韓国経済、サムスン 自動運転・コネクテッドカーの技術確保へファンド設立
記事要約:この先、重要な未来技術として自動運転の開発競争が世界中で起きているわけだが、管理人もこれには結構、注目している。今回はサムスン電子が自動運転・コクネテッドカーの技術確保へファンド設立したことを取り上げる。3億ドル規模の「オートモーティブ・イノベーション・ファンド」らしい。
>スマートセンサーやマシンビジョン(映像イメージを利用した検査・分析技術)、人工知能(AI)、コネクティビティー(接続性)ソリューション、セキュリティーなどの技術取得を目指す。
自動運転技術そのものは自動車分野であるが、応用や関連分野はたくさんある。これらの未来投資で役に立つ技術が開発されることもあるだろう。330億円の投資が安いか、高いか微妙なところだ。でも、どれもサムスン電子にとっては新分野に見えるんだが。
>サムスン電子は同ファンドの最初の戦略的投資先として、自動運転プラットフォームと先進運転支援システム(ADAS)のグローバルリーダーであるTTTechを選び、7500万ユーロ(約98億円)を投じる計画だ。
このTTTechの呼び方は「ティーティーテック」で、1998年に設立。オーストリアに本部がある。主な事業内容は「最先端のディペンダブル・ネットワーク・システム」の提供である。横文字ばかりで難しいのだが、自動車・航空・宇宙・列車などのシステム関連、電子制御システムの開発を行っている。簡単に言えばシステムのコネクト関係を円滑に動作させて、さらに安全な仕組みの開発会社。事業は多岐にわたるので詳しくはHPを読んで欲しい。日本語版もある。
さて、サムスン電子の前にTTTechはルネサスとも似たようなことをしているといプレスリリースにある。2016年1月6日なので1年半以上前のことである。おそらく開発することはルネサスと対してかわらない気がするが、横文字ばかりでさっぱりわからない。自動運転技術というのは我々が単純に想像する車の自動運転以外にもそれを可能にするシステムの開発というのがとても大事だということだと思うのだが、せっかくの未来技術だ。管理人はもっと勉強しようとおもう。
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韓国経済、サムスン 自動運転・コネクテッドカーの技術確保へファンド設立
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は14日、自動運転やコネクテッドカー(通信機能を備えた車)分野の技術を確保し、自動車電装事業を強化するため、3億ドル(約330億円)規模の「オートモーティブ・イノベーション・ファンド」を設立すると発表した。
スマートセンサーやマシンビジョン(映像イメージを利用した検査・分析技術)、人工知能(AI)、コネクティビティー(接続性)ソリューション、セキュリティーなどの技術取得を目指す。
サムスン電子は同ファンドの最初の戦略的投資先として、自動運転プラットフォームと先進運転支援システム(ADAS)のグローバルリーダーであるTTTechを選び、7500万ユーロ(約98億円)を投じる計画だ。
ファンドはサムスン戦略革新センターが運営する。サムスン電子は投資先の企業と、自動運転やコネクテッドカーの技術に関するオープンイノベーション(外部と連携して新技術を創出すること)などに取り組む。
(http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2017/09/14/0500000000AJP20170914003400882.HTML)