【シリア空爆】「すべての責任はアサド政権に」 先進主要国など7ヶ国がアメリカを支持、ロシア、中国、イランの3ヶ国が反対

【シリア空爆】「すべての責任はアサド政権に」 先進主要国など7ヶ国がアメリカを支持、ロシア、中国、イランの3ヶ国が反対

記事要約:シリアの空爆で先進主要国の意見が出てきた。整理しておく。

■米国側

英国、ドイツ、フランス、日本、オーストラリア、イスラエル、サウジアラビア、トルコ、シリアの反対勢力、

■ロシア側

シリア政府、中国、イラン

これトランプ大統領は既に根回ししていたんじゃないか。ほとんどG7で分かれているじゃないか。でも、ドイツとフランスが賛成したのは大きいな。ドイツはわりとトランプ大統領批判が多かったのだが、やはり、難民問題か。

さて、気になるのは中国のコメントだろう。日中首脳会談の後、別荘の帰りにシリア空爆を知らされた習近平国家主席。

>中国外務省の華春瑩報道官は7日の記者会見で、「このほどシリアで起きた化学兵器を使った攻撃を強く非難する」としたうえで、 「国連の関係機関が今回の事件を独立した立場で全面的に調査し明確な証拠をもって、歴史的な検証に耐えられる結論を導き出すことを支持する」と述べ、 アメリカが国連による調査を待たずに攻撃に踏み切ったことを間接的に批判しました。

そのうえで華報道官は「当面、急務なのは、事態をこれ以上悪化させず、やっと手に入れた政治的解決のプロセスを維持することだ」と述べ、アメリカなど関係国に自制を呼びかけました。

間接的な批判か。完全に日和ったわけではないが、報道官なんて使わずに首脳会談しているんだから直接、トランプ大統領に伝えればいいじゃないか。で、韓国は書いてないのだがどうするつもりなんだ?当然、同盟国を支持するよな?ここで裏切るようなことするはずないよなあ。北朝鮮はロシア側だろう。でも、わりと敵と味方がはっきりしていいじゃないか。

さて、批判国はいつものメンバーだったが、ロシアはおそらく批判で終わると思う。今の経済状況で米国と喧嘩するのは自殺行為だろう。後は本気で北朝鮮を潰しにかかるかどうか。これはわりとありなきもするな。少なくとも、昨日よりは確率は高まった。北朝鮮が怖くて核実験しなくなったかもしれないが。

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【シリア空爆】「すべての責任はアサド政権に」 先進主要国など7ヶ国がアメリカを支持、ロシア、中国、イランの3ヶ国が反対

■ドイツ、フランス首脳が声明「すべての責任はアサド政権に」

ドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領は7日、電話で協議したあと共同で声明を発表しました。この中で両首脳は「こうした事態を招いたすべての責任はアサド政権にある」として、アサド政権を非難するとともにアメリカの攻撃に理解を示しました。

そのうえで「フランスとドイツは国際社会のほかのパートナーとともに国連の枠組みの中でアサド大統領の責任を追及する努力を続けていく」として、あくまでも国際法に基づいてアサド政権の責任を追及していく姿勢を強調しました。

■イギリス首相報道官「野蛮な攻撃への対処として適切」

イギリスの首相報道官は声明を出し「シリアの政権が行った化学兵器による野蛮な攻撃への対処としては適切であり、将来の使用を抑止するものだ。イギリス政府は全面的に支持する」と述べました。

■オーストラリア首相 アメリカの攻撃を全面支持

アメリカがシリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃したことについて、アメリカの同盟国、オーストラリアのターンブル首相は声明を発表し「どんな状況であれ、化学兵器の使用は戦争犯罪だ。迅速な対抗措置はアサド政権へのメッセージだ」として、攻撃を全面的に支持しました。

また、ターンブル首相は、今回の攻撃にはオーストラリアは直接、関与していないものの、アメリカから事前に連絡を受けていたことを明らかにし、今後もシリア情勢でアメリカと緊密に連携する考えを強調しました。

■イスラエル「米大統領は明確なメッセージ送った」

アメリカの同盟国でシリアと国境を接するイスラエルの首相府は攻撃を歓迎する声明を発表しました。声明で首相府は「トランプ大統領はきょう、その言葉と行動で化学兵器の使用と拡散は容認しないという強く明確なメッセージを送った。

イスラエルはトランプ大統領の決断を完全に支持する」としています。そのうえで「アサド政権の恐るべき行為に対する決意あるメッセージがダマスカスだけでなく、テヘランやピョンヤンにも響き渡ることを望む」としており、今回の攻撃がシリアを支援するイランや、ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮のけん制につながることに期待感を示しました。

また、イスラエルのメディアは、政府高官の話として今回の攻撃は事前にイスラエルに通告されていたと報じています。

■サウジアラビア「トランプ大統領の決断評価」

中東のサウジアラビアは7日、国営通信を通じて攻撃を全面的に支持する声明を発表しました。声明は外務省の高官による見解だとしたうえで 「サウジアラビアはシリアの軍事的な拠点に対するアメリカの軍事作戦を全面的に支持する。

攻撃は、シリアの政権が多くの罪のない市民を殺害した化学兵器を使用したことに応じたもので、アメリカのトランプ大統領の勇気ある決断を評価する」としています。サウジアラビアはイランなどが支援するアサド政権と対立し、アメリカとともにシリアの反政府勢力に対する支援を続けています。

■トルコ「アサド政権は罰せられるべき」と歓迎

アメリカとともにアサド政権の退陣を強く求めているトルコのクルトゥルムシュ副首相は、地元のテレビ局に対し「アメリカ軍の基地に対する攻撃は重要で意味のあるものだ。

アサド政権は完全に罰せられるべきだ」と述べて歓迎しました。そのうえで、今回の対抗措置がアサド政権の野蛮な行為を止め、和平プロセスの加速につながるよう期待を示しました。

■シリアの反政府勢力 アメリカの攻撃全面支持

反政府勢力の主要グループ、「最高交渉委員会」の幹部のジョージ・サブラ氏はNHKの電話取材に対し、 「アサド政権によって行われてきた犯罪を止めるための前向きな一歩だ。同盟国のイランやロシアに対しても、 シリアでやりたいことが何でもできるわけではないということを示すメッセージになると思う」と述べ、 アメリカの攻撃を全面的に支持する姿勢を示しました。

■シリア政府軍「6人死亡 露骨な侵略行為だ」

シリア政府軍は7日、国営テレビを通じて声明を発表し、攻撃で6人が死亡したことを明らかにしたうえで「露骨な侵略行為だ」とアメリカの軍事行動を強く非難しました。
この中で政府軍は、空軍基地の1つがアメリカ軍による攻撃を受け、6人が死亡し、多くのけが人が出ているほか、施設に大きな損害が出たことを明らかにしました。

そのうえでアメリカ軍の軍事行動を「露骨な侵略行為だ」と非難し、 アメリカは、政権側が戦う過激派組織IS=イスラミックステートやアルカイダ系のイスラム過激派などのテロ組織の側についたと主張しました。そして、今後もテロ組織の壊滅に向けた作戦を続け、シリア全土の平和と安全を取り戻すと強調しました。

■ロシア報道官 プーチン大統領は強く反発

ロシア大統領府のペスコフ報道官は記者団に対し、「プーチン大統領は今回の攻撃について、主権国家への侵略行為で、国際法違反だと考えている」と述べ、
プーチン大統領が強く反発していることを明らかにしました。

そのうえでペスコフ報道官は、プーチン大統領の考えとして「こうした行為は、すでにひどい状態にある米ロ関係に重大な損害をもたらすことになる」と指摘しました。 さらにペスコフ報道官は「シリア軍は化学兵器を所有していない。武装勢力が化学兵器を使用したという事実を全く無視することは、状況を一層難しいものにするだけだ」と述べ、

アメリカがアサド政権が化学兵器を所有しているという証拠がないまま、空爆に踏み切ったとして批判しました。

■中国外務省 調査待たずに攻撃したアメリカを批判

中国外務省の華春瑩報道官は7日の記者会見で、「このほどシリアで起きた化学兵器を使った攻撃を強く非難する」としたうえで、 「国連の関係機関が今回の事件を独立した立場で全面的に調査し明確な証拠をもって、歴史的な検証に耐えられる結論を導き出すことを支持する」と述べ、 アメリカが国連による調査を待たずに攻撃に踏み切ったことを間接的に批判しました。

そのうえで華報道官は「当面、急務なのは、事態をこれ以上悪化させず、やっと手に入れた政治的解決のプロセスを維持することだ」と述べ、アメリカなど関係国に自制を呼びかけました。

■イラン「テロリストを利する行動」と非難

イランの外務省は7日、声明を発表し「化学兵器が使われた疑いを一方的な軍事行動の口実とすることは危険で破壊的、そして国際法に違反する。

このような行動は、シリア国内のテロリストを利するもので、シリア情勢の複雑化を招くことになる」などとして、アメリカを強く非難しました。 内戦が続くシリアで、イランはロシアとともにアサド政権を支援していて、精鋭部隊の革命防衛隊の幹部らを軍事顧問などとして派遣しています。

(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940551000.html)

【シリア空爆】「すべての責任はアサド政権に」 先進主要国など7ヶ国がアメリカを支持、ロシア、中国、イランの3ヶ国が反対」への3件のフィードバック

  1. チョット盛り上がってきたなぁ~

    爆撃とか死傷者も出てるので、嬉しい訳じゃ無い。
    我らの韓国は選挙中で、ちぇ!だな。

    でも管理人さん今日は沢山仕事したよなぁ~ 乙!

    1. コメントありがとうございます。

      有事になりそうな時は仕方がないですね。このサイトは日本の防衛を扱っていますし。

  2. BBCのニュースですが
    http://www.bbc.com/news/blogs-trending-39526653

    要約するとアラブでは意外とトランプ大統領を支持するtwitterなどが見受けられる
    アメリカ国内では、ソーシャルメディアでは相変わらず大統領を茶化す内容も多いが、戦争を危惧する声もちらほら見受けられるとの事。

    しかし、北朝鮮かと思っていましたがシリアとは。

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