韓国経済、【ムンジェノミクスの本質】「韓国主要企業、7-9月期の営業利益は前年比40%減」
記事要約:韓国の主要上場企業131社の7-9月期の営業利益が40%以上減少するという予想が出ているそうだ。ええ?40%も減少するのに株価はまだ2000台もあるの?年金で買い支えているだけだとおもうのだが、実際、全体で40%営業利益減少て、かなりヤバいだろう。景気後退とかで済ますものなのか。この予想は証券会社が出したものらしいが、まずはどんな数値を見込んでいるのか。見ておこう。
> 金融情報会社エフエヌガイドによると、証券会社は7-9月期のKOSPI(韓国総合株価指数)主要上場企業(131社)の売上高が397兆6531億ウォン(約35兆4450億円)と、前年同期(399兆4856億ウォン)比で0.46%減にとどまると見込んでいる。
あれ?昨年と今回の売上高てたいした違いはないんじゃないか?管理人は寝ぼけて数字を見間違えているのか?抜き出してみようか。
今回が397兆6531兆ウォン(約35兆4450億円)前回が399兆4856億ウォン
ほら、差し引いても2兆ウォンの売上高の減少だよな?それが前年比で40%減?いや、ちょっと信じられないな。売上高2兆って、2000億円ぐらいだろう?それでー40%とどういうことだ?その答えが収益性らしい。
> しかし収益性は大きく悪化するという。これら企業の予想営業利益は25兆688億ウォンと、前年同期(42兆2017億ウォン)比40.6%も減少すると推定された。純利益も30兆1176億ウォンから17兆7698億ウォンへと41%減少すると予想した。今回の調査は証券会社3社以上が業績予測値を出したKOSPI企業だけを対象にした。
営業利益が25兆688億ウォン、前年同期で42兆2017億ウォン。なるほどデフレだ。管理人が突然、わけのわからないことを言い出したと思うかも知れないが、用は製品の1つあたりの値段が大幅にダウンしているのだ。だから売上高は2兆ウォンしか変わらないのに,収益性が低下している。つまり、商品の値段が下がる。デフレの兆候なわけだ。
もちろん、原油価格の高騰などの素材を造るコストの増大や為替の影響などもあるかもしれないが、さすがに40%急減にはならないだろう。売れないと値段を下げていくのは商売の基本だ。
あれ?最低賃金引き上げで所得が増えているはずなのに製品の値段は下がる?製品の値段が下がれば企業の利益は減少する。給料が減る。ただ、最低賃金より下にはできないので,それに耐えられない企業は倒産する。そもそも、これは韓国内の競争だけではなく、グローバルな競争なので、韓国産は値段を下げてようやく売れるレベルということだろう。そして、その代表が半導体だと。そんなの次を読まなくてはわかる。
> 営業利益急減の最も大きな理由は、国内上場企業の業績の約30%を担うサムスン電子とSKハイニックスの不振のためだ。昨年は半導体価格の上昇を受け、2社ともに最高業績となった。サムスン電子の昨年7-9月期の営業利益は初めて17兆ウォンを超え、SKハイニックスも初めて6兆ウォンを突破した。しかし半導体価格の下落と米中通商戦争の悪材料が解消されず、今年に入って不振が続いた。証券会社は今年7-9月期のサムスン電子の営業利益を7兆ウォン前後、SKハイニックスは4000億ウォン台と予想した。
やはり、サムスン電子とSKハイニックスの半導体が原因か。そもそも、国内上場企業の営業利益3割がサムスン電子ておかしいだろ。先日、軽く流したが少し時を戻して引用しておこうか。輸出の記事にこういうことが書いてあった。
> 輸出相手国・地域別に見ると、中国への輸出が同21.8%減り、対米輸出も2.2%、対日輸出も5.9%の減少となった。一方、独立国家共同体への輸出が同41.3%増加したほか、対欧州連合(EU)も10.6%、対ラテンアメリカも10.8%ぞれぞれ増えた。
( https://www.recordchina.co.jp/b749174-s0-c20-d0135.html )
中国への輸出が21.8%減少である。米中貿易戦争だけではないよな。これ、中国の景気の悪さがダイレクトに韓国企業に跳ね返っているんだろう。ロシアやEUが増えているが、値段を下げての在庫処分といったところだろうな。だから、営業利益が-40%急減するかもしれないと。これらが事実としたら、韓国は結局、薄利多売、しか生きていけないてことだな。最後はさっき管理人も増えたコストについて。
> 売上高をほぼ維持しながら営業利益が大幅に減少した理由にコストの面を挙げる専門家もいる。企業のコスト増加が収益性悪化につながったという指摘だ。成太胤(ソン・テユン)延世大経済学部教授は「コスト衝撃による景気悪化を端的に見せている」とし「上場企業は勤労時間短縮による費用、環境など各種規制対応費用が増えた可能性が高い」と述べた。
なるほど。さすが、ムンジェノミクスだな。今までは財閥優遇で財閥は儲けていたのに、ムン君はそれを良しとしない。なぜなら、財閥キラーだからだ。さらに財閥の狙撃手も仲間にして、財閥も壊し始めた。ほら、よく言うじゃないか。赤信号、皆で渡れば怖くないて。しかも、面白いのは中小企業の利益を底上げするのではなく、財閥を落とすことで、平準化しようとしているところだ。財閥の利益が減れば、結果的には中小企業との差は縮まる。つまり、誰も得しないのがムンジェノミクスの最高のパフォーマンスてことだ。
そろそろ、読者様も気付いただろうか?ムン君は韓国が嫌いだということを。管理人はこれをかなり前から指摘していたが,実際、それに気付いた人はあまりいなかったとおもうな。
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韓国経済、「韓国主要企業、7-9月期の営業利益は前年比40%減」
韓国主要企業の営業利益が前年同期比40%以上減少するという予想が出ている。サムスン電子とSKハイニックスの不振、労働・規制費用の増加、輸出の減少などが企業の収益性悪化につながったという分析だ。主要企業の7-9月期の業績発表は今週のサムスン電子から1カ月ほど続く。
金融情報会社エフエヌガイドによると、証券会社は7-9月期のKOSPI(韓国総合株価指数)主要上場企業(131社)の売上高が397兆6531億ウォン(約35兆4450億円)と、前年同期(399兆4856億ウォン)比で0.46%減にとどまると見込んでいる。
しかし収益性は大きく悪化するという。これら企業の予想営業利益は25兆688億ウォンと、前年同期(42兆2017億ウォン)比40.6%も減少すると推定された。純利益も30兆1176億ウォンから17兆7698億ウォンへと41%減少すると予想した。今回の調査は証券会社3社以上が業績予測値を出したKOSPI企業だけを対象にした。
営業利益急減の最も大きな理由は、国内上場企業の業績の約30%を担うサムスン電子とSKハイニックスの不振のためだ。昨年は半導体価格の上昇を受け、2社ともに最高業績となった。サムスン電子の昨年7-9月期の営業利益は初めて17兆ウォンを超え、SKハイニックスも初めて6兆ウォンを突破した。しかし半導体価格の下落と米中通商戦争の悪材料が解消されず、今年に入って不振が続いた。証券会社は今年7-9月期のサムスン電子の営業利益を7兆ウォン前後、SKハイニックスは4000億ウォン台と予想した。
信栄証券のキム・ハクギュン・リサーチセンター長は「半導体販売量の減少は大きくないが、単価が大きく落ちて営業利益が大幅に減少している」とし「サムスン電子とSKハイニックスが底から抜け出す兆候が表れなければいけないが、半導体の在庫が減る水準を見てこそ判断できるだろう」と分析した。産業通商資源部によると、9月のDRAM(8ギガ)価格は3.26ドルと、前年同期比55.8%も下落した。
しかしサムスン電子の業績推定値は小幅ながら反騰したという。3カ月前に7兆5103億ウォンだったサムスン電子の営業利益推定値平均は1カ月前に6兆9331億ウォンに落ちたが、最近7兆349億ウォンへと反騰した。DRAM出荷量増加率が予想を上回ったうえ、ギャラクシーフォールド(折りたたみ式スマホ)の成功でスマートフォン事業の業績も改善するという期待感が高まったからだ。4日に発表されるサムスン電子の7-9月期(暫定)の業績で、今年の残り期間の株式市場の方向も決まると予想される。
売上高をほぼ維持しながら営業利益が大幅に減少した理由にコストの面を挙げる専門家もいる。企業のコスト増加が収益性悪化につながったという指摘だ。成太胤(ソン・テユン)延世大経済学部教授は「コスト衝撃による景気悪化を端的に見せている」とし「上場企業は勤労時間短縮による費用、環境など各種規制対応費用が増えた可能性が高い」と述べた。
昨年12月から10カ月連続で前年同月比マイナスとなっている輸出も企業の収益性悪化に影響を及ぼしたという分析が出ている。米中貿易紛争が長期化し、米国経済も直撃弾を受けている。米国の製造業景気は2カ月連続で後退した。米国供給管理協会(ISM)が1日(現地時間)に発表した9月の製造業購買管理者指数(PMI)は47.8だった。これは前月(49.1)より低く、2009年6月以来およそ10年ぶりの最低値。米国製造業景気の悪化が伝えられると、米国・欧州の株価が値下がりし、2日のKOSPIも1.95%下落した。