日別アーカイブ: 2016年10月12日

韓国経済、サムスン電子と現代自動車、品質危機を自省・革新で乗り越えよ

韓国経済、サムスン電子と現代自動車、品質危機を自省・革新で乗り越えよ

記事要約:中央日報がサムスン電子と現代自動車に品質危機を自省・革新で乗り越えよと述べている。韓国人がそんなことできるわけないだろ?その結果がギャラクシーノート7の爆発やソナタの「エンジン欠陥」だろうに。むしろ、韓国人は物作りに関わらない方がいいんじゃないか?この先、とんでもない大事故を引き起こすと思うぞ。

特に中途半端な技術で作った原発、海上プラント、高層ビル、タンカー、戦車、自動車とか危険なものが色々あるな。最近、韓国経済はまるで呪われたかのように財閥企業が危機に瀕している。対馬の仏像のお怒りなのか。マグニチュード5.2の地震も起きていたよな。とにかく、今は韓国経済は何やってもダメらしい。

景気なのか。ただの不運なのか。それはよくわからないがそういう時期もあるんだろう。でも、いくら不運でも欠陥品を製造して販売していた事実は消えない。この先、サムスン電子も現代自動車も潰れはしないだろうが、規模の縮小は余儀なくされる。遅かれ速かれ品質や消費者の安全を度外視したツケは回ってきた。一からスタートしても遅い。どうせサムスン電子のことだから名前を変えてスマホを売ろうとするだろう。その時、消費者がまだ購入してくれると思ったら大間違いだ。

しかし、これ結局、サムスン電子に原因も特定できない技術者しかいないことになる。リストラばかりして熟練の技術者を大量解雇でもしたんだろうな。技術者を育てるようなことしないで、他社から引き抜いてくればいいとか安易な考えがあったのだろう。いや、そもそも、サムスン電子の品質や安全を管理する部門が機能していたかすら怪しい。

>ややもすると携帯電話の技術力だけは世界最高という評判にひびが入りかねない。早急な原因糾明と迅速・透明な対処が急がれる理由だ。「ギャラクシーノートS6」を飛ばしてギャラクシーノート7を出した過程で焦りがなかったかも振り返らなくてはならない。

技術力が世界最高?携帯電話の?サムスン電子が?技術力が世界最高だから爆発するスマホを造るのか?違うだろ。技術力が世界最低だから爆発するスマホを造ったんだろ?どう見ても中国企業以下だろうに。格安スマホにすら劣っている。最低レベルだ。ゴミといってもいいぐらいだ。管理人は今回の一件でサムスン電子に関してはかなり怒っている。

爆破事故があってリコールしたまではいい。どんな製品だろうが欠陥が見つかることはたまにある。だが、リコールした後に1週間も経たずにうちに発火や発煙事故が8件とかあり得ないだろう。

誰が見ても原因を特定せずにただ単にバッテリーだけを交換して再販売しただけにしか見えないだろうが。そんな企業が消費者にとってこれからなにをもたらすというのだ?

サムスン電子はスマホだけの信頼を損なったと思っているようだが、この先、サムスン電子ときくだけで爆発するスマホを売ったメーカーだというのが消費者の「共通認識」となる。テレビを買おうが、冷蔵庫を買おうが、いつ爆発するかわからない製品を使うなんて不安以外でもなにものでもない。物作り企業として致命的なダメージを負ったのだ。

特に米国の消費者は許さないだろう。日本では幸い販売がなかったので直接、日本人が被害を受けたわけではないが。

>現代自動車の品質議論も簡単ではない。2011~2014年に米アラバマ工場で生産した「ソナタ」のエンジンで欠陥が見つかり、車両オーナーに修理費用全額を補償することにした。修理費用は少なくとも数百億ウォンだ

韓国製の車なんて乗る方が悪いと管理人は断言したいところだが、それでもエンジンの欠陥は怖すぎるな。修理費用を全額補償して治るかどうかは知らないが。

>2つの企業は韓国製造業を代表する象徴的存在だ。両社の売り上げが国内総生産(GDP)の30%を超えるほど経済で占める割合も大きい。それだけ油断する余裕がない。確実な技術力とブランドイメージを絶えることなく磨かなくてはならない。

象徴的な存在がどちらも品質最悪。技術力も最低を露呈したわけか。両社の売上でGDP30%を超える。つまり、この二社が韓国経済を支えているわけだ。どっちもブランドイメージは地の底だよな。まだ、中国企業の方が信用できるレベルじゃないのか?どっちも同じぐらいか。

>今回の品質議論では他人のせいにする余地もない。危機を克服する道は自省と革新だけだ。

韓国人にそれができるならそもそも爆発するスマホなんて造ってないし、リコールしてさらに爆発するようなこともなかっただろう。そもそも、アップルからデザインをぱくったと訴えられて裁判で負けただろうに。中国企業の台頭で低価格路線で売れなくなったから高価格路線への転向を目指した結果がこのザマということだ。技術力がないんだから素直に低価格で売っていればこんなことになってなかったのにな。

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韓国経済、サムスン電子と現代自動車、品質危機を自省・革新で乗り越えよ

韓国1位・2位企業のサムスン電子と現代自動車が並んで品質議論に巻き込まれた。

サムスン電子はきのう「ギャラクシーノート7」の生産と世界での販売・交換をすべて中断することにした。米国と韓国の消費者保護当局は消費者に使用中断を勧告した。先月バッテリー欠陥で交換した新しい製品でも発火事例が相次いだためだ。

これまで米国と韓国、中国、台湾で発火現象8件が報告された。このうち韓国の事例は外部からの衝撃によるものと明らかにされたが、残りはまだ原因がわかっていない。単純なバッテリーの問題ではない可能性も排除できなくなった。一部では虹彩認識など特定機能による過負荷や過電流遮断回路の誤作動の可能性を提起する。原因がどうあれ深刻な品質欠陥だ。

サムスン電子は莫大な損失を被ることになった。世界の携帯電話市場でサムスン電子のシェアは昨年下半期から反騰傾向を見せた。3月に「ギャラクシーS7」を発売しプレミアムフォン販売と収益性も向上した。だがギャラクシーノート7の発火でこうした成果が水の泡になる危機にさらされた。ギャラクシーノート7が事実上市場から撤退したという分析まで出ている。

証券業界では他製品への交換や払い戻し費用が1兆ウォン(約924億円)から1兆5000億ウォン、年末までの携帯電話売り上げ減少額が7000億ウォンに達すると推定する。きのうまでの2日間にサムスン電子の株価は10%下落し、時価総額24兆ウォンが消えた。

さらに大きな問題はサムスンブランドに対する信頼低下につながりかねない点だ。8月に最初のギャラクシーノート7発火問題が起きた時にサムスン電子は「バッテリーの欠陥」を原因と考え大規模リコールを決めた。だが今度は正確な原因を発表できないまま生産と販売中断を決めた。

ややもすると携帯電話の技術力だけは世界最高という評判にひびが入りかねない。早急な原因糾明と迅速・透明な対処が急がれる理由だ。「ギャラクシーノートS6」を飛ばしてギャラクシーノート7を出した過程で焦りがなかったかも振り返らなくてはならない。

現代自動車の品質議論も簡単ではない。2011~2014年に米アラバマ工場で生産した「ソナタ」のエンジンで欠陥が見つかり、車両オーナーに修理費用全額を補償することにした。修理費用は少なくとも数百億ウォンだ。韓国でもエアバッグ欠陥を適時に措置せず国土交通部から告発までされている。昨年6月に生産された「サンタフェ」2360台の助手席エアバッグがセンサー設定エラーなどにより作動しない可能性が見つかったが、申告やリコールのような措置をしっかり取らなかったという理由からだ。

2つの企業は韓国製造業を代表する象徴的存在だ。両社の売り上げが国内総生産(GDP)の30%を超えるほど経済で占める割合も大きい。それだけ油断する余裕がない。確実な技術力とブランドイメージを絶えることなく磨かなくてはならない。2010年のトヨタ問題や最近のフォルクスワーゲン問題は小さな問題でもグローバル企業をぐらつかせかねないという点を示した。今回の品質議論では他人のせいにする余地もない。危機を克服する道は自省と革新だけだ。

(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161012-00000018-cnippou-kr&)

韓国経済、サムスン電子の7~9月営業益 4800億円に訂正発表

韓国経済、サムスン電子の7~9月営業益 4800億円に訂正発表

記事要約:サムスン電子の7~9月の営業利益が4800億円に訂正された。従来は7兆8000億ウォンの営業利益と予想していたのだが、今回のスマホ生産・販売停止によって5兆2千億ウォンとなるようだ。

これは管理人が予想していたより随分多い営業利益である。管理人は3兆ウォン~4兆ウォン台へと激減するとおもっていたのに減少したのは3分1である。しかし、かなりぎりぎりの数字だろう。5兆ウォン以下に下げれば過去最大の損失になってしまうしな。だとすれば、やはり、どこかで何かしらの資産処分に動いて現金確保に動くとみられる。半導体部門の売却でもするか?

でも、生産停止したのは「10月」のことなのになんで9月の営業利益がここまで下がるのか。9月の決算に生産停止した分のスマホの売上分を入れたのか?韓国の会計はさっぱりわからない。

もっとも、生産停止したのは10月なので、最後の3ヶ月の営業利益が重要だったりする。つまり、10月~12月。ハロウィン、クリスマス商戦にギャラクシーノート7はもう出すことはできない。そもそも、ギャラクシーノート7はこのまま廃棄する可能性もある。

400万台の廃棄とかになれば数千億円の損害で果たして済むか。しかも、まだユーザーからの損害賠償請求もある。そもそも、主力のスマホをなくしてこの先、どうするのか。株主にどのように説明するのか。どれもこれも未知数である。

だいたい、サムスン電子はスマホだけではなく、洗濯機も爆発していただろう。家電でも厳しいんだよな。

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韓国経済、サムスン電子の7~9月営業益 4800億円に訂正発表

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は12日、7~9月期の本業のもうけを示す営業利益が5兆2000億ウォン(約4800億円)になる見通しだと発表した。同社は7日に7兆8000億ウォンになる見通しだと発表していたが、訂正した。

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2016/10/12/0200000000AJP20161012004100882.HTML)

サムスン電子、12日の取引は-0.84%で取引終了

今日、朝から-3%下がっていたサムスン電子株。それから、昼間にかけて徐々に上がり始めて行く。

ただ、管理人も必死の買い支えを予想していたので終値が-0.84%というのはたいして驚いてない。さすがに二日連続で大幅下落は市場の悪い印象を与える。介入してでも止める価値はあったのだろう。サムスン電子が下がれば他の韓国株にも影響する。

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今日は少し下げただけだが、介入は資金が必要なのでどこまで持つかは微妙なところ。また、サムスン電子が何かの事業を売却しようとしていたら資金繰りに苦しいということになる。今後も無理矢理あげてきて、韓国経済は絶好調だと形だけ見せるのか。どのみち、どれだけ絶好調でもサムスン電子のスマホ爆発から生産の永遠に中止の一件で全て帳消しになる。むしろ、マイナスかもしれない。

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KOSPIも2000台を維持。最初いきなり下がってるのに急に上がっているのは韓国政府の支えだろう。サムスン電子の株価とKOSPIの動きがびっくりするほど似ている。

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ウォンのほうはそれほど大きく動いていない。小幅で上げさげを繰り返した感じだ。

韓国経済、【ノーベル症】ノーベル賞は受けない方がよい=韓国

韓国経済、【ノーベル症】ノーベル賞は受けない方がよい=韓国

記事要約:今年の韓国メディアのノーベル症はかなり重症だと思う。ノーベル賞の前から色々な韓国メディアの記事を見てきたが、今回のはわりと管理人がわざわざ取り上げるほどの「傑作」である。韓国メディアが日本人を全力で笑わせにきてくれた。

サムスン電子の株価を見ながら楽しんでいる最中なのにさらに笑わせてくれるネタを提供してくれるとは。エンターテインメント性にかけて韓国経済は日本の下手くそなお笑い芸人の百倍は面白い。では、突っ込んでいくか。

>朝鮮時代の両班(ヤンバン)人口の増加率より数十倍速い。大学の教授も急増した。36年前に1万4000余人だった大学教授(一般大学基準)は現在7万2000人を超える。

その大学教授72000人いて、一般的に知名度のある大学教授なんて指で数えるほどしかいないだろう?管理人は論文を捏造したり、盗用したりする韓国の大学教授なら心当たりある。大学教授はたくさいいるようだが、その中でまともな研究している教授なんて1割もいないんだろうな。

大学進学率が上がったのはいいことだと思うが、それだけ韓国の大学が飽和状態なんだろうな。日本も少子化の影響で大学に入る一部の名門や国公立以外はそれほど難しくないときく。でも、大学を卒業しても就職できないんじゃ意味がないよな。韓国の失業率は確か悪化していたと思う。2016年8月の時点で特に若者の失業率は高く10%ほどあった。大学に7割入れても7人1人ぐらいは就職できてないんだよな。

>学生と教授が増え、韓国の大学は奇形的な構造を見せている。「能率と実質」を重視する精神は消え、虚飾と形式主義が目立つ。社会が大学に深みのある学問レベルも要求しない。何より一部の大学教授の間で各種カルテル文化が形成されているというのが問題だ。

実に韓国人らしいじゃないか。

>カルテルはもちろん徹底的に保護され、構成員には利益をもたらすが、革新は絶対に起きない。そのまま海外から輸入した知識を伝える学問エージェントも多い。ショーウィンドー社会、俗物根性社会の典型だ。選挙の時期になればポリフェッサーが自然に出てくる構造だ。

大学内でもしっかりと韓国社会が根付いているということか。まあ、日本がわりと変わってるかもしれないな。どんな研究しようがそれを続けられる根気とある程度の仕事をこなしていれば認められるのだから。人付き合いしろとかいわれることはあっても、それ優先になるようなことはない。さて、ここからノーベル賞の話題に移る。

>このような構図ではアーチェリーや女子ゴルフのような世界トップは生まれにくい。むしろ研究実績や従来の教授技法に満足し、慣行を変えようとしない教授が多い。韓国の研究開発投資額は世界最高水準だ。しかしその結実はあまり見られない。その多くの投資がどうなったのか気になる状況だ。このような次元でノーベル賞を期待するのも一つの虚栄にしかならない。虚飾社会で「そうなればいい」という希望だけを表示するものだ。

まさに毎年の韓国メディアじゃないか。虚飾社会とか初めて聞いたが、ノーベル賞欲しい病は韓国メディアの願望そのものだ。そもそも、投資額が世界最高水準だからノベール賞とれるとか考えること自体ナンセンスである。ノーベル賞は人類に貢献した研究や発明に与えられる賞である。投資したからノーベル賞はもらえるだろうとか、そんな安易な発想では一生無理だ。その投資をしっかり基礎を研究する韓国の教授にでも分配していれば別だが、カルテルがあるぐらいだから一部の教授の懐に入ったのだろうな。

>金大中(キム・デジュン)元大統領がノーベル平和賞を受賞したからといって韓国が平和になったわけではない。むしろ北朝鮮の核のため危機感ばかり強まった。

金で買ったノーベル平和賞だもんな。そりゃ価値はないな。そう言えば、今年のノーベル平和賞はコロンビアの大統領ファン・マヌエル・サントス氏が受賞した。受賞理由は内戦の終息にずっと努力しつづけてきた。償金は犠牲者支援に寄付するようだ。ノーベル平和賞で内戦が終息するわけではないが、その手助けにはなる。しかし、面白いのはここから。

ノーベル平和賞を受賞したコロンビアの大統領にあの世界大統領である国連の潘基文事務総長が「平和のためにずっど努力」を要請した。いや、そっくりそのまま言葉を返すが、努力が足りないのは潘基文事務総長なんだよな。いくら何でも世界1の無能な国連事務総長だけにはいわれたくないよな。

>韓国の科学者1人がノーベル賞を受賞したからといって科学強国にならないのも当然のことだ。

あのそういうのは1人でも受賞してから書くんですよ?受賞した事実がないのにあたかも受賞したように錯覚させるのはどうなんだ?もう、現実逃避してすでに受賞したことに記憶が書き換えられたのか?

>基礎体力が不足した状態で1つや2つの分野のノーベル賞は後に別の負担をもたらすこともある。ノーベル賞は当分忘れるのがよいだろう。いや受けてはいけない。まずは「能率と実質」の気風がもっと重要ではないだろうか。

いや、受けるも何も受賞候補にすらなってないだろう。当分、忘れた方がいいとかいいながら、来年も騒ぐんだろう?毎回、火病満載の記事を書くのは良いのだが、萎縮して自虐史観に陥るのはどうなんだと。

韓国人に1番大事なのは他国と比べないこと、特に日本と比べてどうとかホルホルしている時点でノーベル賞なんて100年経ってもとれやしない。我が道を行く研究こそ、ノーベル賞の可能性がある。だから、韓国人がノーベル賞取りたいなら、日本のことを忘れることだ。

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韓国経済、【ノーベル症】ノーベル賞は受けない方がよい=韓国

1968年に制定された国民教育憲章には「能率と実質を重要視する」という部分がある。ドイツ式機能教育を連想させる。故朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領が能率と実質を重視するドイツ教育に多くの関心を見せた。1870年代に工業高校が増え、そこの生徒を特別待遇したのもこうした精神の所産だった。

しかし1980年から始まった大学の量的膨張はこうした雰囲気を完全に変えた。全国技能専門大学は徐々に総合大学に改名した。大学在学生は現在300万人を超え、大学進学率は70%に達する。もちろん世界最高水準だ。1990年の進学率は33.9%だった。わずか26年で倍以上に高まった。このように短期間に大学が急成長した国は世界でも珍しい。朝鮮時代の両班(ヤンバン)人口の増加率より数十倍速い。大学の教授も急増した。36年前に1万4000余人だった大学教授(一般大学基準)は現在7万2000人を超える。

◆大学から「能率と実質」気風消える

学生と教授が増え、韓国の大学は奇形的な構造を見せている。「能率と実質」を重視する精神は消え、虚飾と形式主義が目立つ。社会が大学に深みのある学問レベルも要求しない。何より一部の大学教授の間で各種カルテル文化が形成されているというのが問題だ。

このような教授らは各種学会・会合などでお互いの城を築く。カルテルは信念と良心よりも他人とうまく付き合うことが優先だ。

政府から受ける課題でもこうしたカルテルは力を発揮する。政府の課題を教授同士が作って裁断する事例もある。仕事を受けてくる担当教授までが存在するという。専門性が不足しても結果報告書だけが関心の対象となる。このため各種研究費をN分の1に分けることもよくある。ここに加われない教授はこうした研究から排除される。

カルテルはもちろん徹底的に保護され、構成員には利益をもたらすが、革新は絶対に起きない。そのまま海外から輸入した知識を伝える学問エージェントも多い。ショーウィンドー社会、俗物根性社会の典型だ。選挙の時期になればポリフェッサーが自然に出てくる構造だ。

◆教授カルテルが革新意欲を妨げる

このような構図ではアーチェリーや女子ゴルフのような世界トップは生まれにくい。むしろ研究実績や従来の教授技法に満足し、慣行を変えようとしない教授が多い。韓国の研究開発投資額は世界最高水準だ。しかしその結実はあまり見られない。その多くの投資がどうなったのか気になる状況だ。このような次元でノーベル賞を期待するのも一つの虚栄にしかならない。虚飾社会で「そうなればいい」という希望だけを表示するものだ。

金大中(キム・デジュン)元大統領がノーベル平和賞を受賞したからといって韓国が平和になったわけではない。むしろ北朝鮮の核のため危機感ばかり強まった。韓国の科学者1人がノーベル賞を受賞したからといって科学強国にならないのも当然のことだ。基礎体力が不足した状態で1つや2つの分野のノーベル賞は後に別の負担をもたらすこともある。ノーベル賞は当分忘れるのがよいだろう。いや受けてはいけない。まずは「能率と実質」の気風がもっと重要ではないだろうか。

※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

(http://japanese.joins.com/article/595/221595.html)

 

 

韓国経済、サムスン電子株は-2.5%でスタート。その後、さらに下げて3%

今日はサムスン電子の株価に注目していただきたい。

さて、今日のサムスン電子の株価は2.5%ほど下げてスタートとなっている。そして、その後はさらに3%さげている。8%で時価総額が1.7兆円吹き飛ぶのだから、もうこの時点で7500億円ほど吹き飛んでいることになる。正直、金額が信じられないのだが本当のことだから恐ろしい。

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さすがに無理矢理、上げてくると予想しているのだが上げる材料はまったくないからな。下がりすぎると反発が来るか、自社株買い、政府支援といったもので支えるしかない。しかし、それも一時的な鎬にしかならないのでこの先、サムスン電子の株はお通夜状態だろう。今日、-3%ぐらい収まれば致命傷にはならなかったぐらいだ。

韓国経済、サムスン電子、ギャラクシーノート7生産終了 株8%下落、時価総額1.7兆円縮小

韓国経済、サムスン電子、ギャラクシーノート7生産終了 株8%下落、時価総額1.7兆円縮小

記事要約:もうこれは「ギャラクシー・ショック」と名付けてもいいぐらいだろう。昨日のギャラクシーノート7の生産停止・販売停止から7.5%ほど株価が下落していたわけだが、その時価総額は1.7兆円縮小したようだ。8%下がるだけで1.7兆円が消えるのは凄いと思うのだが、これまだ始まりに過ぎないのだ。今日も楽しくサムスン電子の株価をウォッチできる。さて、今日の展開は二通り考えられる。まずは5年間のチャートを見てほしい。

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前者はサムスン電子の株価がさらに急落する。後者は韓国政府のKOSPI支援、サムスン電子の自社株買いでサムスン電子の株を維持しようとすること。管理人的には2000以下にしたくないと思うので今日の動きは後者だと予想している。

しかし、サムスン電子はスマホで80%の利益を稼いでいたのでそれの販売が中断としたとなれば、家電やDRAMを頑張ってもせいぜい30%まで上昇すればいいぐらいだろう。どう考えてもスマホの穴を埋めるようなことは難しい。だから、業績予想では7兆8000億ウォンの営業利益を見こんでいたのが、3兆ウォン~4兆ウォンの超下方修正になってもおかしくはない。なら、現在の株価を維持できるわけがないんだよな。仮にこれだけの営業利益になるとすれば、株価は3割ぐらい落ちて適正価格といったところだ。

大体2012年シーズンの1,200,000.00KRWぐらいだろうか。この辺りの基準とすればまだまだサムスン電子の株価は高い。しかし、これだけ下げればKOSPI2000の維持はまずできない。そうなってくると韓国政府は買い支えに走らないといけない。年金でも溶かすんだろうか。

KOSPI2000と何度も述べているが韓国経済のバロメーターとなる数値である。2000より上なら韓国経済は好調。これを下回れば不調であることがわかる。これは初心者さんでもわかりやすい見方だと思うので韓国経済の今はどうかとみるときに目安にしてほしい。それだけKOSPI2000というのは心理的な壁として存在する。

せっかく米国の利上げ延期で韓国はなんとか助かっていたのに韓国のサムスン電子に危険信号が灯った。サムスン電子が転ければ韓国経済には致命的なダメージが来る。KOSPI2000以下になるだけでも、投資家にとってはマイナス材料だよな。しかし、スマホ1つで国が傾きかけているというのは実に興味深いな。これもサムスン電子を超優遇してきた韓国政府の自業自得ともいえる。一時期は韓国はサムスンの奴隷、サムスン帝国とまで呼ばれたのだが、今回の一件で雲行きが怪しくなってきた。

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韓国経済、サムスン電子、ギャラクシーノート7生産終了 株8%下落、時価総額1.7兆円縮小

韓国のサムスン電子は11日、過熱・発火問題に揺れる主力スマートフォン「ギャラクシーノート7」の生産を終了するとの声明を発表した。同社にとって深刻な頭痛の種となっているスマホ機種を葬り去る、思い切った措置を講じた。

サムスンはついに、米ホリデーシーズンに向けてアップルのアイフォーンや他社製品と競うはずの主力製品から撤退した。同社広報担当者は電話取材に対し、ノート7の「販売と製造を恒久的に中止する」と述べた。

同日のソウル市場では、同社による小売店へのノート7の販売・交換停止依頼が報道されると同社株価は急落した。その後、「ノート7の販売の一時中断」を公表するとさらに株価は下がり、2008年以降で最大の下げとなる前日比8%安で終了。これに伴い、時価総額は170億ドル(1兆7668億円)縮小した。

ノート7の発火事故の原因究明を進めていたサムスンは、ユーザーに対して新たな指示が出るまで電源を切り、使用を控えるよう呼び掛けた。米消費者製品安全委員会(CPSC)もさらなる過熱事故の懸念があるため、消費者はノート7の使用を中止すべきだと表明。エリオット委員長は、「サムスンが小売店に対しノート7の販売および交換を全て停止したことは正しい措置だ」と評価していた。

サムスンは8月にノート7を発売したが発火事故が相次ぎ、販売済みの250万台をリコール(回収・無償修理)。その後、安全と考えていた交換品に関しても、米サウスウエスト航空機内で発火が起き、サムスンは現在、調査を進めている。同社は11日、消費者製品当局と協力していると発表していた。

また韓国産業通商資源省の国家技術標準院もノート7の欠陥の可能性を確認したとして、サムスンに対し同製品の販売・交換の停止を求めていた。米AT&Tや米TモバイルUS、豪テルストラなど大手通信事業者はノート7の販売中止を決定。世界の航空会社の大半も機内での電話使用を禁止していた。(ブルームバーグ Sohee Kim、Yoolim Lee)

(http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161012/mcb1610120500004-n1.htm)