も深刻なのは増えた就業者のほとんどが60歳以上の高齢者だという点だ。65歳以上の就業者に対象を絞っても23万7000人にのぼる。これは、昨年増えた雇用の52.4%に当たる。公園の雑草取りや伝統市場の掃除といった、高齢者を対象にした1-2カ月間の公共事業に関する雇用を政府が今年大幅に増やしたことが、全体の数字を押し上げるのに影響しているということだ。
統計庁関係者は「先月の全新規就業者45万人のうち、10万人が政府の公共雇用事業のおかげで仕事を得た」と述べた。政府は来年、高齢者の雇用を今年より13万件以上さらに増やす計画だ。一方、30-40代の雇用は縮小している。ソウル大学のキム・ソヨン教授は「失業率が低いと景気も良くなるものだが、現実にはそうではない。高齢者雇用増加は、生産性向上や経済活性化にはほとんど役に立っていない」と話す。
韓国の国内総生産(GDP)の30%近くを占める製造業部門の雇用が減少している状況も変わらない。先月の製造業就業者は2万4000人減り、17カ月連続で下落した。製造業と共に良い就職先の代表とされる金融・保険業就業者数も先月は4万5000人減少した。製造業と金融・保険業だけで6万9000人の雇用が失われたのだ。
このような状況から、複数の主要機関が韓国経済の見通しを非常に暗いと見ている。経済協力開発機構(OECD)は11日、韓国の今年7月の「景気先行指数(CLI)」を前月より0.08ポイントダウンの98.79と発表した。
これは26カ月連続の下落で、1990年の統計開始以来、最長期間に達するものだ。CLIは6-9カ月後の景気の流れを予測する指標で、通常100を超える場合は景気上昇、100以下なら景気下降と解釈されている。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/12/2019091280018.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/12/2019091280018_2.html