韓国証券市場 ウォンニャス速報 ついにウォン・ザム発進!

韓国証券市場 日銀の利上げで円高になると思っていて円テクに必死な韓国人投資家。だが、こちらが指摘した通り、そう簡単に円高になったら苦労しないという。そして、彼らの予想は見事に裏切られるわけだが、一体、どういうことか。もう一度、復習しておこうか。

よく日本旅行に行く会社員のクォン氏(27)は、2022年末、日本円が100円当たり1000ウォン以下に下がると、都市銀行を訪れ、円貨預金通帳を開設した。初めて30万ウォン分の円を買った後、円の価値が下がるたびに、時々追加で買収した。クォン氏は、「日本がマイナス金利を解除したというニュースに快哉を叫んだ」とし、「これからでも少しずつ収益が見られそうで、上半期(1~6月)までは円への投資を増やしていくつもりだ」と話した。

日本銀行が、17年ぶりにマイナス金利から抜け出して通貨政策の正常化に乗り出し、いわゆる「円テク」(円+財テク)投資家の期待が高まっている。最近、円貨預金の残高は100億ドル(約13兆3370億ウォン)に迫り、円高に賭ける商品も人気を集めている。

この記事は永久保存版だよな。円が152円目前だ。過去最高に下がってるんだ。もちろん、買いまくりですよね!ほら、日本政府が日銀砲を撃つかもしれないじゃないか。もっとも、日銀砲を撃って、この円安を食い止められるのか。かなり難しいとおもうが。

ゴールドマンサックスが三ヶ月で円が155円台になると予測しているが、さすがにそこまで下がらないと思っているのだが、既に日本政府の警戒感はバリバリだ。そのニュースを見ておこうか。

33年8か月ぶりの水準まで急速に円安が進んだことをうけ、財務省・金融庁・日銀が臨時の3者会合を開きました。外国為替市場ではきょう、一時1ドル=151円97銭をつけ、33年8か月ぶりの円安水準となりました。

これを受け、財務省・金融庁・日銀は臨時の3者会合を開催し、為替相場の過度な変動は望ましくないという認識を共有しました。

財務省 神田真人 財務官

「2週間でドル円で見て4%(円安に)というのは、なだらかなものとは到底言えない。あらゆる手段を排除せずに適切な対応をとる」

神田財務官はこのように述べて、市場を強くけん制しました。

33年8か月ぶりの円安水準…臨時の3者会合 財務省・金融庁・日銀 「なだらかなものとは到底言えない」「あらゆる手段を排除せず」神田財務官 (msn.com)

このように日本政府は三社会合を開いて市場の円売りを牽制しているが、市場からすればたいして怖くない。そもそもこの円安は米国の利下げが難しいという見方がどんどん強まってるからだ。さらに追い打ちをかけるように米国債利回りが上昇している。利下げするというのに利回りがあがるというのは明らかに逆の動きだ。これはいったいどういうことなのか。

記事を引用しよう。

米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げ方針を維持している。それにもかかわらず、住宅ローン金利などの借り入れコストの主な決定要因である米国債利回りは上昇し続けている。

10年物米国債の利回りは26日時点で4.233%と、昨年末の3.860%から上昇している。このため30年固定住宅ローンの平均金利や、社債市場の借り入れコストも上昇している。

ウォール街では国債利回りの低下を予想していた向きが多かっただけに、利回り上昇は意外感を持って受け止められている。20年ぶりの高水準に達した住宅ローン金利の低下を期待していた米国人にとっては、いら立たしい状況といえる。ただ、これは米国で金利が決まる仕組みにはさまざまな要因があることや、金利の軌道は依然として不透明であることを物語っている。

以下で国債利回りが変動している背景と、今後なぜ利回りが上昇、あるいは低下する可能性があるのかを説明する。

10年債利回り上昇の背景

国債利回りは国債価格が下落すると上昇し、国債償還までの期間にFRBの短期金利の指標が平均でどの程度になるかという投資家の見通しをおおむね反映する。国債利回りは住宅ローン金利などの下限となる。

現在、短期金利の指標である政策金利のレンジは5.25~5.5%で、これは23年ぶりの高水準だ。投資家は2024年を迎えるにあたり、FRBは政策金利を同年に6回引き下げ3.75%~4.0%にすると予想していた。

その後、現実との整合性を検証する必要が生じた。

今年1月と2月のインフレ指標は予想よりも強い内容となり、また、経済指標の発表では景気の底堅さが示された。このため投資家は利下げ見通しの修正を迫られた。トレーダーらは足元では、年末時点の政策金利は4.5%~4.75%になると予想している。

FRBは依然として、利下げに踏み切る方針を示している。先週の連邦公開市場委員会(FOMC)で公表された政策金利の予想中央値によると、FRB当局者は昨年12月時点と同様、2024年は3回の利下げを想定している。

投資家の金利予想はFRBの見通しと一致してきており、国債利回りは上昇している。

なぜ国債利回りはさらに上昇する可能性があるのか

ジョー・バイデン大統領は今月の一般教書演説で、インフレ率が低下し続ければ住宅ローン金利も下がるとし、「FRBもそれを認めている」と語った。

現実はもっと複雑だ。

FRBが今年利下げを行ったとしても、国債利回りはさらに上昇する可能性がある。投資家は2024年とそれ以降のFRBの利下げついて、規模縮小の方向に予想を修正し続ける必要があるかもしれない。

そうすることは、さほど難しくないかもしれない。現在の国債利回りは、FRBの政策金利が今後数年間で2ポイント程度低下するとの見通しを反映している。

資産運用会社ペイデン&ライジェルの主席エコノミスト、ジェフリー・クリーブランド氏は「利下げはやってくるだろうが、その時期は遅くなり、今年の利下げ回数は少なくなるだろう」と話す。「ということは、10年物利回りはもう少し上昇することになる」

米国債利回り、利下げ観測でもなぜ上昇するのか (msn.com)

この記事を読んで、わりとこちらはショックを受けたのだが、世界でも重要な指標となる米国債利回りが上昇するというのは非常に良くない傾向であり、それが今回の円安の大きな要因となっている。

問題は日本が利上げしたところで、わずか0.1%の金利であり、アメリカは5.5%とあるのだから、その金利差は5.40%ということだ。例えば韓国なら金利亜は3.5%あるので、米韓金利差は2%なのだが、あまりにも日本とアメリカの金利の差が大きい。

仮にアメリカが利下げしても、年内に4.75%なら、日米の金利差は日本が利上げしたところで大して変わらない。これで円高にするのは難しい。しかし、アメリカのインフレは高く止まってるので一気に利下げもできない。誰もが思うようなドル安、円高のシナリオは今年はやってこない。そう考えた方が妥当だろう。だから、円が売られるのだ。もちろん、これはドル高の動きなので他の通貨も売られる。韓国ウォンはウォンニャス速報が作成される段階までやってきた。

これは月末はどうなんだろうか。こちらは1310~1340を予想してるが、逆に円安でウォン安が爆速している現状だ。それではウォンニャス速報のお時間だ。

まずはチャートをどうぞ。

今、ちょうど27日の23時過ぎなのだが、見ての通り、ウォンも急降下している。

開幕は1343.8ウォンだ。それで10時過ぎには1341ウォンまで上昇するも、円の動きに釣られて、ここからフルボッコタイムである。ヘッジファンドの容赦ないウォン売りが炸裂。激しい攻防が繰り広げられる。しかし、それでも1350,ウォン・ザムの出撃はなんとか阻止である。だが、それで終わりではない。ヘッジファンドの攻勢は時間外が本番だった。

市場の終値は1348.7。9.2ウォン安だ。しかし、一服している時間などは残されていない。ウォンのフルボッコタイムは時間外も続行だ。ここからウォンはサンドバッグのように叩き売られる。売られまくる。止まらない。全く止まらないどころか,一体、何処まで下がるんだよ!

気がつけば1350を15時53分に突破。ついに。ウォン・ザムが出撃である。ソロウォンの秘密兵器がついに戦場へと投入されたのだ!「やらせはせんぞ!やらせはせんぞ!」というウォン・ザムの拡散ビーム砲がヘッジファンドの艦隊を焼き払う。1350をついに奪還。しかし、ヘッジファンドの勢い止まらない。再び,1350まで投げ売りするとさらなる追い打ちを仕掛ける。

ウォン・ザムでも押し返せない。やはり、ソロウォンを放棄して敵戦艦に突撃しか道はないのか。ウォン・ザムが白い木馬に近づこうとする。そこには現れたのは中尉と白い悪魔のニュータイプである。だが、さすがに1353ウォンまで下げると韓銀砲が飛んできた。どーん。

これで一気に1347まで押し上げる。これが18時頃の出来事だ。しかし、その後はすぐさま反撃を受けて再び1350ウォンに押し戻された。そして、1350攻防戦が今、展開中ということだ。

そして、現在は1351ウォンだ。やばいな。こんな面白い展開だと今日はなかなか寝られないぞ。

ついでにダウの始まりも見ておこうか。

ダウは39550ドルと、プラス269ドルだ。おいおい、利下げとか、米国債利回りがどうとか関係なく上がっている。これ、本当に4万ドルもあるんじゃないか。

【NQNニューヨーク=稲場三奈】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発して始まり、午前9時35分現在は前日比279ドル87セント高の3万9562ドル20セントで推移している。目新しい取引材料が乏しいなか、ハイテク株の一部に見直し買いが入り、相場を支えている。ダウ平均の上げ幅は300ドルを超える場面がある。

ダウ平均は前日までの3営業日で500ドルほど下げた後で、買い直す動きが先行し指数を押し上げている。今週末の3連休を前に市場参加者が少ないなかで、値動きが大きくなりやすい面がある。米債券市場では、長期金利の上昇が一服。株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いも入りやすい。

取引終了後には米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が経済団体のイベントで講演を予定している。米株市場が聖金曜日で休場となる29日には、FRBがインフレ指標として重視する米個人消費支出(PCE)物価指数(2月)が発表され、市場の関心が集まる。

今年のドイツ成長率は0.1%に、主要経済研究所が大幅下方修正 | ロイター (reuters.com)

取引材料は少ないけど上がってますよ!うん。さっぱりわからないが、まあ、上がっている。因みに29日は休みなのか。

韓国証券市場 ウォンニャス速報 ついにウォン・ザム発進!」への1件のフィードバック

  1. 輸出にも輸入にも適正ラインがある。企業が儲けるには151円は利益が増大するんだろうが、100円ショップなど、庶民の暮しに影響が大きい業者は利益率がわるくて値上げに走れば韓国じゃないが貧乏人は8倍クラスのカップラーメンをシェアする羽目になる。かつておれは肉屋だった。ブラジルチキンが安い頃は1キロ280円で仕入れられたけどいまはいくらするのだろう。倒れる直前の記憶では売価は1000/円をこえていたのは覚えている。カットしてくれの発注だった。プーチンの戦争には、損害を受けた。ガソリンや電気代の高騰はひどいものだった。暮し安くなれば子どもはふえる、、財務省は日本のガンだ。日本の政治家にはしっかりしろたといいたい。

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