〔日本の防衛〕「もはや1962年のインドではない」インド アルン・ジャイトリー国防大臣が対中強硬姿勢をあらわに

〔日本の防衛〕「もはや1962年のインドではない」インド アルン・ジャイトリー国防大臣が対中強硬姿勢をあらわに

記事要約:中国のような大国でも全方位に敵を量産すると一方を責めている間に、後ろから軍を率いて進軍されかねない。管理人は中国の挑発行為でインドとの関係が急激に悪化しているのに注視している。

中国とインドが本格的な戦争をすることはないとは考えているが、紛争程度なら容易にあり得ると思う。ここにパキスタンも中国に加わるのでインドVS中国・パキスタンということで、一気にカシミール地方や北東部アクサイチン(阿克賽欽)地区(中国が実効支配。インドは領有を認めていない)の奪還に動く恐れもある。さて、今回の記事はインドのアルン・ジャイトリー国防大臣が対中強硬姿勢をあらわにしたというもの。

もはや、1962年のインドではないと。軍事技術の向上をアピールしたようだが、インドの軍事力がそこまで強化されているかは正直よくわからない。そもそも、中国の軍事力が一体どれほどあるかすら国の諜報員でない限りは正確な把握はしていないだろう。公開されているだけの戦力ではない。どの国も隠された軍事力を所有している。中国の場合はアメリカと同じでかなりの規模ではないかと。

>中印国境で中国軍とインド軍の緊張が高まっている。肉体的衝突にまで至った事件まで起きる中、両国は互いに相手が先に挑発してきたと非難合戦を繰り広げている。

朝鮮半島有事が仮に起きて、中国が北朝鮮へと進軍すればインドが後ろから領土を取り返そうと動くかもしれない。もっとも、先にこちらが紛争へと発展するかもしれない。しかし、中国の習近平国家主席が米中首脳会談でのトランプ大統領のシリアへのミサイル攻撃で完全にびびったことが世界中に知られてしまっているので、インドもそこまで脅威にはしていないと思われる。ここでインドに負けるようでは中国の帝国構想は潰えるだろう。

日本はインド艦隊と自衛隊で中国海軍を挟み撃ちにするのが戦略的には良いんじゃないか。日本が参加する理由は陸地だけならない。しかし、南シナ海での中国の実効支配は確実に周辺国との軋轢を生んでいる。尖閣諸島への不法侵入も繰り返されている。これ以上の中国の横暴を放置するのはアジア情勢を緊迫させるだけ。1962年の再来となるかは知らないが、中国とインドが戦争を始めたらアジア情勢はさらなる緊張を生むだろう。

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〔日本の防衛〕「もはや1962年のインドではない」インド アルン・ジャイトリー国防大臣が対中強硬姿勢をあらわに

2017年7月2日、参考消息網によると、「もはや1962年のインドではない」とインド閣僚が中国の軍撤退要求を拒否している。

中印国境で中国軍とインド軍の緊張が高まっている。肉体的衝突にまで至った事件まで起きる中、両国は互いに相手が先に挑発してきたと非難合戦を繰り広げている。

中国メディアは歴史の教訓をくみ取り、まずはインド軍を撤退させよと主張したが、インドのアルン・ジャイトリー財務大臣兼国防大臣兼企業大臣は「もはや1962年のインドではない」と強気の発言を示した。

1962年とは中印国境紛争が起きた年だ。小規模な小競り合いが繰り返された後に大規模な軍事衝突へと発展したが、戦闘は中国側が勝利し実効支配地域を広げている。

発言はインドの軍事力の成長に自信を示したものと理解される。

(http://www.recordchina.co.jp/b183244-s0-c10.html)