日別アーカイブ: 2016年9月12日

韓国経済、【韓進海運】18億円投じてようやく5隻で荷役…残り72隻の資金は不透明 船舶差し押さえ禁止申請4カ国にとどまる

韓国経済、【韓進海運】18億円投じてようやく5隻で荷役…残り72隻の資金は不透明 船舶差し押さえ禁止申請4カ国にとどまる

記事要約:やったな200億ウォン払って韓進海運の船舶5隻が自由になった。でも、後、72隻は知らないらしい。資金目処も立ってないそうだ。法定管理から13日目経過して、自由になった船はたった5隻。しかも、米国のロングビーチのみで作業開始と。なんだろう、解決に向かって前進は見られるが、その解決度合いは10%にも満たないてところか。後、管理人は指摘した陸上の輸送費についても出てきた。

>ロングビーチ港の鉄道や貨物トラック会社などが韓進海運に代金を踏み倒されることを懸念して輸送を拒否すると、サムスン電子は韓進グリース号に船積みされたコンテナ200個を独自に契約したトラックを通じて運送することにした。

やはり、輸送を拒否されていたか。そして、サムスン電子は自国の荷物、コンテナ200個を独自に契約したトラックを通じて運送と。サムスン電子だけでコンテナ200個とかおかしいだろうに。そりゃ、港湾使用料を立て替えるわ。納期までに届けないと損害賠償でサムスン電子ですら危うそうだもんな。

>韓進海運が法定管理に入って10日が過ぎたが11日現在で同社が差し押さえ禁止を申請した国は主要寄港地がある43カ国のうち米国、英国、日本、シンガポールの4カ国だけだ。

シンガポールもステイオーダを承認したのか。中々意外だな。シンガポールの港に入れない船が1番多いのに。

>韓進海運は当初5~10日に差し押さえ禁止を申請した国を含め台湾、カナダ、ドイツ、オランダ、スペイン、イタリアなど10カ国余りの裁判所に申請書を出す計画だった。だがまだ申請作業は速度を出せていない。事前準備が不十分だったためだ。

事前準備も何も風呂敷を最初から畳んでいればこんなことになってないだろうに。韓進海運の事前準備て船にコンテナ満載で破産したことがじゃないのか。どう見ても計画的に物流混乱を引き起こしたようにしか思えないが。

>海運業界関係者は「韓進グループ独自の資金で船舶10隻余りの荷役が追加で可能だが、残りの船舶の荷役は荷主が費用を負担しなければならないかもしれない」と話した。

これが理解できない。なんで荷主が負担をしないといけないのだ?あれかこんな潰れそうな海運を使っていた責任か。一理あるな。実際、サムスン電子は後悔しているだろうな。でも、韓進海運でサムスン電子の製品が4割積んでいたらしく、それが米国のロングビーチターミナルだけでコンテナ200個とかは恐れ入った。確か韓進海運が扱っていた韓国企業の積み荷は1割ぐらいだったよな。なら、ほぼサムスン電子の積み荷だろう。

問題は後の9割、米国、中国、日本などのコンテナ数は軽く千個以上あるということだ。そりゃ、1700億ウォンはかかるわな。大体300億円ぐらいか。しかし、どこも金を出してくれそうにないんだよな。大体債権団が資産を押さえているのに、無理に担保を取って支援とか、どう見ても揉めるに決まっているからな。このままいけば140億ドル相当の損害賠償は免れそうだが。それでも100億ドルはありそうだよな。

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韓国経済、【韓進海運】18億円投じてようやく5隻で荷役…残り72隻の資金は不透明 船舶差し押さえ禁止申請4カ国にとどまる

米ニュージャージー裁判所が韓進海運の船舶に対する差し押さえ禁止命令(ステイオーダー)を承認し、仮差し押さえのリスクから脱した韓進の船舶が10日、米ロングビーチ港に入港し荷役作業をしている。

米ロングビーチ港沖で足止めされていた韓進(ハンジン)海運のコンテナ船5隻の荷役作業が法定管理に入ってから10日ぶりに始まった。韓進海運が荷役費、燃料費として200億ウォン(約18億5500万円)を支払い米国の裁判所の承認を得てようやく行われた。

だがまだ海上に足止めされている韓進海運の船舶は72隻に達する。これら船舶の問題を解決する資金は大きく不足した状態だ。

当初1000億ウォンを物流大乱解消費用として出すことにしていた韓進グループも、大韓航空社外理事の反対に遭い400億ウォンだけ出せることになった。

◇ロングビーチは解決されたが

11日に米ロングビーチ港で韓進グリース号の荷役が始まった。続いて韓進ボストン号、韓進ジョンイル号、韓進グディニャ号、韓進モンテビデオ号など港湾近隣の船舶の荷役も始まる予定だ。

韓進海運が10日に米国の裁判所から「差し押さえ禁止命令(ステイオーダー)」を受け、荷役費として200億ウォンを支払うことにしたためだ。

韓進海運が保有するコンテナ船97隻中のうち、荷役費、燃料費などを支払えず出入港が拒否された船舶はこれまでの77隻から72隻に減る予定だ。

72隻のうち半分の36隻はシンガポール(21隻)、米シアトル(3隻)、ニューヨーク(3隻)、ドイツ・ハンブルク(3隻)、スペイン・アルヘシラス(5隻)、メキシコ・マンサニージョ(1隻)などで出入港が禁止された。

韓国政府は残りの半分の船舶に対しては釜山(プサン)、光陽(クァンヤン)など韓国国内の港湾に復帰し荷役するよう誘導している。

問題は追加で出さなければならない荷役費だ。韓進海運は13日に予定された趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長の私財400億ウォンの提供と自社の売上債権の流動化で荷役費を追加で調達する予定だ。

この資金は荷主の被害が深刻なシンガポール港などに先に支払われるものとみられる。だが裁判所が予想した物流大乱を解消するための最小荷役費1700億ウォンにははるかに満たない。

海運業界関係者は「韓進グループ独自の資金で船舶10隻余りの荷役が追加で可能だが、残りの船舶の荷役は荷主が費用を負担しなければならないかもしれない」と話した。

物流大乱で供給支障を懸念した荷主が韓進海運の荷役費や運送費を代わりに出す事例も続出する見通しだ。

ロングビーチ港沖にいる韓進海運の船舶にディスプレーの完成品と部品を積んだサムスン電子は8日に米国の裁判所に「費用を代わりに支払うので荷役できるようにしてほしい」と要請した。

だがこの日韓進海運が荷役費を出すことで負担を減らすことになった。貨物運送が正常化するには荷役費だけでなく陸上運送費も出さなければならない。

ロングビーチ港の鉄道や貨物トラック会社などが韓進海運に代金を踏み倒されることを懸念して輸送を拒否すると、サムスン電子は韓進グリース号に船積みされたコンテナ200個を独自に契約したトラックを通じて運送することにした。(あと、省略)

8http://japanese.joins.com/article/569/220569.html)

韓進海運、船舶差し押さえ禁止申請4カ国にとどまる

韓進海運が海外の裁判所に出す「差し押さえ禁止命令(ステイオーダー)」の申請が依然遅々として進まない。

韓進海運が法定管理に入って10日が過ぎたが11日現在で同社が差し押さえ禁止を申請した国は主要寄港地がある43カ国のうち米国、英国、日本、シンガポールの4カ国だけだ。

韓進海運は当初5~10日に差し押さえ禁止を申請した国を含め台湾、カナダ、ドイツ、オランダ、スペイン、イタリアなど10カ国余りの裁判所に申請書を出す計画だった。だがまだ申請作業は速度を出せていない。事前準備が不十分だったためだ。(あと、省略)

(http://japanese.joins.com/article/572/220572.html)

韓国経済、【スマホ爆発】韓国紙「海外で大幅イメージダウンない 『信頼更に高まった』が37%など、好意的な反応が多数だ」

韓国経済、【スマホ爆発】韓国紙「海外で大幅イメージダウンない 『信頼更に高まった』が37%など、好意的な反応が多数だ」

記事要約:ついに世界の航空会社から機内への持ち込みが禁止されてしまったサムスン電子のスパイ御用達の秘密兵器「ギャラクシーノート7」。リコール発表後もジープを炎上したり、家を焼いたりとその破壊力は増すばかり。しかも、サムスン電子はとうとう、自社のHPで使用しないように呼びかけるようにまでなった。

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この画像はサムスン電子株の5日間の動きである。サムスン電子のリコール当初はそれほど株価に大きな影響はなかったが、航空会社が禁止すると共に急激に下落し始めた。今日なんて7%近く下落しているので暴落といってもいいほどだ。これなのに韓国メディアはサムスン電子の擁護するような記事を連発。

管理人は韓国経済を扱うので株価やデータを重視する。だから、韓国メディアの見通しは甘いと考えている。海外で大幅イメージダウンがないといいながら、この急落をどう説明するのか。では、記事に突っ込んでいくか。

>アンドロイド端末専門メディアの米アンドロイドポリスが発表した一般インターネットユーザー1万1621人を対象にしたアンケートの結果によると、ギャ ラクシーノート7のリコールに絡み、「サムスンブランドに対する認識に影響を及ぼしていない」との回答が39%を占めた。

影響を及ぼしていないが39%を占めたということは後の「61%」は影響を及ぼしたんだよな.何で少ない方が中心になっているんだ。明らかにこの記事は61%の海外消費者の信頼を失っただろ。

>「サムスンの迅速で効果的な対応に、信頼がさらに高まった」も37%に達した。好意的な反応が全体の76%を占めたことになる。

これよくわからない。影響を及ぼした。信頼が高まったは別の回答じゃないのか?

>別の海外メディア、GSMアリーナはギャラクシーノート7を交換して使い続けるか、別のスマホに変えるかを尋ねるオンライン投票を実施した。12日まで に発表された結果では、7465人のネットユーザーのうち63%がギャラクシーノート7の交換を待つとした。37%は別の製品を選ぶと回答した。

つまり、37%はもうギャラクシーノート7はいらないと判断したわけだな?ええと、150万台の37%は52万台ぐらいか。つまり、52万人がもういらないというわけだ。これって凄い危険な数値じゃないのか?どう見ても37%の客を失うなんて静観していいとかのレベルじゃないぞ。しかも、どうせ新しく交換してもまた爆発するのだろ?その時、サムスン電子は一体どうするつもりなのか。

そもそも、リコール発表して交換は数週間後とかにしたのはどうしてなんだろうな。もっと速く回収していればジープが炎上することはなかったかもしれない。もっとも、スマホが爆発していくらリコールが速くても「信頼」が高まるなんてあり得ないんだが。韓国メディアもちょっと無理ありすぎだろう。恣意的な調査過ぎる。

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韓国経済、【スマホ爆発】韓国紙「海外で大幅イメージダウンない 『信頼更に高まった』が37%など、好意的な反応が多数だ」

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子がバッテリーに欠陥が見つかった大画面スマートフォン(スマホ)の新製品「ギャラクシーノート7」の大規模なリコール(無料の回収・修理)を始めたが、海外の消費者の信頼は大きく低下していないことが12日、分かった。

アンドロイド端末専門メディアの米アンドロイドポリスが発表した一般インターネットユーザー1万1621人を対象にしたアンケートの結果によると、ギャ ラクシーノート7のリコールに絡み、「サムスンブランドに対する認識に影響を及ぼしていない」との回答が39%を占めた。

「サムスンの迅速で効果的な対応に、信頼がさらに高まった」も37%に達した。好意的な反応が全体の76%を占めたことになる。

その一方で、サムスンのスマホに対する信頼が「多少低下した」は13%、「大きく低下した」は11%にとどまった。

別の海外メディア、GSMアリーナはギャラクシーノート7を交換して使い続けるか、別のスマホに変えるかを尋ねるオンライン投票を実施した。12日まで に発表された結果では、7465人のネットユーザーのうち63%がギャラクシーノート7の交換を待つとした。37%は別の製品を選ぶと回答した。

電子業界の関係者は「サムスン電子ブランドに対する顧客の忠誠心が予想より高いことが分かる」と話した。

韓国の購入者も返品より交換希望者のほうが多いと見込まれている。

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/12/2016091201374.html)

韓国経済、韓進海運、10日ぶりに米国で荷役再開…追加資金調達は「難航」 荷役費など資金問題で「物流大乱」解消の道のりは遠い

韓国経済、韓進海運、10日ぶりに米国で荷役再開…追加資金調達は「難航」 荷役費など資金問題で「物流大乱」解消の道のりは遠い

記事要約:韓国の最大手、韓進海運が法定管理に入って12日目が経過。しかし、その混乱は収まるところか拡大しているという現実。そもそも、根本的な問題解決には港湾使用料、備船料といった滞納した分の600億円を払う必要があるので400億ウォン(36億円)ぐらいでは全然たりない。追加で600億ウォン来てもその事実には変わりはない。

もっとも、その600億ウォンすら韓進海運の持つロングビーチターミナル資産(保有地54%)を担保にしたら承認するらしく、しかも、すでに二重担保になっていて、抵当権にすれば7番目とかになってしまうので、何の意味もない。そもそも、他の抵当権者が担保を許すとは思えない。

では、今回はどうして積み荷が降ろされているかだが、これは米国の裁判所がステイオーダー(差押禁止命令)を承認したからだ。これについては日本、英国、米国の3カ国が承認している。日本や英国が先ということは、やはり海洋国家だから対応が早いんだろうか。差押禁止したから荷物を下ろすことはできた。でも、問題はまだまだある。なぜなら、港がゴールではない。

例えば、ウォルマートの荷主に届けるにはここから大型トラックなどの輸送手段が必要となる、輸送関係者も当然、韓進海運が破綻したことを知っており、普通に考えたらニコニコ現金一括払いを要求する。これは、企業が破産しており、クレジットとかにしても払ってもらえない恐れがあるためだ。

つまり、広大な米国で荷物を降ろしたのは米国大陸でのスタート地点に過ぎない。ここから何百キロもある輸送代を韓進海運は負担しないといけないわけだ。でも、韓進グループは陸上部門で韓進交通を持っていたはずなので、この辺りで輸送トラックを手配していることは考えられる。

実際、どういう契約になっているか個々で異なると思うが、届け先までの輸送代金は全て韓進海運への輸送コスト代に含まれているだろう。連携して荷物を運ぶのが安くなるしな。韓進海運がロングビーチターミナルを保有しているのもそういう理由だろう。

だが、400億ウォン支援、ステイオーダーが12日経過した成果とは情けないな。どう見ても、すでに400億ウォン以上の損害は膨らんでいるのに。

>このように利害関係が複雑なプロセスを経なければならないため、物流大乱解消の「ゴールデンタイム」を逃す恐れも多分にある。

最後に突っ込まざる得ないことが書いてある。物流大混乱解消のゴールデンタイムってなんだよ。そもそも、物流混乱させている時点でアウトなんだ。プロ野球では25年ぶりに広島が優勝したが、今の韓進海運の状況をプロ野球に例えると、8回の裏ツーアウトで4-33ぐらいの点差が付いているのだ。もちろん、韓進海運が33点入れられている。

これだけ絶望な状態で物流大混乱解消のゴールデンタイムがどうとか述べているところに韓国メディアもまだ事の重大性の認識に欠けていると指摘せざる得ない。

>海洋水産部の関係者は「貨物荷役のための資金調達は韓進グループの役目だ。政府は裁判所、関係部処と協力体系を構築し、韓進海運、韓進グループ、債権団な どと積極的に協力する」とし、「ただし運送の遅れで経営の困難に直面している中小企業のには緊急経営安定資金などで支援する」と話した。

しかし、本当に韓国政府は600億円相当のドルもないんだろうか。中小企業の経営を支援するとか、そんなことは後回しだろうに。水道水の蛇口からコップに水が溢れでているのを必死にコップの水を減らそうとしても無意味だ。蛇口の水を止めないかぎりは水はすぐにコップから溢れでるだろうに。

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韓国経済、韓進海運、10日ぶりに米国で荷役再開…追加資金調達は「難航」 荷役費など資金問題で「物流大乱」解消の道のりは遠い

米裁判所が10日、差押禁止命令(ステイオーダー)を承認したことを受け、韓進海運の船舶がロングビーチ港湾で10日ぶりに貨物を降ろしている=写真・海洋水産部//ハンギョレ新聞社

米国裁判所が債権者の資産の差し押さえを禁止する命令(ステイオーダー)を承認し、韓進(ハンジン)海運の船舶4隻が港に入り荷物を降ろすことができるようになった。しかし、他の船舶の数十隻の貨物荷役に必要な資金の調達に困難を抱えており「韓進海運発物流大乱」の事態を解決するまでの道のりは遠い。

11日、政府や韓進海運の言葉を総合すると、この日から米国ロングビーチ港湾近くに待機中である韓進ギリシャ号、韓進ボストン号・韓進チョンイル号、韓進グディニア号などの船舶4隻が順次ターミナルに入港し、10日ぶりに貨物を降ろしている。

米裁判所が前日、韓進海運の船舶に対するステイオーダー申請を承認したことによるものだ。現在まで、韓進海運のステイオーダー申請を承認した国は、米国、日本、英国など3カ国。

海洋水産部関係者は「ドイツ、スペイン、オランダなど韓進海運の他の主要取引国にも来週初めから差押禁止申請に入るだろう」とし、「事態の解決までは時間がかかるが、問題解決の糸口が少しずつつかめていくものと期待する”と話した。

韓進海運が保有したコンテナ船計97隻のうち、荷役を完了した船舶は計20隻だ。国内港湾に10隻、中国、ベトナム、中東など国外の港湾に10隻が荷降ろしを終えた。

残りの船舶77隻は釜山、光陽(クァンヤン)(36隻)、シンガポール(21隻)、米国・ロングビーチ(5隻)、シアトル(3隻)、ニューヨーク(3 隻)、ドイツ・ハンブルク(3隻)、スペイン・アルヘシラス(5隻)、メキシコ・マンザニーロ(1隻)など拠点の港湾近くに待機中だ。

このうち国内港湾に誘導する36隻を除けば、船荷の荷役の正常化に向けて集中して管理しなければならないコンテナ船舶は計41隻と政府は把握している。

韓進海運の船舶が差し押さえの憂慮なく港湾に入ったとしても、荷役費が問題だ。裁判所は貨物を降ろす費用など約1700億ウォン(約158億ウォン)が追加でかかるだろうと推算している。

裁判所は債権団に新規資金支援を要請したが、政府と債権団は担保なしの追加資金は支援できないという強硬な態度を保っている。

ここに韓進グループの大株主として責任を履行するとし、チョ・ヤンホ会長が400億ウォン(約37億円)を拠出し、韓進海運の最大株主の大韓航空が担保を前提に600億ウォン(約56億円)を融通すると明らかにした。

400億ウォンは遅くとも今月13日までに拠出するとのことだが、残りの600億ウォンは調達が不透明な状態だ。大韓航空取締役会は背任所持などを理由に韓進海運から先に担保を得られればお金を支援できるとブレーキをかけた。

韓進海運が保有した米ロングビーチターミナル資産(保有持分54%)を担保に取るという意味だ。そのためには先にターミナル資産を担保に融資した6つの外国金融機関とターミナルの他の大株主であるMSC(保有持分46%)の同意を得なければならない。

このように利害関係が複雑なプロセスを経なければならないため、物流大乱解消の「ゴールデンタイム」を逃す恐れも多分にある。

海洋水産部の関係者は「貨物荷役のための資金調達は韓進グループの役目だ。政府は裁判所、関係部処と協力体系を構築し、韓進海運、韓進グループ、債権団などと積極的に協力する」とし、「ただし運送の遅れで経営の困難に直面している中小企業のには緊急経営安定資金などで支援する」と話した。

キム・ソヨン、キム・ギュウォン記者

(http://japan.hani.co.kr/arti/economy/25157.html)

韓国経済、【韓国造船危機】中国や日本より技術力は優れているのに…仕事がなくてため息をつく韓国の造船企業

韓国経済、【韓国造船危機】中国や日本より技術力は優れているのに…仕事がなくてため息をつく韓国の造船企業

記事要約:なんだろう。こういう当たり前のことを突っ込んだら負けな気もするが、韓国メディアが本当にそう書いているのでやはり、突っ込まざる得ない。韓国の造船業が中国や日本より技術力が優れていることなどあり得ない。なぜなら日本は韓国が造れない船、潜水艦とか建造できるからな。他にも複雑なスクリューといった推進装置とか、ただの大型タンカーぐらいしか造れない韓国と一緒にしないでもらいたい。

そもそも、何度も述べているが韓国の造船技術なんてものは全て日本からパクリであり、劣化ものに過ぎない。あまり知られていないが1950年代辺りは日本はすでに造船大国だった。韓国はその技術をぱくってダンピングでシェアを伸ばしたに過ぎない。

だから、造船もいつもの韓国企業のやり方である。というより、韓国は成功したやり方しか真似出来ない屑なので、いつも同じ事しかしないんだよな。大量生産して、ダンピングでシェアを奪って、他の企業が採算取れずに撤退したら、価格を上げていくという。しかし、それには莫大な規模の資産が必要だ。しかも、輸出は世界経済に大きく影響するので、結局、景気が悪ければその方法だと赤字状態が続き最後は破綻しかない。最近は、同じ事を中国がやり始めたので韓国には勝ち目がないという。

大体、技術力が本当に高いなら仕事がないとかあり得ないだろうに。世の中、どんな不況でも物流は回っているのだ。ハロウィーンやクリスマス、年末はやってくる。もっとも、今の韓国では技術力がないだけではなく、信用もないんだよな。

韓進海運の物流混乱はボディーブローのようにじわじわ効いてくる。海運業はもちろん、関連がある造船にも悪影響するだろう。実際、どこまで影響出るかは未知数だが、事態は全然良くなってないので長期化する恐れすらあるからな。

韓国人は都合の悪いことを忘れるが、世界は覚えているぞ。

2007年12月、ヘーベイ・スピリット号原油流出事件でサムスン重工業がタンカーに激突したのに韓国の裁判所ではなぜかタンカー側のインド人の船長が逮捕されたり、2014年のセウォル号惨事ではただの海難事故がなぜか300人の生徒を犠牲にしたり、ナッツが袋に入っているためにわざわざ引き返したナッツ・リターン事件、そして韓進海運の物流混乱と・・・管理人は特集してきた。

そして、どれもが韓国人でしか起こりえない「斜め上」を強く味わった。それを世界は決して忘れていない。造船も構造調整すればそのうち造船大国に戻れるとか本気で思っているならただの愚か者だ。どうせ、ダンピングしようとするのだろう?でも、それ欧州や日本から警告されていたよな。政府が支援してダンピングするのはルール違反だと。

最も構造調整が上手くいくこともないんだよな。なぜなら構造調整して成功した企業は1社しかないんだから。

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韓国経済、【韓国造船危機】中国や日本より技術力は優れているのに…仕事がなくてため息をつく韓国の造船企業

[アジア経済シム・ナヨン記者]我が国の造船企業の船舶建造技術力は中国や日本より優れているが、受注で遅れを取って競争力がますます失われるのが実情だ。

11日、英国の世界造船・海運分析機関クラークソン・リサーチによれば現在(8月末基準)韓国の受注残高は2331万CGTで、1年前の昨年8月末に比べ て895万CGT減少した。12年10カ月ぶりに最も低い数値だ。日本(2196万CGT)より上で中国(3570万CGT)より下だ。CGTとは船舶の 建造難易度を反映した価値換算トン数だ。

国内造船企業の仕事が急速に減ったのは中国や日本より技術力が優れ、船舶建造速度が相対的にはやいことの影響が大きい。造船業界関係者は「それでも受注量が支えなければ、来年には日本よりも受注残量が低くなる確率が高い」と憂慮した。

中国と日本は各々542万CGT、161万CGTずつ減って我が国より減少速度がはるかに遅かった。これに伴い、同時期の全世界受注残高占有率も我が国だ け28.4%から24.1%に大きく落ちた。日本は1.9%(20.8%→22.7%)に上がり、中国も0.7%(36.2%→36.9%)上昇した。船 舶受注量も過去1年間、我が国は中国と日本より下だった。昨年、中国は863万CGT、日本は528万CGTを受注したが、我が国は377万CGTに終 わった。

中国と日本が世界的な造船業不況の中でも我が国よりうまくやっているのは自国発注のおかげだ。中国政府だけでも今年の初め、ブラジル・ヴァーレの鉄鉱石輸入用で40万DWT級バルク船30隻を発注した。日本の造船会社も自国造船所から着実に発注されている。

「造船業主導権が1960年代のヨーロッパから日本に移って、2000年代から韓国が主導して以降、最近では中国へ渡る傾向」という意見におおむね同意する雰囲気だ。

発注回復指標の一つ船価もまだ反騰の兆しがない。造船業界関係者は「船価が上昇してこそ船主らもさらに上がる前に発注を始める。下落傾向の時は価格がさらに落ちる時まで待って、発注を先送りする」と説明した。

シム・ナヨン記者

ソース:アジア経済(韓国語) 中・日より技術力優れるが…仕事なくてため息をつく韓造船

ソースは韓国語なので2chより記事掲載

(http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2016091109113726388)