韓国経済、韓銀、政策金利を年1.75%に据え置き

韓国経済、韓銀、政策金利を年1.75%に据え置き

記事要約:韓銀が政策金利を年1.75%に据え置いた。これは予想通りの動きであり、今、政策金利の上げても、下げても地獄が待っている。さらに、追加利下げでお金を借りる人が増えたようだ。

>銀行の家計貸出は8兆5000億ウォン(約9340億円)増えた。月別貸出増加幅では過去最大だ。<

以前の記事で紹介したとおり、金利を下げれば、利子負担が軽減するのでさらにお金を借りようとする。問題は利子負担が軽減しても、家計負債は減少しない点である。ますます負債が増加するので、金利を下げるのも難しい状況である。

景気回復がどうとか述べているが、韓国のKOSPIが上がっているから景気回復したなんて考えていたら、ただの間向けである。ここで大事なのは設備投資である。設備投資が増加しなければ、今後の成長は見込めないので韓国経済が上向くことはない。

他にも景気の上向きを知るには韓国企業の売上である。サムスンと現代以外はほぼ赤字状態が続く現実において、一体どこに景気回復が見られるのか。管理人は教えて欲しいぐらいだ。

韓銀はわかっているんだろうか。利下げをするにしても、その値は残り僅かだということに。韓国は日本並みの低金利でも試してみるのか?出来るならやればいいかと。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする。

韓国経済、韓銀、政策金利を年1.75%に据え置き

韓国銀行(韓銀)が15日、金融通貨委員会を開き、今月の政策金利を年1.75%に据え置くことを決めた。先月と同じ決定だ。過去最低の政策金利1.75%を3カ月据え置いたのだ。

韓銀は3月、2%だった政策金利を1.75%へと0.25ポイント引き下げた。今年4-6月期に入り住宅取引量や株価など景気指標に わずかながら回復の兆しが表れたことで、韓銀は追加利下げではなく据え置きを選択した。

今後さらに景気の流れを眺めて判断するという計算だ。韓銀の李柱烈 (イ・ジュヨル)総裁は先月28日、「今年4-6月期が景気回復動向が持続するかどうか判断する分岐点」と発言した。

急増する家計の負債も韓銀の決定に影響を及ぼしたという分析だ。韓銀の集計によると、今年4月、銀行の家計貸出は8兆5000億ウォン(約9340億円)増えた。月別貸出増加幅では過去最大だ。利子負担が軽減し、お金を借りる人が増えたということだ。

とはいえ、追加利下げの可能性がなくなったわけではない。景気回復が確実でなく、日本、欧州、中国のような輸出競争国の通貨緩和傾向が強まれば、韓銀がさらなる利下げに踏み切るという見方もある。

(http://japanese.joins.com/article/444/200444.html?servcode=300&sectcode=300)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です