韓国経済、〔米国通商圧力〕鉄鋼関税免除・韓米FTA「ビッグディール」の可能性に…自動車株は泣き鉄鋼株は笑う
記事要約:どうやら例の韓国の鉄鋼に25%の関税を課すという話が、米韓FTAの交渉で免除となり、かわりに米韓FTAで韓国自動車が大幅に譲歩するという動きがあるようだ。そのニュースが韓国の投資家に知れ渡ると鉄鋼株は大幅に買いが入り、反対に自動車株は大量に売られたようだ。
うーん。どうだろうな。米韓FTA再交渉において自動車の関税でどこまで譲歩するかは書いてないので、これは韓国が喜ぶ条件になっているかは定かではない。ただ、アメリカの関税を免除できるほどの大きな譲歩は決して安くないと思われる。確かに韓国の鉄鋼に追い風ニュースだが、自動車がその分、何かしらの譲歩ということで全体的にプラスに働くかはわからない。
>だが16日以降は雰囲気が変わった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日にトランプ米大統領と電話で会談し、「南北首脳会談と朝米首脳会談を控え韓米間の共助がどれだけ堅固なのか対外的に示さなければならない時点だ」としながら鉄鋼関税賦課の再検討を要請した。
文在寅大統領。確かに韓国鉄鋼関税が免除されるかもしれないが、それは単に自動車を生け贄に差し出しただけだろ?それが韓米間の共助がどれだけ堅固なのか対外的に示すことに繋がるんだ?むしろ、何の条件も出さずに韓国鉄鋼関税が免除してもらうようにするべきではなかったのか。
韓国鉄鋼も韓国自動車もどちらも韓国の主流産業である。ただでさえ、韓国からGM撤退危機で自動車産業に大きな風穴が開けられそうなのに、ここで米韓FTAでどのような譲歩するというのだ。
>米国製品の追加開放の可能性が高くなった自動車関連株は一斉に下落した。この日現代自動車が3.81%、起亜(キア)自動車が3.53%と3%台の下落を見せた。現代モービスは2.38%落ちた。
管理人は現代自動車ぐらいしかチェックしていないが、結構落ちているんじゃないか。最後に確認しておくか。
これは現代自動車の5日間のチャートだ。確かに大きく下げたのは19日だが、その後は戻しているな。何はともあれ現代自動車の株価は長期的に安定しているんだよな。上がりもしないし、下がりもしないという。
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韓国経済、〔米国通商圧力〕鉄鋼関税免除・韓米FTA「ビッグディール」の可能性に…自動車株は泣き鉄鋼株は笑う
外国製鉄鋼とアルミニウムに高率の関税を課す米国通商拡大法232条の施行を控え韓国の鉄鋼業種と自動車業種の明暗が証券市場で分かれた。韓国が鉄鋼追加関税対象国から除外される代わりに自由貿易協定(FTA)の自動車分野でさらに譲歩する「ビッグディール」の可能性が高まっているという観測が強まっているためだ。
19日の有価証券市場で世亜(セア)製鋼は5700ウォン(6.75%)上がった9万100ウォンで取引を終えた。先月1日に一時11万4500ウォンまで上がった世亜製鋼は米国政府が外国製鉄鋼とアルミニウムにそれぞれ25%と10%の関税を課すという方針を明らかにしたことで7日には8万2100ウォンまで落ち込んだ。
だが16日以降は雰囲気が変わった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日にトランプ米大統領と電話で会談し、「南北首脳会談と朝米首脳会談を控え韓米間の共助がどれだけ堅固なのか対外的に示さなければならない時点だ」としながら鉄鋼関税賦課の再検討を要請した。
サムスン証券は世亜製鋼が関税賦課に対応して対米輸出を中止する場合、今年の営業利益はこれまでの見通しより低い531億ウォンになること予想した。サムスン証券の今年の世亜製鋼の営業利益予想値は1408億ウォンだ。
2016年末基準で同社の米国輸出額は全売り上げの20%水準だった。米国輸出の割合が全売り上げの半分に迫るヒュースチールも19日に4.12%上昇した。現代(ヒョンデ)製鉄と東国(トングク)製鋼はそれぞれ0.59%と5.0%上がった。
米国製品の追加開放の可能性が高くなった自動車関連株は一斉に下落した。この日現代自動車が3.81%、起亜(キア)自動車が3.53%と3%台の下落を見せた。現代モービスは2.38%落ちた。有進(ユジン)投資証券のイ・ジェイル研究員は「米国は北米自由貿易協定(NAFTA)再協議でもメキシコとカナダに鉄鋼関税賦課をてこに追加開放を要求した。韓米間の追加FTA交渉が自動車業界に不利に作用する可能性がある」と話した。
(http://japanese.joins.com/article/745/239745.html?servcode=300§code=310)