韓国経済、格付け機関のS&Pが、韓国の外貨建て格付けをAAマイナスに引き上げ
記事要約:アメリカの格付け機関S&Pが韓国の外貨建て格付けをAAマイナスに引き上げた。管理人が一言述べるなら、格付け会社がまともに分析出来ているなら、リーマン・ショックは起こっていない。このAAマイナスは確かアジア通貨危機と同じ頃の格付けランクだったような気がするんだが、そんなことはただの偶然だろう。
格付け会社をどれだけ接待したか知らないが、三大格付け会社の接待費は相当高くついているんじゃないか。しかも、接待しなければ本当のこと書かれるからなあ。格付け会社って悪質だよなあ。
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韓国経済、格付け機関のS&Pが、韓国の外貨建て格付けをAAマイナスに引き上げ
[香港 15日 ロイター] 格付け機関スタンダード&プアーズ(S&P)は、韓国の外貨建て長期ソブリン格付けを「Aプラス」から「AAマイナス」に引き上げた。経済成長の強さや対外借り入れに占める短期債務の比率低下、銀行の対外債務の減少を踏まえた措置。
S&Pは声明で「韓国は今後3─5年間、大半の先進国よりも高い経済成長を維持すると予想される」とし、短期債務の比率低下や国内銀行の債務減少により、対外債務の著しい悪化リスクが低減したと説明した。
S&Pは、自国通貨建てソブリン格付けを「AAマイナス」で確認した。格付け見通しはともに安定的。
ムーディーズ・インベスターズ・サービスとフィッチ・レーティングスは過去3年間に韓国の格付けをAAマイナスと同水準に引き上げており、S&Pも足並みをそろえる形となった。
韓国が大手格付け会社3社から得た格付けとしてはAAマイナスが最高となる。
ソシエテ・ジェネラル(ソウル)のエコノミストは「S&Pの格上げは先を見越した決定ではない。市場は既に織り込み済みで、韓国ウォン<KRW=>は他の新興市場国通貨よりも上昇している」と指摘した。
韓国の企画財政省はS&Pの格上げを受け、世界の金融市場が将来的に不安定化した場合に、外国人投資家が韓国を他の新興国と差別化することにつながるとの声明を発表した。
(http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN0RF0RN.html)