給付金不正受給を「返金したい」「軽い気持ちで」 大学生逮捕以降、連絡相次ぐ…「怖くなった」
記事要約:当サイトで給付金不正受給などをしている読者様はいないとおもうが、不正受給は逮捕されて名前も公表されるのでやめたほうがいい。軽い気持ちであろうが、最大100万円詐欺罪に該当するからな。返金すれば罪が問われないかどうかまでは知らないが、前科者になる可能性はある。執行猶予は付くかも知れないが。
>新型コロナウイルスの影響で収入が半減した個人事業主ら向けの「持続化給付金」100万円をだまし取ったとして、山梨県警が男子大学生を詐欺容疑で逮捕した先月22日以降、中小企業庁には「私も不正受給した。逮捕を知って怖くなった。返金したい」といった連絡が増えている。
大学生が不正受給で100万円をだまし取った。でも、こういうのは普通に書類を用意するのは難しい。例えば持続化給付金を受け取るには給料所得以外の収入を証明しないといけない。
だから、フリーターや大学生であっても、まず雇用契約でないことがわかる業務委託契約書、支払い調書、持続化給付金業務委託契約書など、そういった書類が必要となる。それで昨年の確定申告も必要になるので、そう簡単に不正受給はできないのだが、実はこれには特例がある。
今年、企業した場合は確定申告は必要ないのだ。まあ、このサイトでも持続化給付金を申請した人がいると思うので、どんな感じかは教えて頂けるとありがたい。
だが、逆に考えればそれらの書類を詐欺グループが用意できれば、このような不正受給は行えるわけだ。つまり、詐欺グループは持続化給付金の一部を報酬して、これらの書類を偽造するようなことをしていると。
不正受給時の対応はこのようになっている。給付金の全額に、不正受給の日の翌日から返還の日まで、年3%の割合で算定した延滞金を加え、これらの合計額に2割相当する額を加えた額の返還要求。次に申請者の法人名、名前を公表。さらに悪質なら刑事告発。
つまり、100万の申請が通って。1年後に発覚すれば、103万円になるわけだ。そこから2割だから、簡単な計算で20万円。つまり、120万円以上を返還要求される。結構、痛いというか。かなりきついとおもう。しかも、年3%の利息が怖くて早く返しても、20万円はプラスだからな。さらに書類の偽造とから、刑事告発もあると。
しかも、本人確認書類も提出しているので、100%逃げられない。つまり、不正受給を行った人間はいつか発覚する恐怖を持ちながら人生を送ることになる。はっきりいって最悪だろう。そりゃ返還して楽になりたい気持ちもわかる。軽い気持ちでやったことが最大100万円の詐欺に相当することを気付かないとはな。そして、20万円プラス返済。大学生なら間違いなく返済で死ねるな。さらに氏名公表だからな。返してどうなるかは知らないが。
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給付金不正受給を「返金したい」「軽い気持ちで」 大学生逮捕以降、連絡相次ぐ…「怖くなった」
どうやら、不正受給で大学生から逮捕されてから連絡が相次いでるそうだ。しかも、不正受給で詐欺グループの組織的な犯罪行為まで起きているという。
給付金不正受給を「返金したい」「軽い気持ちで」 大学生逮捕以降、連絡相次ぐ…「怖くなった」
新型コロナウイルスの影響で収入が半減した個人事業主ら向けの「持続化給付金」100万円をだまし取ったとして、山梨県警が男子大学生を詐欺容疑で逮捕した先月22日以降、中小企業庁には「私も不正受給した。逮捕を知って怖くなった。返金したい」といった連絡が増えている。
同庁によると、給付金の支給後に申請内容を確認する作業で、不審な書類が多数見つかっている。不正を告白する人の大半は「軽い気持ちでやってしまった」と話しているという。
同庁は、インターネット上で不正申請の代行を請け負うサイトなどの存在を把握。不正受給者は指南役の指示に従い、見返りとして給付金の一部を渡しているケースが多い。
全国で初めて県警が摘発した後、各地では警察に出頭した不正受給者もいるという。捜査機関からの照会が増え、同庁のコールセンターには「怪しい申請をしている人がいる」といった告発が後を絶たない。
背後には詐欺グループの組織的な関与があるとみられる。担当者は「徐々に情報が集まり、組織立った不正が見えてきた。今後、摘発が増えるのではないか」と話している。
https://news.livedoor.com/article/detail/18723357/