韓国経済危機、サムスンの崩壊がヤバい…中国に続きインドでも首位転落

韓国経済危機、サムスンの崩壊がヤバい…中国に続きインドでも首位転落

記事要約:2008年から韓国政府のウォン安と財閥優遇策で巨万の富を築き上げたサムスン帝国に黄色い信号が灯っている。まだ、ハゲタカのごとく食い荒らしたDRAM市場はわりと好調で、IT、スマホ関連事業の赤字を減少させてはいるが、衰退を辿っているのはシェアからすぐにわかる。

そして、中国首位のシェアを奪われ、今度はインドでも首位が陥落した。後は転げ落ちていくのも見ていくだけ。サムスンは新規分野の開拓が出来ない限りは、もはや、サムスン帝国というのも数年で瓦解する。これが韓国経済危機でも2008年とは違う状況である。そこにさらに中国企業の台頭まで加わるので、今年の韓国経済は中国にシェアを食われていくサムスンを存分に眺めることが出来るだろう。パクリばかりの商品がいつまでも売れるとは限らない。ブランド価値のない商品など誰も見向きもしない。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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サムスンに代わってトップに躍り出たのは、これまで長らく2位を保っていた現地企業のMicromaxです。第3四半期における全体売上のうち、サムスンの20%に対し、Micromaxは22%のシェアを獲得することに成功しました。

人口13億人を有するインドでは、今なおスマートフォン市場の拡大が著しく、上述した期間内に2,160万台のスマートフォンが同国で販売されましたが、これは前年同四半期に比べて、なんと90%も高い数字です。

携帯の所有人数ではすでに世界第2位の市場となっているインドは、スマートフォン売上の規模でも世界第3位です。とは言え、ハイエンドモデルのスマート フォンはインドのユーザーにとって気軽に購入出来るものではなく、フィーチャーフォン、俗にいうガラケーからの買い替えにあたって選ばれるのは、もっぱら 格安スマートフォンです。

現在インドでは、市場に出回っているスマートフォンの25%が100ドル(約11,800円)以下、41%が100-200ドル(約23,600円)の間だと言われています。

こういった市場の動向を受けて、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンの展開を得意とするMicromaxがシェアを伸ばしたのではないか、との見方が市場では優勢です。イギリスの調査会社であるCanalys社は、「携帯ユーザーにスマートフォンへのアップグレードを促しつづけた結果だ」とMicromaxの成長を分析しています。

2位に転落してしまったサムスンですが、700ドル(約82,600円)前後になるだろうとされているGalaxy S6や、410ドル(約48,380円)もするGalaxy A5などの高価格モデルしかラインナップにないわけではありません。

第3のOSと言われているIntel社のTizenを搭載したSamsung Z1は、4インチスクリーンに1.2GHzのデュアルコアプロセッサ、768MBのRAM、1,500mAhのバッテリーで90ドル(約10,620円)前後と、悪くはない内容です。

Micromax以外にも、KarbonnやLava、Lenovoといったシェア上位の企業も、格安スマートフォンでインド市場に攻勢をかけています。インドに限らず世界全体で不調が目立つサムスンですが、ミッドエンド-ローエンドモデルのスマートフォンが同社の主力でもあります。それだけにZ1が新興国市場での起爆剤となるか、サムスンの今後に注目したいところです。

(http://iphone-mania.jp/news-61340/)

 

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