外資撤退 外国人投資家、昨年12月に韓国の株式・債券3兆ウォン以上売却【動画】

外資撤退 1月も今日で15日ということで半月が過ぎたわけだが、米CPIが市場予想の6.5%上昇ということで市場は織り込み済みだったと思うのだが、なぜか、ドル円は急激に上がっているんだよな。今、いくらになったか。127円だ。嘘だろう。1週間前は134円とかじゃなかったか。

本当、最近、ドル円の変動が怖すぎる。日銀が長期金利上昇に国債の買いオペを10兆円ほどしたようだが、それでも長期金利の上昇を食い止められるか怪しい。ただ、円が上がればウォンもあがるということで、時間外の終値は1237.69である。このように為替市場は寒い一月でも激しく上下している。

このまま円高になるのか。また円安になるのか。予想は難しいだろうな。ただ、CPIは鈍化しているのでこれ以上、130円以上の円安になるには材料が足りない気がする。13日のニューヨーク市場は100ドル上がって続伸だったが、リセッション懸念が消えたわけでもない。

まあ、このように日本も米国も、本当、どちらに転ぶかわからない状況で、韓国は右往左往することになる。韓銀が政策金利を0.25%に上げて3.5%にしたことは少し触れたが、これによってまた貸出金利や、銀行の預金金利などもあがるだろう。しかし、こちらの3.5%だったので、おそらく米国が利上げしても、これ以上は上げないで凍結すると見ている。

絶望の貿易状況で金利が3.5%もある時点ですでにおかしいのだ。本当ら1%以下でもおかしくない。でも、金利が下がれば米韓金利差も付くので外国人が投げ売りする。

それで、今回の記事は昨年12月に外国人が株式・債券を3兆ウォン以上売却したという。この辺りを見ていこう。記事の要点を整理する。其れともう一つは久しぶりにユン氏の最新の支持率を見ておこう。

■記事の要点

1.昨年12月の外国人証券(株式・債券)投資資金は24億2000万ドルが純流出した。12月末の為替相場1ドル=1264.50ウォン基準として3兆601億ウォン規模だ。

2.純流出は先月に韓国株式・債券市場から抜け出た資金が入ってきた資金より多かったという意味で、10月の27億7000万ドルの、11月の27億4000万ドルの純流入から3カ月ぶりに純流出に転じた。

3.証券の種類別では外国人債券投資資金が27億3000万ドル純流出した。2019年1月の32億3000万ドルから2年11カ月ぶりの大規模純流出だ。これに対し外国人の株式投資資金は3億1000万ドルの純流入を記録した。10月以降3カ月連続の純流入だが、規模は11月の21億ドルと比較して大幅に減った。

4.韓国国債(外国為替平衡基金債券5年物基準)のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムは先月月平均53bp(1bp=0.01ポイント)と集計された。11月57bpより4bp落ちた。CDSは債券を発行した国や企業が不渡りになった際に損失を補償する一種の保険の性格の金融派生商品だ。該当国の経済リスクが高まれば概ねプレミアムも上がる。

5.尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は35%で前週から2ポイント低下した。不支持率は3ポイント上昇の57%だった。

6.支持する理由としては「公正・正義・原則」と「全般的によくやっている」がそれぞれ9%で、「国防・安全保障」(8%)、「労働組合への対応」(7%)、「決断力・推進力・粘り強さ」(6%)などの順だった。

7.支持しない理由には「経験・資質の不足・無能」(12%)や「経済と国民生活を顧みない」(10%)、「意思疎通が不十分」(10%)、「独断的・一方的」(9%)、「全般的にまずい」(7%)などが挙がった。

以上の7つだ。順番に見ていく。

まず1だが昨年の12月に24億2000万ドルほど外国人が売ったと。1264ウォンの時点で3兆ウォン規模になると。つまり、ウォンがちょうど12月に高くなったので外国人が店じまいしたということじゃないのか。ウォンが1260まであがったのに資金が流出するのはなかなか、興味深いよな。しかも、利上げ緩和というニュースもあったのにな。

次に2と3だが、純流出と純流入についてだ。これは混同しがちだが、純流出というのが外国人の売りが買いより大きい場合だ。逆に純流入というのは外国人が売りよりも買いが多いときにいう。外資撤退の兆候なら「純流出」になっていくと。そして、12月はついに純流出。つまり、始まりかも知れない。

ただ、短期的な動きである可能性は否定できない。実際、1月の外国人動向を見ておけば、個人が8日連続で売り越しなのに、外国人は買いには動いている。

このように個人は1月2日から1月13日まで全て売り越し。反対に外国人が1月2日から10日を除いて、全て買い越しだ。個人が投げたものを外国人が買い集めているのか。それでコスピの方も2200割れから、2380まで回復している。

もっとも、好材料もないのに買われているので仕込みなんだろうが、かなりの確率で利益減少しそうだよな。外国人がなにを期待してるのか知らないが、逆に個人はなんでそこまで売ってるのか。それで韓銀関係者はどう見ているのか。引用しておく。

韓国銀行関係者は外国人株式資金動向に対し「主要国中央銀行の緊縮持続警戒感などから株式資金純流入規模が減った。債券資金の場合、満期到来規模増加、差益取引誘引縮小などにより純流出に転換した」と説明した。韓米の金利逆転幅拡大の影響に対しては「差益取引誘引縮小などと関連がありえる」と話した。

まだ、韓国は純流入だが、その規模減ったと。米韓金利差については差益取引誘引縮小などと関連がありえる。12月で満期を迎えてるので株式資金純流入規模が減ったと。まあ、この辺は細かいか。

それと昨年は債券市場の金利も大きく高騰した。例のレゴランド不渡りや、韓電債の大規模発行などでだ。だから、これも振り返ろう。昨年の債券市場の成績を引用しておく。

昨年の場外債権取引量は前年より849兆7千億ウォン(16%)減少した4千464兆5千億ウォンだった。日平均取引は3兆3千億ウォン減少した18兆1千億ウォンだった。

投資家別に個人は安定した高金利債権に対する好みが増加し、会社債、その他金融債(女前債)、国債、特殊債などを前年より16兆8千億ウォン増えた21兆4千億ウォン純買収した。

外国人は国家信用等級に比べて高い金利水準と財政取引誘引などで国債42兆4千億ウォン、通安債15兆7千億ウォン、銀行債11兆3千億ウォンなど計71兆4千億ウォン純買収した。規模は前年より48兆3千億ウォン減少した。

昨年末、外国人国内債権保有残高は228兆5千億ウォンで前年より14兆5千億ウォン増加した。

https://news.einfomax.co.kr/news/articleView.html?idxno=4250464

まず、債権市場の昨年の取引は前年より減少と。ところが、金利が高騰してきたことで個人がいつも言い条に債券市場に参入。会社債や国債などを買ったと。まあ、サムスン電子ですら社債発行金利6%とかだったものな。お得と言えばお得な金利だよな。

ところが外国人は純買したものの規模は48兆3千億ウォン減少したと。国債の金利が上がって、外国員は国債をより多く買ったと。銀行債を買っているのは外国人が多い。

次にCDSプレミアムを見ていこう。CDSプレミアムは文章で説明があるもで引用しておこう。

韓国国債(外国為替平衡基金債券5年物基準)のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムは先月月平均53bp(1bp=0.01ポイント)と集計された。11月57bpより4bp落ちた。

CDSは債券を発行した国や企業が不渡りになった際に損失を補償する一種の保険の性格の金融派生商品だ。該当国の経済リスクが高まれば概ねプレミアムも上がる。

まあ、CDSについてはそこまで危機的ではない。200bpまでまだまだ余裕てところだ。

では、次は最新のユン氏の支持率を見ていこう。

まず、ユン氏の支持率は支持率は35%で前週から2ポイント低下。不支持率は3ポイント上昇の57%。数ヶ月前は3割切っていたが、貨物連隊のストライキを強行手段で食い止めたことで支持率が上がった。でも、そろそろ効果が切れてくるんじゃないか。逆に不支持が57%と。

それで6は支持する理由だ。「公正・正義・原則」と「全般的によくやっている」がそれぞれ9%だと。ユン氏が全体的に良くやっているという評価は謎だが、まだロウソクの灯りは見えてこないな。

労働組合の対応で7%。韓国人がよほど労働貴族が嫌いなのかが透けて見えるな。まあ、ぶっちゃけ、平民と貴族では年収に大きな差がある。でも、数は平民が上だ。それがユン氏を支持していると。反日ネタで煽る意外に、労組を取り締まるのがポイントだ。逆に日本には用日ですり寄ってきているので、やはり、ムン君派は面白くないだろうな。ええ?李代表は?まあ、彼もムン君と主張はそこまでかわらないしな。

では、7の支持できない理由は。経験不足が多いな。まあ、その意見は正解だと思う。でも、いくら経験を積んだところで経済的な素人が変わるはずがない。やったことは大幅税控除だものな。それが税収を大幅に減らすのにな。韓国企業の支援とか言いながら、平気で金利を上げてきたしな。

最後に政党支持率を見ておくと・・・。与党が野党に支持率が負けている。やはり、ムン君派が優勢か。つまり、今の状態で北朝鮮に喧嘩を売っていたら内部分裂を引き起こすと。

外国人投資家が韓国の金融市場で3兆ウォンを超える株式・債券を売ったことがわかった。

韓国銀行が12日に発表した「国際金融・外国為替市場動向」によると、昨年12月の外国人証券(株式・債券)投資資金は24億2000万ドルが純流出した。12月末の為替相場1ドル=1264.50ウォン基準として3兆601億ウォン規模だ。

純流出は先月に韓国株式・債券市場から抜け出た資金が入ってきた資金より多かったという意味で、10月の27億7000万ドルの、11月の27億4000万ドルの純流入から3カ月ぶりに純流出に転じた。

証券の種類別では外国人債券投資資金が27億3000万ドル純流出した。2019年1月の32億3000万ドルから2年11カ月ぶりの大規模純流出だ。

これに対し外国人の株式投資資金は3億1000万ドルの純流入を記録した。10月以降3カ月連続の純流入だが、規模は11月の21億ドルと比較して大幅に減った。

韓国銀行関係者は外国人株式資金動向に対し「主要国中央銀行の緊縮持続警戒感などから株式資金純流入規模が減った。債券資金の場合、満期到来規模増加、差益取引誘引縮小などにより純流出に転換した」と説明した。韓米の金利逆転幅拡大の影響に対しては「差益取引誘引縮小などと関連がありえる」と話した。

韓国国債(外国為替平衡基金債券5年物基準)のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムは先月月平均53bp(1bp=0.01ポイント)と集計された。11月57bpより4bp落ちた。

CDSは債券を発行した国や企業が不渡りになった際に損失を補償する一種の保険の性格の金融派生商品だ。該当国の経済リスクが高まれば概ねプレミアムも上がる。

https://japanese.joins.com/JArticle/299854?servcode=300&sectcode=300

ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが13日発表した調査結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は35%で前週から2ポイント低下した。不支持率は3ポイント上昇の57%だった。

 尹大統領の支持率は昨年末から緩やかに上昇し、このところ30%台半ばから後半で推移している。

 支持する理由としては「公正・正義・原則」と「全般的によくやっている」がそれぞれ9%で、「国防・安全保障」(8%)、「労働組合への対応」(7%)、「決断力・推進力・粘り強さ」(6%)などの順だった。

 支持しない理由には「経験・資質の不足・無能」(12%)や「経済と国民生活を顧みない」(10%)、「意思疎通が不十分」(10%)、「独断的・一方的」(9%)、「全般的にまずい」(7%)などが挙がった。


 政党支持率は保守系与党「国民の力」が前週より2ポイント低い33%、革新系最大野党「共に民主党」は1ポイント上がり、34%だった。

 調査は10~12日に全国の成人1002人を対象に実施された。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/01/13/2023011380158.html

外資撤退 外国人投資家、昨年12月に韓国の株式・債券3兆ウォン以上売却【動画】」への1件のフィードバック

  1. ほんとだ、個人が売り越してる、
    で、売って何してるかなんだが…?
    円買ってたりして、
    日本旅行だ〜…なんてな。。。

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