【小売業】家電量販4社、全社が最終増益・黒字転換 4~6月
記事要約:コロナ禍で暗い経済ニュースばかりを紹介しているわけだが、今回のニュースは珍しい明るい方である。4~6月の家電量販店4社、全社が最終増益:黒字転換したようだ。
読者様が給付金で壊れたエアコンを新しいのにしたとか述べていたが、それも関係する。どうやら10万の給付金で家電などを購入した人が多いようで、それが増益となったわけだ。
>家電量販大手4社の2020年4~6月期の連結決算が6日出そろい、全社が最終損益で前年同期から増益か黒字転換となった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた在宅勤務の広がりで、パソコンや周辺機器の販売が伸びた。1人10万円の特別定額給付金の支給も追い風となり、高価格帯の冷蔵庫やテレビなども好調だった。
コロナ禍でも売れる商品というのはあるてことだな。パソコンや周辺機器は在宅ワークに必要となる。冷蔵庫もエアコンも、これから猛暑となる8月を乗り越えるには必要なものだ。テレビはそんなにいらないけどな。つまり、高価格水準の冷蔵庫やテレビが売れるというのは10万円+αで購入しているてことになる。今まで届かなかった高い家電に10万円あれば届いたてところか。
>6日に決算発表した最大手のヤマダ電機は、純利益が前年同期比3.4倍の158億円だった。同期間として2年連続の増益。パソコンなどのほか、気温の上昇を受けて利幅の厚いエアコンなど季節商品の売れ行きも良かった。新型コロナを受けた海外店舗の臨時休業に伴う特別損失を吸収した。
給付金の10万円の経済効果は確実に出ているな。実際、家電は必要だから、コロナだろうが、消費は落ち込んでも一気に大赤字にはならない。まあ、良いニュースだと思う。ということで航空業や旅行業の人は家電量販店に転職したらいいんじゃないか。農業したくなければな。
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【小売業】家電量販4社、全社が最終増益・黒字転換 4~6月
家電量販大手4社の2020年4~6月期の連結決算が6日出そろい、全社が最終損益で前年同期から増益か黒字転換となった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた在宅勤務の広がりで、パソコンや周辺機器の販売が伸びた。1人10万円の特別定額給付金の支給も追い風となり、高価格帯の冷蔵庫やテレビなども好調だった。
6日に決算発表した最大手のヤマダ電機は、純利益が前年同期比3.4倍の158億円だった。同期間として2年連続の増益。パソコンなどのほか、気温の上昇を受けて利幅の厚いエアコンなど季節商品の売れ行きも良かった。新型コロナを受けた海外店舗の臨時休業に伴う特別損失を吸収した。
郊外を営業地盤とする企業の好調も目立った。ケーズホールディングスの純利益は97%増の115億円、ノジマは49%増の44億円と、ともに同期間として最高益を更新した。都市部への外出自粛で、郊外の昼間人口が増えたことが追い風となった。
エディオンの最終損益も30億円の黒字(前年同期は21億円の赤字)と過去最高。前年同期に計上した大型店の出店に伴う費用がなくなった。店内の密集を避けるため広告宣伝を自粛した結果、販管費が減少した。
21年3月期通期の業績見通しは、ケーズHDとノジマが純利益で前期比で増益を見込む一方、ヤマダ電機は微増、エディオンは32%減を見込む。家電など耐久消費財の販売は買い替え需要に支えられている側面があり、「販売が急増した後は反動が懸念される」(JPモルガン証券の村田大郎氏)との声もあった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62230370T00C20A8DTA000/